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 amazon prime注目作一覧 


投稿要綱

 『amazon prime』にて観た注目作(映画)の内容以下に記します。
 『amazon prime注目作』の投稿要綱は、左の『amazon prime』マークをクリックしてください。


【映画タイトル】冒険者たち 推薦人:遠藤(会員)(A-425) (P-851)
  冒険者たちを観た。
 『冒険者たち』は、1967年のフランス・イタリアの冒険映画。ロベール・アンリコ監督。アラン・ドロン、リノ・ヴァンチュラ主演。

 パイロットのマヌー(アラン・ドロン)と、カーエンジニアのローラン(リノ・バンチュラ)は、性格は真逆ながら実の兄弟のように仲が良かった。マヌーはパリにある飛行クラブの教官であり、ハンサムな外見とは裏腹に、向こう見ずな命知らずだった。
 ローランはパリ郊外の廃車置場に奇妙な仕事場を構え、レーシングカーエンジンの開発に携わっていた。そしてローランの仕事場に、彫刻用の鉄くずを求めてやってきた駆け出しアーティストのレティシア(ジョアンナ・シムカス)の三人に奇妙な関係が始まった。
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【映画タイトル】スティルウォーター(トム・マッカーシー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-424) (P-850)
 『スティルウォーター』は、2021年のアメリカ合衆国の犯罪ドラマ映画。トム・マッカーシーが監督した作品で、出演はマット・デイモン、カミーユ・コッタン、アビゲイル・ブレスリンなど。

 アメリカのオクラホマ州スティルウォーターに住むビル・ベイカー(マット・デイモン)は、石油掘削作業員だったが、油田の閉鎖に伴い解雇され失業。ドラッグやアルコールで荒んだ生活を送ってきたため、現在は過ちを償うべくハリケーンの後始末などの作業員として日銭を稼ぎながら細々と暮らしていた。
 ビルには幼いころから疎遠になっていたアリソン(アビゲイル・ブレスリン)というひとり娘がいた。娘と会うために遥か遠くフランスのマルセイユを定期的に訪れていた。
この街に留学していたアリソンは、ガールフレンドのリナを殺害した罪で9年の実刑判決を受け、すでに5年服役中。しかしアリソンは無実を訴え続けていた。
 ビルはまたいつものようにマルセイユを訪れ面会に向かうと、アリソンから真犯人に関する情報が書かれた手紙を渡される。ルパルク弁護士(アンヌ・ル・ニ)に渡すよう託されたビルだったが、苦労してようやく捕まえたルパルクは、まともに取り合ってくれない。
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【映画タイトル】アキラとあきら(ドラマ)全9話 推薦人:遠藤(会員)(A-422) (P-849)
 アキラとあきら(ドラマ)全9話を観た。
 池井戸潤の同名小説を原作発売に合わせ最速でドラマ化。全9話で制作。スリリングな展開と重厚な人間ドラマが持ち味の池井戸作品をじっくりと味わえる。
 彬役には向井理、瑛役には斎藤工。

第1話
 池井戸潤の最新作を向井理と斎藤工のW主演で映像化。メガバンクである産業中央銀行の新人研修で、階堂彬(向井)と山崎瑛(斎藤)は相対する。研修の最終行程は、実践形式の融資プロジェクトで、彬は誰も想像のつかなかった意表を突いた提案をし周囲の度肝を抜く。一方、瑛は全く動揺せず、彬の策を見破る。

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【映画タイトル】グランド・ジョー(デヴィッド・ゴードン・グリーン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-419) (P-840)
 48歳のジョー(ニコラス・ケイジ)はアメリカ南部で黒人労働者を集めて木を枯らす仕事の仕切り役をしている。昔はワルで服役経験もあったが仲間の信頼は厚く、今は飼い犬のフェイスと比較的静かに暮らしていた。 ある日ジョーの仕事場にゲイリー(タイ・シュリダン)という少年が働かせて欲しいと頼みに来る。ゲイリーの父親ウェイド(ゲイリー・ポールター)は仕事もせずに飲んだくれ、家族に暴力を振るう最低の親で、母親と妹のためにゲイリーが働く必要があった。ジョーは深い事情は一切聞かず、ゲイリーを雇ってやる。
 ジョーは以前バーでトラブルとなったウィリーに肩を撃たれ怪我をする。ゲイリーは橋の上でウィリーに声をかけ、いきなり殴りかかってきたウィリーを殴り返す。執念深いウィリーに目をつけられることは、とても危険なことだった。
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【映画タイトル】L.A.コンフィデンシャル(カーティス・ハンソン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-418) (P-838)
 『L.A.コンフィデンシャル』は、1990年に発刊されたジェイムズ・エルロイの『L.A.四部作』の第3部である小説、またそれを原作とした1997年公開のアメリカ映画。

 舞台は、1950年代のロサンゼルス。マフィアの幹部ミッキー・コーエンの逮捕をきっかけに、血みどろの抗争が繰り広げられていた。
 1950年代のアメリカ、ロサンゼルス。LA市警はマフィアのボス、コーエンを”脱税”というおよそそぐわない罪状で逮捕し、街のイメージを一新しようとしていた。
 しかし、そんな警察内部も犯人逮捕に際して暴力や捏造、賄賂が暗黙の了解で横行、殺人課のバド(ラッセル・クロウ)は女性に暴力を振るう輩を容赦なくぶちのめすし、麻薬課のジャック(ケヴィン・スペイシー)はゴシップ誌の記者シド(ダニー・デヴィート)と組んで有名人の逮捕劇を華々しく飾っていた。
 クリスマスイブの夜、署でのパーティー用に酒を調達しようと酒屋に立ち寄ったバドは、そこで美しい女性リン(キム・ベイシンガー)に出会い、思わず声をかける。外に出た彼は停まっていた車の中に顔を怪我した様子の女性がいるのに気づくと、暴力を疑い運転手を引きずりだす。
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【映画タイトル】ムーンライト(バリー・ジェンキンス 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-417) (P-837)
 ムーンライトを観た。
 『ムーンライト』は、2016年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画。タレル・アルヴィン・マクレイニーによる "In Moonlight Black Boys Look Blue" を原案としており、監督はバリー・ジェンキンスが務めた。出演者は、トレヴァンテ・ローズ、アンドレ・ホランド、ジャネール・モネイ、アシュトン・サンダース、ナオミ・ハリス、マハーシャラ・アリほか。

 第74回ゴールデングローブ賞では映画部門 作品賞 (ドラマ部門)を獲得したほか、5部門にノミネートされた。同年の第89回アカデミー賞では8部門でノミネートを受け、作品賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、脚色賞を受賞している。

1. リトル
 シャロン(アレックス・ヒバート)は、「リトル」という渾名を付けられた、恥ずかしがり屋で引っ込み思案の男の子である。彼はいじめっ子たちから隠れているところを、キューバ人のクラック・コカイン売人であるフアン(マハーシャラ・アリ)に見つけられ、フアンはシャロンを、自分とガールフレンドのテレサ(ジャネール・モネイ)が暮らす家へ連れて行く。夕食と一夜の宿を許された後、シャロンは心を開くようになる。翌朝フアンは、感情的で虐待する母ポーラ(ナオミ・ハリス)の元へシャロンを送り返す。
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【映画タイトル】サムライ(ジャン=ピエール・メルヴィル 監督) 推薦人:山口(会員)(A-416) (P-836)
 『サムライ』1967年フランス 原題/Le Samurai監督/ジャン=ピエール・メルヴィル
 アラン・ドロン主演のフレンチ・ノワールの傑作。薄汚れたこの時代のパリが、ある意味たまらなく美しい。
 冒頭、『武士道』からの引用「侍ほど深い孤独の中にいる者はいない。おそらくそれは密林の虎以上だ」の文言が流れる。サムライを意識させるのはここだけ。殺風景な部屋に一羽の小鳥の声だけが聴こえる。誰もいないのかと思ったらベッドから細い煙が。横たわっていたアラン・ドロンが煙草をくゆらせていたのだ。孤独な殺し屋の、つかの間の休息を感じさせる長い印象的なオープニング。
 そして「仕事」に出かける前に身支度を整えるドロンの所作の美しさ。スーツの上にベージュのトレンチ・コートを羽織りベルトをキュッと結び、グレーの中折れ帽を目深にかぶって、つばの淵を手でシュッと一回なぞる。これがサムライの凛とした身支度と重なるのだろうか、映像的にパルフェ!完璧だ。
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【映画タイトル】フラッド(ミカエル・ソロモン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-415) (P-833)
 『フラッド』は、1998年制作のアメリカ映画。

 ハンディ・バークの町。降り続く雨によりダムの放水が続き、そのせいで浸水が始まり、保安官のマイク(ランディ・クエイド)が陣頭指揮をとって住人達を避難させていた。
 現金輸送車に乗るチャーリー(エドワード・アズナー)とトム(クリスチャン・スレーター)は、銀行からの300万ドルを積んで走っていたが、浸水で見えない道で深みにはまってエンジンが止まる。水位がどんどん上がるのを見て、チャーリーが救助を呼ぶため無線連絡する。
しばらくして4WD車が近づいてきます。救助と思ったトムだったが、乗っていたのはジム(モーガン・フリーマン)やケニーたちで、現金輸送車の金を狙っていた。チャーリーは「救助要請の無線を傍受してきたらしい」と言った時、ケニーが発砲しチャーリーに命中する。
慌てたジムはケニーを制止し、「オレ達は金さえあればいい、人殺しはしたくない」と叫ぶ。するとトムは、金の入ったバッグを車から出し、行方をくらます。ジムは近くのボートショップを襲い、水上バイクとボートを奪ってトムを探し始める。
 ビルに逃げ込んだトムは、ケニーらの水上バイクに追い詰められるが、途中でバイクを奪いビルから逃げ出し、教会に逃げ込む。しかし教会で何者かに一撃を食らい、目覚めると留置場にいた。
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【映画タイトル】とんび(瀬々敬久 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-414) (P-832)
 1962年(昭和37年)、瀬戸内海に面した広島県備後市。日本一不器用な男、“ヤス”こと市川安男(阿部寛)と妻・美佐子(麻生久美子)との間に息子・旭(アキラ)が産まれた。幼い頃に両親と離別したヤスにとって新たな家族の誕生は何よりも待ち望んだことだった。
 ところが、幸せな日々も長くは続かなかった。アキラが3歳になった頃、美佐子はアキラを連れてヤスが働く瀬戸内通運の仕事場を訪れたが、アキラと美佐子の頭上から大量の荷物が落ちてくる。美佐子はアキラを庇って荷物の下敷きになり、そのまま命を落としてしまう。
 突然愛妻に先立たれたヤスは男手ひとつでアキラを育てていかねばならなかった。それでもヤスには助けてくれる近所の人々や友人、職場の人々たちがいた。ヤスの幼馴染で町の寺・薬師院の住職・照雲(安田顕)とその妻・幸恵(大島優子)、照雲の父・海雲和尚(麿赤兒)、行きつけの近所の小料理屋「夕なぎ」の女将・たえ子(薬師丸ひろ子)などだった。
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【映画タイトル】ロバート・デ・ニーロ(タクシードライバー・レイジング・ブル・レナードの朝) ( マーティン・スコセッシ 監督他) 推薦人:阿王(会員)(A-412) (P-831)
 少し前に発表でロバート・デ・ニーロ「マイ・インターン」を取り上げたさい、マイ・インターンはロバート・デ・ニーロの無駄遣いだ、との会員のかたからのご意見があったので、ロバート・デ・ニーロの作品を観ることにした。
 私自身が繰り返し見ているのは、「恋におちて」と「ニューヨークニューヨーク」で、若きメリル・ストリープとの共演の不倫の恋を描いた「恋におちて」、また、大好きな女優ライザ・ミネリのミュージカルが散りばめられた「ニューヨークニューヨーク」は、いい意味でロバート・デ・ニーロは主役の女優の明るさや美しさ、艶やかさを引き立てるスパイスのようであり、また、ロバート・デ・ニーロらしくはない、作品である。

 さて、お盆休み中の今回見たのは、「タクシードライバー」(初めて)「レイジング・ブル」(二回目)「レナードの朝」(二回目)の3作品である。
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【映画タイトル】ザ・ゲスト ( アダム・ウィンガード 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-411) (P-830)
 ザ・ゲストを観た。
『ザ・ゲスト』は、2014年のアメリカ合衆国の映画のスリラー映画。監督はアダム・ウィンガード、出演はダン・スティーヴンスとマイカ・モンローなど。

 ピーターソン一家は、戦争で長男ケイレブを失い、その悲しみから立ち直れずにいた。ハロウィンが近づく中、そんな彼らの家に、デヴィッドと名乗る青年(ダン・スティーヴンス)が訪ねてくる。彼は、ケイレブと同じ部隊に所属していた親友で、ケイレブが遺した言葉を伝えるためにやって来たのだという。礼儀正しく人柄の良さそうなデヴィッドを気に入ったピーターソン一家は、彼をしばらく家に滞在させることにする。
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【映画タイトル】ザ・エージェント ( キャメロン・クロウ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-410) (P-829)
 ザ・エージェントを観た。
 『ザ・エージェント』は、1996年に公開されたアメリカ映画。
監督と脚本をキャメロン・クロウが担当。トム・クルーズが主演した。

 ジェリー(トム・クルーズ)は、全米一のスポーツ・エージェント会社SMIに所属する敏腕スポーツ・エージェントである。華やかなアスリートのシビアな現状を改革するため、ジェリーはアスリートと真摯に向き合うことを盛り込んだ提案書を会社に提出するがクビになってしまう。自分の意見に賛同してくれた同僚で、幼い息子を抱えるシングルマザーのドロシー(レネー・ゼルウィガー)と独立したジェリーのクライアントは、アメフト中堅選手のロッド(キューバ・グッディング・Jr)だけとなる。
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【映画タイトル】ムーンフォール ( ローランド・エメリッヒ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-409) (P-828)
 ムーンフォールを観た。
 『ムーンフォール』は、2022年のアメリカ合衆国のSFアクション・ディザスター・スリラー映画。監督はローランド・エメリッヒ、出演はハル・ベリー、パトリック・ウィルソン、ジョン・ブラッドリー、チャーリー・プラマー、マイケル・ペーニャ、ドナルド・サザーランドなど。

 2011年、ジョー・ファウラー、ブライアン・ハーパー、マーカスの3人の宇宙飛行士はスペースシャトルで衛星の修理中に黒い無数の物体の群れに襲われ、マーカスは死にファウラーは意識を失う。ハーパー(パトリック・ウィルソン)はシャトルを操縦して地球に戻る。だがNASAはハーパーの話を信じず、事故は人為的なミスと見なされ、ハーパーはNASAを解雇される。
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【映画タイトル】フライト・クルー ( ニコライ・レベデフ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-408) (P-827)
 フライト・クルーを観た。
 『フライト・クルー』は、2016年4月21日に公開されたロシアの航空スペクタクル・パニック映画。監督はニコライ・レベデフ、主演はウラジミール・マシコフ、ダニーラ・コズロフスキー、アグネ・グルダイトらが務めている。

 軍のパイロットをしていたアレクセイ(ダニーラ・コズロフスキー)は正義感が強く、上官に無理やり積まされたプレゼント用の新車を、積載オーバーで正常な操縦が出来ないと機長命令で上空から落とす。これによって退役させられたアレクセイは民間の航空会社のパイロットの試験を受ける。

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【映画タイトル】スペシャルズ!~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話〜 ( オリヴィエ・ナカシュ、エリック・トレダノトニー・スコット 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-407) (P-826)
 スペシャルズ!~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話〜を観た。
 『スペシャルズ! 〜政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話〜』は2019年のフランスのコメディドラマ映画。 監督・脚本はオリヴィエ・ナカシュとエリック・トレダノ、出演はヴァンサン・カッセルとレダ・カテブなど。 実話をもとに、無認可や赤字経営の問題を抱えながらも、自閉症の子どもたちのために尽力する2人の男の奮闘を描いている。

 ブリュノ・アロシュ(ヴァンサン・カッセル)は自閉症の子供や青少年をケアする団体「正義の声」の主宰者である。
 ある日、ブリュノはとある駅から連絡を受け、駅へと向かう。「正義の声」で面倒を見ている自閉症の青年ジョゼフ・デュボワ(バンジャマン・ルシュール)が通勤ラッシュの最中に電車の非常ベルを鳴らしてしまったというのである。
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【映画タイトル】サブウェイ123 激突 ( トニー・スコット 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-406) (P-825)
  サブウェイ123 激突を観た。  『サブウェイ123 激突』は、2009年のアメリカ映画。ジョン・ゴーディの小説『サブウェイ・パニック』を原作としており、1974年版、1998年版に続いて3回目の映画化となる。
 ニューヨークの地下鉄は今日も忙しく様々な事案が発生し、その報告を指令室が受けて捌き、通常の運行が続けられていた。しかし、その運行中の地下鉄の内、ぺラム123便に怪しげな男達が次々と乗り込み、午後2時過ぎ、彼等はその地下鉄をハイジャックする。指令室で懲罰的に主任席についているカービー(デンゼル・ワシントン)だったが、まだ123便の異変には気付いていなかった。
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【映画タイトル】パーフェクト・ゲッタウェイ ( デヴィッド・トゥーヒー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-405) (P-824)
 パーフェクト・ゲッタウェイを観た。
 『パーフェクト・ゲッタウェイ』は、2009年のアメリカ映画。

 結婚式の映像が流れている。脚本家のクリフ(スティーヴ・ザーン)とシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は新婚旅行でハワイのカウアイ島に来ている。そこから二日間かけて美しいビーチに行くためにこれからトレッキングをはじめる予定だ。途中、ヒッチハイカーのクレオ(マーリー・シェルトン)とケイル(クリス・ヘムズワース)の二人のカップルに、車に乗せてほしいと求められる。クリフは怪しい格好の姿のケイルに不安を抱きやんわり断り、その後許可するものの、機嫌を損ねたケイルは乗らなかった。
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【映画タイトル】Swallow/スワロウ( カーロ・ミラベラ=デイヴィス 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-404) (P-822)
 Swallow/スワロウを観た。
『Swallow/スワロウ』は2019年のアメリカ合衆国・フランスのスリラー映画。カーロ・ミラベラ=デイヴィスの単独長編映画監督デビュー作で、出演はヘイリー・ベネットとオースティン・ストウェルなど。食べ物以外の物体をのみ込み続ける「異食症」となった新婚の妊婦を描いている。
 ニューヨーク。ブルーカラーの家で生まれ育ったハンター(ヘイリー・ベネット)は、大企業の御曹司(リッチー(オースティン・ストウェル))と結婚し玉の輿に乗った。最初のうちこそ、ハンターはハドソン川沿いの豪邸での優雅な暮らしを楽しんでいたが、夫から対等な個人として扱われることはなかった。抑圧の中で生きていたハンターだったが、ある日、ビー玉を食べたいという衝動に駆られ、勢い任せに呑み込んでしまった。呑み込んだ瞬間、ハンターは今までにないほどの充実感を味わった。その後、ハンターは画鋲やバッテリーのようなものまで食べるようになり、嚥下後の充実感にますますハマっていくのだった。
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【映画タイトル】キーパー ある兵士の奇跡 ( マルクス・H・ローゼンミュラー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-403) (P-821)
 キーパー ある兵士の奇跡を観た。
 『キーパー ある兵士の奇跡』は、2018年のイギリス・ドイツの伝記映画。監督はマルクス・H・ローゼンミュラー、出演はダフィット・クロスとフレイア・メイヴァーなど。
 元ドイツ兵の身分からマンチェスター・シティFCのサッカー選手に転身し、その後イギリスの国民的英雄となったバート・トラウトマンの実話を基にしている。

 1945年。第二次世界大戦の前線で戦っていたナチス兵バート・トラウトマン(ダフィット・クロス)は連合国の捕虜として、イギリスのランカシャー収容所に送りこまれた。ほどなくして終戦を迎えるが、降伏したドイツ兵はすぐ帰国することはできず、しばらくは過酷な労働を強いられていた。
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【映画タイトル】パチンコ(PACHINKO)7.8話 ( コゴナダ、ジャスティン・チョン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-402) (P-819)
 ■若き日のハンス(イ・ミンホ)-1923年横浜
 数学が得意だった青年コ・ハンスは、金持ちのアメリカ人の息子アンドリュー・ホームズ(ジミー・ベネット)の数学の家庭教師をしていた。
 母親を早くに亡くしたハンスにとって、父コ・ジョンヨル(チョン・ウンイン)が全てだった。
 賢いハンスに大きな夢を抱いていたジョンヨルは、ハンスがこの境遇から脱出することを願いつつ、ヤクザの親分良一(山口崇)の事務所で経理をしたり、賭博場で働いたりして生計を立てていた。
 そのため、ジョンヨルは良一(山口崇)から、ハンスを雇いたいと言う申し出を受けたとき、ホームズ家での家庭教師を理由にして断った。
さらにホームズ家の使い走りをするハンスに、雑用を辞めて家庭教師に専念するよう忠告した。
 わずかばかりのお小遣いを得るために働いて、自分のように社会の底辺で暮らしてほしくはなかったからだった。
 しかし、お使いを通してアメリカ社会を観察することが楽しかったハンスは、ホームズ家の使い走りを止めなかった。
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【映画タイトル】パチンコ(PACHINKO)5.6話 ( コゴナダ、ジャスティン・チョン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-401) (P-818)
 ■大阪に到着するソンジャとイサク(ノ・サンヒョン)(1931)
 過密な船での苦難な旅を終えて日本にたどり着いたソンジャ(キム・ミンハ)とイサクは、大阪駅で、イサクの兄ヨセフ(ハン・ジュヌ)に迎えられた。
ソンジャは、挨拶をしたあとヨセフがイサクがお腹の大きい妻を連れてきたことに衝撃を受けたと言うのを聞いて恥ずかしくなると、二人の兄弟が話している間中黙っていた。
 駅から市内電車に乗ったイサクとソンジャは、にぎやかな街並みを見て未来を見ているようだと感銘を受けた。
その後、在日コリアンの町生野(イクノ)に着くと、ヨセフは豚を道端で飼っているような悲惨な生活環境で犯罪率も高い地域だが、仕事もなく飢えている人が多い中、菓子工場の監督をしている自分の暮らしぶりはマシな方だと話した。
ヨセフがスパイがいるので言動に気をつけるように警告すると、ソンジャはここでも恐怖に怯える生活になるのかと不安を感じた。
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【映画タイトル】パチンコ(PACHINKO)3.4話 ( コゴナダ、ジャスティン・チョン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-400) (P-817)
 ■ハンス(イ・ミンホ)の本心(1924)
 ハンスがいなくなって一週間が経ち、魚市場では全てが混乱していた。
 そして、ハンスの子供を妊娠していることがわかったソンジャ(キム・ミンハ)も、心に重くのしかかる秘密に苦しみながら、孤独な日々を過ごしていた。 ハンスが大阪へ戻ってしまいもうここには来ないという噂も出ていた。
そんな中、ハンスが帰って来て、ソンジャは大喜びだった。
 雨が降りしきる中、コ・ハンスはお詫びの品だと言い、美しい懐中時計を渡し、時間の読み方を教えてやると約束した。
ソンジャが子供を授かったことを話すと、ハンスはソンジャを抱きしめて男の子が産まれると喜んだ。
娘でも可愛がってくれるかどうかを尋ねるソンジャに、ソンジャに似た賢い娘が欲しいと答えた。
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【映画タイトル】パチンコ(PACHINKO)1.2話 ( コゴナダ、ジャスティン・チョン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-399) (P-816)
パチンコ(PACHINKO)を観た。
『パチンコ(PACHINKO)』は、マンハッタンを拠点とする作家・ジャーナリストのミン・ジン・リーによる同名の小説に基づいてスー・ヒューが制作したアメリカのドラマテレビシリーズ。シリーズはコゴナダとジャスティン・チョンが監督し、ユン・ヨジョン、イ・ミンホ、キム・ミンハ、ジン・ハが主演。2022年3月25日にApple TV+で初公開された。

■はみだし者の誕生
 1910年、日本は領土拡大のために大韓帝国を植民地化した。その結果、多くの韓国人が生活の糧を失い海外に移住せざるを得なかった。
しかし、この植民地支配下の苦難を耐え忍ぶ人々や家族がいた。ある家族も数世代に渡り苦難に耐えた。
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【映画タイトル】前科者 ( 岸善幸 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-398) (P-815)
 前科者を観た。
 保護司をしている阿川佳代(有村架純)。保護司の仕事は基本的に報酬がないため、保護司としての仕事の傍らコンビニで働いている。
佳代は勤務の合間に保護観察中の村上を訪ね、無断欠勤した保護観察中の村上に会社に行くように頼む。
 半年前に佳代が担当になった工藤(森田剛)、勤務態度は良く勤務先の社長も更生期間が終われば正社員として雇っても良いと話す。
10歳のときに母親を義理の父に殺されてしまった工藤。その後、弟と共に施設を転々とする。施設を出て就職した工藤だったが、先輩からの激しいいじめに遭い、先輩を殺してしまう。
 工藤に優しく接してきた佳代は工藤との信頼を深め、月2回の面談も無難にこなし、保護観察期間が終わったらお祝いにラーメンを食べようと約束し、工藤の最後の面談を迎えようとしていた。

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【映画タイトル】バリー・シール/アメリカをはめた男 ( ダグ・リーマン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-397) (P-814)
  バリー・シール/アメリカをはめた男を観た。
 『バリー・シール/アメリカをはめた男』は、2017年のアメリカ合衆国の伝記犯罪映画。監督はダグ・リーマン、主演はトム・クルーズ。パイロットとしてCIAの仕事をしながら、麻薬の運び屋でもあった実在の人物バリー・シールの実話をもとにしたフィクションである。

 1970年代後半、バリー・シール(トム・クルーズ)は大手航空会社TWAでパイロットとして働いていた。シールの若くして機長に昇進した腕前は一級品かつ裏で検査が緩い立場を利用して密輸に手を染めていた事で、CIAからも注目されるようになった。
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【映画タイトル】トップガン ( トニー・スコット 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-396) (P-813)
 トップガンを観た。
 『トップガン』は、1986年のアメリカのアクションドラマ映画。監督はトニー・スコット。主演は、トム・クルーズ、ケリー・マクギリス、ヴァル・キルマー、アンソニー・エドワーズ、トム・スケリット。クルーズが演じるのは、空母エンタープライズに乗船する若き海軍飛行士ピート・“マーベリック”・ミッチェル大尉。

 製作にはアメリカ海軍が全面協力し、ミラマー海軍航空基地や空母「レンジャー」内で撮影が行われた。
 ピート・ミッチェル(コールサイン:マーヴェリック)(トム・クルーズ)はアメリカ海軍の艦上戦闘機・F-14のパイロット。秘匿事項とされた父親デューク・ミッチェルの謎の死の影を引きずり、野生の勘を頼りに無鉄砲で型破りな操縦を行うパイロットである。
天才的な直観力と技量を持つ彼は、自らとは全く対照的な心優しく陽気な性格のレーダー要員グース(アンソニー・エドワーズ)を相棒として、クーガー/マーリン組が乗り込む僚機と共に、インド洋上で国籍不明のMiG-28と空中戦に陥った。
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【映画タイトル】東京物語 ( 小津安二郎 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-395) (P-811)
 東京物語を観た。
 『東京物語』は、1953年に公開された日本映画である。監督は小津安二郎、主演は笠智衆と原節子。『晩春』(1949年)、『麦秋』(1951年)、『東京物語』(1953年)で原節子が演じたヒロインはすべて「紀子」という名前であり、この3作品をまとめて「紀子三部作」と呼ぶことがある。

 尾道に暮らす周吉(笠智衆)と妻のとみ(東山千栄子)は、小学校教師をしている次女の京子(香川京子)に留守を頼み、東京にでかける。ふたりは下町で小さな医院を開業している長男の幸一(山村聡)の家に泊めてもらうが、東京見物に出ようとしたところで急患が入り、結局でかけることができない。 その後、やはり下町で美容院を営む志げ(杉村春子)の家に移るが、志げも夫(中村伸郎)も忙しく、両親はどこにも出かけられぬまま二階で無為に過ごしている。志げは、戦死した次男の妻の紀子(原節子)に一日両親の面倒を見てくれるよう頼む。紀子はわざわざ仕事を休んでふたりを東京の観光名所に連れて行き、夜は彼女の小さなアパートで精一杯のもてなしをする。
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【映画タイトル】ザ・インタープリター ( シドニー・ポラック 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-394) (P-810)
 ザ・インタープリターを観た。
 『ザ・インタープリター』はシドニー・ポラック監督によるニコール・キッドマン及びショーン・ペン主演、2005年製作アメリカ・ドラマ/社会派のサスペンス映画である。

 アフリカ・マトボ。エドモンド・ズワーニを褒めたえ、歓迎しようという看板が出ている砂埃が待っている道路。荷物を頭に乗せて運ぶ女性達と車が並走している。
 車で死亡確認を見ているサイモンたち。車がたどり着いた先でカメラマンのフィリップは出ないように指示をされる。
男達が入っていった先はかつてサッカー場だったような建物。中には子供達が3人いて、2人に死体が見たいかと話し、頷いた2人を死体のもとへ案内する。すると突然、誰か来たと大声がし、外にとびだすと子供達に銃で撃たれてしまう。子供は先生から伝言だ、良い1日をと告げる。
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【映画タイトル】プロミシング・ヤング・ウーマン ( エメラルド・フェネル 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-393) (P-809)
 プロミシング・ヤング・ウーマンを観た。
 『プロミシング・ヤング・ウーマン』は2020年のアメリカ合衆国のスリラー映画。監督はエメラルド・フェネル監督の長編デビュー作で、出演はキャリー・マリガンとボー・バーナムなど。

 とあるバーで飲む男3人組の視線の先には泥酔した様子の女性、キャシー(キャリー・マリガン)。自分で誘っている自覚があるのか、自業自得だと言いながら3人組の一人がキャシーに声をかける。
 タクシーに乗って近くまで送ると言った男だったが、途中で目的地を変え、自分の家にキャシーを招き入れる。
下心を隠さず、泥酔しているキャシーに酒を飲ませ、ベッドに押し倒す。行為の及ぼうとした瞬間キャシーは目を覚まし、低い声で「何をしている?」と男に聞く。
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【映画タイトル】スキャナーズ ( デヴィッド・クローネンバーグ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-392) (P-802)
 スキャナーズを観た。
 『スキャナーズ』は、1981年のカナダの映画。 デヴィッド・クローネンバーグ監督・脚本によって超能力者達の闘いを描いた SFホラー映画である。

 無口な放浪者ベイル(スティーヴン・ラック)は、ある日ショッピングセンターで客の食べ残したハンバーガーを食べているところを婦人客に蔑まれ、悪意の目で彼女を睨んだ。すると、女性はもがき苦しみだし卒倒してしまう。その場でベイルはコート姿の男達に麻酔銃を撃たれて捕まり、ある施設のベッドで目を覚ます。
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【映画タイトル】ザ・サークル ( ジェームズ・ポンソルト 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-391) (P-801)
 ザ・サークルを観た。
 『ザ・サークル』は、2017年にアメリカ合衆国で公開されたスリラー映画である。監督はジェームズ・ポンソルト、主演はエマ・ワトソンとトム・ハンクスが務めた。

 メイ・ホランド(エマ・ワトソン)は友人アニー・アラートン(カレン・ギラン)の仲介により、『True You』という画期的なSNSを開発した世界一のSNS企業“サークル”への転職に成功する。メイの入社から約1週間後、CEOのイーモン・ベイリー(トム・ハンクス)が新たなサービス『SeeChange』を発表した。あらゆる場所に設置可能な小型カメラの映像を統括する『SeeChange』により、世界中のアカウンタビリティーが向上するとイーモンは主張する。
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【映画タイトル】黄金のアデーレ 名画の帰還 ( サイモン・カーティス 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-390) (P-800)
 黄金のアデーレ 名画の帰還を観た。
『黄金のアデーレ 名画の帰還』は、2015年制作のイギリス・アメリカ合衆国の映画。

 グスタフ・クリムトが描いた「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」(通称:「黄金のアデーレ」)を巡る裁判の顛末をマリア・アルトマンの実体験を基に描いた映画である。
1998年のロサンゼルスで、ルイーゼと言う老女の葬儀が行われていた。彼女の棺にはユダヤ教徒であることを示すダビデの星が飾られていた。葬儀の帰り、ルイーゼの妹マリア・アルトマン(ヘレン・ミレン)は、オーストリアから亡命して以来、家族ぐるみの付き合いがあるバーバラ・シェーンベルクに弁護士の相談をする。彼女の息子ランディ(ライアン・レイノルズ)は若手の弁護士で大手弁護士事務所に就職が決まったばかりだったが、とりあえずマリアの説明を聞く。
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【映画タイトル】mid90s ミッドナインティーズ ( ジョナ・ヒル 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-391) (P-799)
 mid90s ミッドナインティーズを観た。
 1990年代半ばのロサンゼルス。13歳のスティーヴィー(サニー・スリッチ)は暴力的な兄イアン(ルーカス・ヘッジズ)と母ダブニー(キャサリン・ウォーターストン)と3人で暮らしていた。イアンには力で勝てるわけもなく、口うるさい母親からも逃れるために家ではひとりで過ごすことが多かったスティーヴィー。音楽やファッションなどかっこいいものに憧れを抱き、雑誌を眺めて過ごしていた。
 そんなある日、スティーヴィーは街でスケートボードをしている少年たちを見かける。その自由でクールな姿に瞬時に惹きつけられ、やがて彼らが出入りしているスケートボード・ショップに行くようになる。そしてグループのひとり、ルーベン(ジオ・ガリシア)という歳の近い少年に声をかけられ、仲間入りを果たす。
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【映画タイトル】パブリック・エネミーズ ( マイケル・マン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-390) (P-798)
 パブリック・エネミーズを観た。
 『パブリック・エネミーズ』は、2009年のアメリカ合衆国の犯罪映画。監督はマイケル・マン、出演はジョニー・デップとクリスチャン・ベールなど。原作はブライアン・バーロウによる、実在の犯罪者ジョン・デリンジャーを主人公としたノンフィクション本である。

 1933年、インディアナ州刑務所で脱獄事件が発生する。計画の首謀者はギャングのジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)で、相棒のレッドとともに数名の仲間を脱獄させ隠れ家へ逃げのびる。
 デリンジャーは警察をバカにして、仲間と何度も銀行強盗を繰り返している有名なギャングで“弱いものいじめはしない”という彼の美学と派手な犯行は大衆の人気を得ていた。
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【映画タイトル】PUSH 光と闇の能力者 ( ポール・マクギガン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-389) (P-797)
 PUSH 光と闇の能力者を観た。
 『PUSH 光と闇の能力者』は、2009年のアメリカ合衆国のSFアクション映画。題名の「PUSH」は、作中での「他人に異なる記憶を押し込む精神操作能力」のことを指す。

 かつてナチスが始めた超能力を持つ兵士の開発研究を、各国の政府がディビジョンと呼ぶ部署を設けて続けている。ディビジョンは市井の超能力者を野生動物のように狩り、使役し、人体実験を行っている。 ニック(クリス・エヴァンス)は10年前に米国ディビジョンに父を殺された過去を持つムーバー能力者で、以来逃亡生活を続け、現在は香港に潜伏している。ニックの父はいつか花を持ってきた少女を助けろ、それが能力者の仲間達を救うことになると言い残して亡くなった。現在のニックの能力は不安定で、街角のサイコロ賭博にも勝てず借金を抱える。
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【映画タイトル】ヒッチャー ( ロバート・ハーモン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-388) (P-796)
 ヒッチャーを観た。
 『ヒッチャー』は、サイコ・サスペンス系のアメリカ合衆国の映画。1986年製作、監督はロバート・ハーモン。

 雨の降る夜、砂漠地帯のフリーウェイ。
 アルバイトで車の長距離陸送をしている青年ジム・ハルジー(C・トーマス・ハウエル)は、一人のヒッチハイカーを拾う。その男(ルトガー・ハウアー)はジョン・ライダーと名乗り、目的地を訊ねても答えず、不遜な態度でジムを脅かす。やがて、自分は先ほどヒッチハイクをした車の持ち主を惨殺し、ジムにも同じことをするつもりだと語ってナイフを突き付けてきた。何が目的なのかと訊ねるジムに、ライダーは「俺を止めてみろ」と答える。
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【映画タイトル】ナイト・ウォッチャー ( マイケル・クリストファー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-386) (P-795)
 ナイト・ウォッチャーを観た。
 『ナイト・ウォッチャー』は2020年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。監督はマイケル・クリストファー、出演はタイ・シェリダン、アナ・デ・アルマス、ジョン・レグイザモなど。

 バート・ブロムリー(タイ・シェリダン)はマーサー・ホテルでフロントとして働いていたが、自閉症スペクトラムを抱えているため、コミュニケーション能力に難があった。バートはホテルの124号室に5台の隠しカメラを仕掛けており、その映像を使ってコミュニケーションのやり方を学んでいた。ある日の夜勤の最中、バートは124号室に宿泊中のカレン(ジャック・グレイ)の様子を眺めていた。
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【映画タイトル】Mr.ノーバディ ( イリヤ・ナイシュラー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-385) (P-794)
 Mr.ノーバディを観た。
 『Mr.ノーバディ』は、2021年のアメリカ合衆国のアクション・スリラー映画。監督はイリヤ・ナイシュラー、出演はボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン、RZA、クリストファー・ロイド、アレクセイ・セレブリャコフなど。

 金型工場で会計士を務めるハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)は、妻には距離を置かれ、息子からも尊敬されないものの、娘を含めた4人家族で営々と普通の生活を送る平凡な男だった。
 ある夜、男女2人組の強盗がハッチの家に侵入した。彼はチャンスがあったにも関わらず反撃を躊躇し、2人を取り逃がしてしまう。
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【映画タイトル】鑑定士と顔のない依頼人 (  ジュゼッペ・トルナトーレ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-384) (P-793)
 鑑定士と顔の無い依頼人を観た。
 『鑑定士と顔のない依頼人』は、ジュゼッペ・トルナトーレ監督による2013年のイタリアの恋愛・ミステリ映画である。ジェフリー・ラッシュ、ジム・スタージェス、ドナルド・サザーランドが出演した。

 ヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)は美術鑑定士として成功を収めていた。だが、女性と接するのが非常に苦手で、女性を目の前にすると気分が悪くなる為、隠し部屋に大量の女性の肖像画を飾り鑑賞するという奇妙な性癖を持っていた。ヴァージルは女性の肖像画は自身が開催するオークションでビリー(ドナルド・サザーランド)と共謀し、格安で落札していたのだった。ビリーはかつては画家を目指していたのだが、ヴァージルに才能がないと一蹴され、諦めていた。
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【映画タイトル】ライリー・ノース -復讐の女神- ( ピエール・モレル 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-383) (P-790)
 ライリー・ノース -復讐の女神-を観た。
 5年前。娘・カーリーの誕生日会を控えたライリー・ノース(ジェニファー・ガーナ―)は、上司から残業を命じられる。
 意地悪なママ友の策略だと知ったライリーは、家族全員でクリスマスの飾り付けがされた遊園地へ行き、外食しようと提案。
 その光景をじっと見つめる麻薬カルテルのメンバーを乗せた車がじりじりと近づく。
ライリーはよろけながら側へ来ると、息絶えた娘の服を掴んで絶叫する。
 大怪我を負ったライリーが治療を受ける病室に訪れたカーマイケル刑事(ジョン・ギャラガー・Jr)は、拘束した3人の容疑者を特定できなければ翌日釈放されると話す。
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【映画タイトル】わが名はキケロ ナチス最悪のスパイ ( セルダル・アカル 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-383) (P-790)
 わが名はキケロ ナチス最悪のスパイを観た。
 1918年、当時オスマン帝国の領土だったコソボ。セルビア軍のアルバニア人殺戮が行われる中、少年イリアスは両親と障害を持つ弟アリを殺されるが、敵軍にうまく取り入り、アルバニア人による制圧を成功させた。
 1943年、トルコのアンカラ。第二次世界大戦においてトルコは中立を維持していたが、ドイツ、イギリスなどが味方に引き入れようと画策していた。
イギリス大使館の執事となったイリアス・バズナ(エルダル・ベシクチオール)は、裏でイギリスの情報をナチスドイツに売る仕事をしている。

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【映画タイトル】バンデラス ウクライナの英雄 ( ザザ・ブアヅェ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-382) (P-789)
 バンデラス ウクライナの英雄を観た。
 2014年2月下旬、クリミア半島とウクライナ本土のドンバス地方で起こったウクライナ政府軍と親露派武装勢力にロシアの政府や軍隊が介入した紛争が勃発する。宣戦布告はしていないものの、ウクライナは、ロシアによる親露勢力への支援のための侵略としていたが、ロシアは紛争をウクライナ国民同士の対立であるウクライナ内戦であると主張し、対露制裁を科すなどの措置を取っていた。
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【映画タイトル】ロックアウト ( スティーヴン・セイント・レジャー, ジェームズ・マザー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-381) (P-788)
  『ロックアウト』は、2012年にフランスで製作されたSFアクション映画。

 西暦2079年。凄腕のCIAエージェントであるスノー(ガイ・ピアース)は何者かに嵌められ、CIA局長を殺害したという冤罪で捕まっていた。スノーが懲役30年の実刑を受けることが決まった「MS-1」は、地球から少し離れた宇宙空間に実験的に作られた凶悪犯罪者用の刑務所であり、500人にも及ぶ囚人たちがコールドスリープの技術を用いて収監されている。
 ちょうどその頃、「MS-1」ではアメリカ合衆国大統領の娘エミリー(マギー・グレイス)が、「囚人たちが宇宙開拓の人体実験に利用されている」という疑惑を追及する目的で視察に訪れていた。エミリーは囚人の1人、ハイデル(ジョセフ・ギルガン)と面会するのだが、彼女のSPであるホック(ジャッキー・イド)が無断で持ち込んだ銃を奪われてしまう。自由になったハイデルは囚人たちのコールドスリープを解除し、「MS-1」は囚人たちに占拠され、生き残ったエミリーや所員たちは人質に取られてしまう。
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【映画タイトル】ファースト・マン ( デイミアン・チャゼル 監督) 推薦人:石野(会員)(A-380) (P-787)
 前日に、デイミアン・チャゼル監督のJAZZドラマ映画「セッション」を観て、やはり彼の作品は、探してでも観るべき映画だと思いプライムを検索した。すると先頭に宇宙服のヘルメットを装着したライアン・ゴズリングのポスター「ファースト・マン」が現れた。
 チャゼル監督はライアン・ゴズリングがお気に入りなのだろう。「ラ・ラ・ランド」に続いて、この映画もゴスリングが主役である。これで、遅まきながらチャゼル作品の3本「セッション」「ラ・ラ・ランド」「ファースト・マン」を観たことになる。
 チャゼル監督は暴力を好まないと思った。エロ、グロ、ナンセンスも描かない。緻密でありながら多角的な眼を持った才能豊かな監督だと思う。
 アナログ機器に囲まれた狭い操縦席での臨場感は、1960年代の宇宙飛行を追体験できるほどの出来栄で私たちをあの時代へと誘った。ロケットや月面での映像も継ぎ接ぎ感がなく、どの場面も見応えがあって全く違和感がなかった。編集もとてもうまいと思う。
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【映画タイトル】セッション ( デイミアン・チャゼル 監督) 推薦人:石野(会員)(A-379) (P-785)
 数あるミュージカル映画の中で、私の一番のお気に入りとなった「ラ・ラ・ランド」(2016年)の監督デイミアン・チャゼル(1985年生まれ)の初期の長編映画「セッション」(2014年)をプライムで観た。この映画は、邦題どおりジャンルでいえば音楽ドラマであり、アカデミー賞の録音賞を受賞しているということなので、迫力ある演奏が視聴できると期待した。チャゼルのこの作品は、「ラ・ラ・ランド」の2年前に、助演男優賞、編集賞も合わせ3部門を受賞していたので、機会があれば一度観てみたいと思っていたが、先日プライムのお薦めに並んでいたのを偶然みつけ、観ることができた。

 ※チャゼルの経歴では高校時代にジャズドラムに傾倒し、名門バンドで演奏するほどの実力もあったようだ。ただし鬼コーチのスパルタ指導がトラウマになりその道を断念し、ハーバード大学で映画を専攻したとのこと。止めてからもバンド時代の悪夢にうなされ、それを克服するためにこの映画を制作したそうであるが、克服には至らなかったと後日談。
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【映画タイトル】コリーニ事件 ( マルコ・クロイツパイントナー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-378) (P-784)
 コリーニ事件を観た。 『コリーニ事件』は、2019年のドイツのドラマ映画。 監督はマルコ・クロイツパイントナー、出演はエリアス・ムバレクとフランコ・ネロなど。

 新米弁護士のカスパー・ライネン(エリアス・ムバレク)は、30年以上もの間、ドイツで模範的な市民として働いてきた67歳のイタリア人ファブリツィオ・コリーニ(フランコ・ネロ)が、経済界の大物を殺害した事件の裁判で彼の国選弁護人に任命される。その事件の被害者は、カスパーの少年時代の恩人ハンス・マイヤー(マンフレート・ツァパトカ)だった。
 そして裁判が始まるが、コリーニは頑なに動機を語ろうとしない。さらに遺族側には、カスパーが大学時代に刑法を教わった伝説的な刑事事件弁護士のリヒャルト・マッティンガー(ハイナー・ラウターバッハ)がつく。
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【映画タイトル】天国と地獄 ( 黒澤明 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-377) (P-783)
 天国と地獄を観た。
 『天国と地獄』は、1963年(昭和38年)に公開された日本映画。監督は黒澤明。毎日映画コンクール・日本映画賞などを受賞した。

 1961年に『用心棒』、『椿三十郎』と娯楽時代劇を世に送り、次回作には現代劇を構想していた黒澤が、たまたま読んだというエド・マクベインの小説『キングの身代金』(1959年、「87分署シリーズ」の1つ)に触発され、映画化した作品である。映画化の動機は2点あり、「徹底的に細部にこだわった推理映画を作ってみよう」ということと「当時の誘拐罪に対する刑の軽さ」(未成年者略取誘拐罪で3ヶ月以上5年以下の懲役〈刑法第224条〉、営利略取誘拐罪で1年以上10年以下の懲役〈刑法第225条〉)に対する憤り」だという。
 ある日、製靴会社『ナショナル・シューズ』社の常務・権藤金吾(三船敏郎)の元に、「子供を攫った」という男からの電話が入る。そこに息子の純が現れ、いたずらと思っていると住み込み運転手である青木の息子・進一がいない。誘拐犯は子供を間違えたのだが、そのまま身代金3000万円を権藤に要求する。
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【映画タイトル】グランド・ジャーニー ( ニコラ・ヴァニエ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-376) (P-781)
 グランド・ジャーニーを観た。
 厳しい経済状況でリストラが検討される中、雁の研究に熱心なクリスチャン(ジャン=ポール・ルーブ)は上司の注意も聞かずに絶滅回避のためとある地域へ出張に出向く。離れて暮らす息子・トマ(ルイ・バスケス)は、休暇を利用しクリスチャンと過ごすことになるが、ゲームに夢中で自然豊かな環境に慣れず不満を募らせていくのだった。
 ある日孵化前の卵を眺めていたトマは自分のヘッドホンを近づけ音楽を聞かせてみた。すると卵が動きヒビが入ったのである。
保温機に入ったヒナを眺めながら、自分が孵化させたヒナだけ少し違うことに気付く。あまりまわりと馴染めない自分と重ねながら大事に抱き上げた。
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【映画タイトル】アンリミテッド ( ダニエル・ベンマヨール 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-375) (P-777)
 『アンリミテッド』は、2015年のアメリカ合衆国のアクションスリラー映画。
 メッセンジャーのカム(テイラー・ロートナー)は、街中を自転車で爆走する日々を過ごしていた。
そんなある日突然、ビルから人が飛び降りて来て、車が急停車。カムもそれへ巻き込まれる。ぶつかった女性は謝罪後、すぐに走り去った。
 事故のせいで商売道具である自転車を破損したカムは、修理する金も持たない貧乏人だった。貰ったばかりの給料も手持ちの金銭も全て借金取りに回収される。借金相手はチャイニーズマフィア。どんなに働いても返済は間に合わず、利子は増えるばかりだった。
 おまけに自転車も壊れ、メッセンジャーとしての仕事もできないし、家賃を払うこともできない。
 翌日、会社からの電話で起きたカム。自転車が無いので仕事へ行かないつもりだったが、カムの彼女が、新品の自転車を置いて行ったと聞き急いで出社。自転車には安全走行をと貼り紙がしてあった。
 新品の自転車で仕事を再開することができたカムは、仕事の合間に事故で会った女性を探すことにした。
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【映画タイトル】エール ( エリック・ラルティゴー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-374) (P-776)
 エールを観た。
 田舎村で酪農を営むベリエ家。
 高校生の長女ポーラ(ルアンヌ・エメラ)以外の家族パパのロドルフ(フランソワ・ダミアン)、ママのジジ(カリン・ヴィアール)、そして弟のカンタンも耳が聴こえず、ポーラは学業の傍ら家族や業者との手話通訳を担っていた。
 親友のマチルドが男性経験豊富なのに対し、ポーラは恋人が出来た経験が無いうえに初潮もまだ迎えていない。
授業を担当する教師・トマソン(エリック・エルモスニーノ)は若い頃にプロのアーティストと仕事をした経験があり非常に指導が厳しく、授業参加者を歌のテストで決める。
年末の発表会でガブリエルとデュオで歌うよう指示される。
これを機にポーラは歌うことに興味が湧いてくる。

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【映画タイトル】ルーム ( レニー・エイブラハムソン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-373) (P-774)
ルームを観た。
 『ルーム』は、2015年にカナダとアイルランドとイギリスと米国で製作されたドラマ映画。フリッツル事件を基に書かれたエマ・ドナヒューの小説『部屋』を原作としている。監督はレニー・エイブラハムソン、主演はブリー・ラーソンが務めた。

 5歳の男の子ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)は、おはようと“へや”にある椅子や小物に声をかけ1日をはじめる。そしてママ(ブリー・ラーソン)と一緒に歯を磨いてストレッチをする。狭い部屋の中にはベッドもキッチンもお風呂も何もかも揃っている。今日は5歳の誕生日なのでママと一緒にケーキを焼いた。けれど、ママと一緒に作ったケーキにはロウソクがない。“日曜の差し入れにはロウソクを頼んで”とジャックが言う。夜、ママと“オールドニック(ショーン・ブリジャース)”とママとジャックが呼んでいる男の人の声がしてジャックは目を覚ます。

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【映画タイトル】白いカラス ( ロバート・ベントン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-372) (P-773)
 白いカラスを観た。
 『白いカラス』は、ロバート・ベントン監督の2003年のアメリカ映画。
原作はフィリップ・ロスの『ヒューマン・ステイン』。

 アメリカ・マサチューセッツ州の大学で学部長を務めるコールマン(アンソニー・ホプキンス)は、大学を三流から名門校へと編さんさせた権威ある古典文学の教授だった。しかし講義中、何気なく発したひと言が黒人に対する人種差別に当たると糾弾され、辞職に追い込まれる。さらにその事実を知った妻アイリスが急死し、コールマンはこの1件で職と家族の両方を失ってしまう。
失意と孤独の中でコールマンは、酪農場に住み、大学で清掃員をしているフォーニア(ニコール・キッドマン)に出会う。夫のDVから逃げているフォーニアと、全てを失って孤独なコールマンはその日のうちに体の関係を持つ。親子以上に年が離れた若いフォーニアとの情事にコールマンは溺れていく。
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【映画タイトル】あなたを見送る7日間 ( ショーン・レヴィ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-371) (P-7721)
 あなたを見送る7日間を観た。
 『あなたを見送る7日間』は2014年にアメリカ合衆国で公開されたドラマ映画である。監督はショーン・レヴィ、主演はジェイソン・ベイトマンが務めた。

 ジャッド・アルトマン(ジェイソン・ベイトマン)は妻のクイン(アビゲイル・スペンサー)と上司のウェイド(ダックス・シェパード)が1年間もの間不倫関係にあったことを知った。失意のうちに家を出たジャッドの元に父親のモルトが亡くなったとの一報が飛び込んできた。アルトマン一家は久しぶりに一堂に会することとなった。妹のウェンディ(ティナ・フェイ)は2児の母親だったが、夫の多忙が原因で夫婦仲が思わしくない状況にあった。兄のポール(コリー・ストール)はアニー(キャスリン・ハーン)と結婚していたが、彼女はジャッドの元カノでもあった。末弟のフィリップ(アダム・ドライバー)は年上の恋人(トレイシー)(コニー・ブリットン)を同伴しており、葬式の進め方にあれこれ介入していた。
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【映画タイトル】盗まれたカラヴァッジョ ( ロベルト・アンドー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-370) (P-771)
 盗まれたカラヴァッジョを観た。  売れっ子脚本家のアレッサンドロは、次の映画の脚本を頼まれていた。製作会社から急かされるアレッサンドロだったが、プロットも出来上がっていない。 アレッサンドロが向かったのは、映画プロデューサーの秘書として働くヴァレリアの部屋だった。  ヴァレリアは、アレッサンドロのゴーストライターを務めていたのだった。ヴァレリアも次の脚本のネタに困っていた。  その日の帰り道。ヴァレリアに近付くひとりの老人がいた。彼の名は、ラック。 ラックは、ヴァレリアがゴーストライターをしていること、そして母親のアマリアと2人暮らしをしていることも、すべて知っていた。 「私は君に特別な物語を提供できる。通常では知りえない物語だ」。ラックは、ヴァレリアに脚本のネタを提供すると持ち掛ける。 半信半疑で彼の元を訪ねるヴァレリア。そこで聞いた話は、ヴァレリアを夢中にさせる。
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【映画タイトル】プリズン・エスケープ ( フランシス・アナン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-369) (P-770)
 プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵を観た。
 『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』は2020年のイギリス・オーストラリア のスリラー映画。監督はフランシス・アナン、出演はダニエル・ラドクリフとダニエル・ウェバーなど。アパルトヘイト体制下の南アフリカ共和国を舞台に、難攻不落の刑務所に投獄された活動家が集団脱獄に挑戦した実話を描いている。

 1970年代の南アフリカではアパルトヘイトと呼ばれる白人による黒人差別政策が行われていた。反アパルトヘイト組織であるアフリカ民族会議(ANC)の隠密作戦に参加した白人のティム・ジェンキン(ダニエル・ラドクリフ)は、ゴミ袋に爆発物を仕掛ける。
 爆発後、ゴミ袋からは大量のビラが空に放たれる。ビラはアパルトヘイトに反対する内容で、ジェンキンと共犯のリー(ダニエル・ウェバー)は逮捕される。逮捕され裁判を待つジェンキンのもとに、黒人女性の恋人が訪れ別れを惜しむ。
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【映画タイトル】シングルマン ( トム・フォード 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-368) (P-769)
 シングルマンを観た。
 『シングルマン』は、2009年のアメリカ合衆国のドラマ映画。世界的なファッションデザイナーとして知られるトム・フォードの監督デビュー作。出演はコリン・ファースとジュリアン・ムーアなど。原作はクリストファー・イシャーウッドの同名小説。

 その日、ジョージ・ファルコナー(コリン・ファース)は絶望とともに目覚めた。今日もいつもと同じ日常で、他の日となんら変わらない一日に過ぎない。
しかし、ジョージにとっては「最後の日」であった。
 ジョージは、8カ月前に最愛の恋人ジム(マシュー・グード)を交通事故で亡くした。それ以来深い悲しみに沈んだまま、生きることに絶望していた。だから、今日この日を以って人生を終わらせる決意をしたのである。
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【映画タイトル】コードネーム:プリンス ( ブライアン・A・ミラー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-367) (P-768)
 『コードネーム: プリンス』は、2014年にアメリカ合衆国で製作されたスリラー映画。

 かつて裏社会で「プリンス」と呼ばれ恐れられていた凄腕の暗殺者ポール(ジェイソン・パトリック)は、犯罪組織のボスであるオマー(ブルース・ウィリス)の暗殺に失敗したことをきっかけに足を洗い、現在は田舎で自動車整備工をしながら静かに暮らしていた。ところが、ある日一人暮らしをしている娘ベス(ジーア・マンテーニャ)が消息不明になってしまい、娘を探すためにポールは故郷ニューオリンズへと戻る。一方、ポールによって誤って妻子を殺されたオマーは、彼が町に戻ったことを知り、その命を奪おうと画策する。
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【映画タイトル】移動都市 モータル・エンジン ( クリスチャン・リヴァース 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-366) (P-767)
 移動都市 モータル・エンジンを観た。
 『移動都市/モータル・エンジン』は、2018年のニュージーランド・アメリカ合衆国のSFアクション冒険映画。監督はクリスチャン・リヴァース、出演はヒューゴ・ウィーヴィング、ヘラ・ヒルマー、ロバート・シーハン、ジヘ、ローナン・ラフテリー、レイア・ジョージ、パトリック・マラハイド、スティーヴン・ラングなど。

 メデューサと呼ばれる量子エネルギーが使われた事により、世界を60分で崩壊させた戦争から数百年、人々は荒廃した土地に資源を求め都市を移動させながら生活していた。
 ある日、顔にスカーフを巻いた1人の少女へスター(ヘラ・ヒルマー)がいる小さな都市はロンドンに攻撃され捕食される。捕食された都市の人々はロンドンにて奴隷として働かされ始める。
史学士見習いのトム(ロバート・シーハン)はヘスターと出会う。
 へスターはロンドンの中でヴァレンタイン(ヒューゴ・ウィーヴィング)を見つけると、彼に近づいていき母の仇と言いナイフで刺す。トムが止める。
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【映画タイトル】ラン・オールナイト ( ジャウム・コレット=セラ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-365) (P-766)
 ラン・オールナイトを観た。
 『ラン・オールナイト』は、2015年にアメリカ合衆国で製作されたアクションスリラー映画。ジャウム・コレット=セラが監督を務め、リーアム・ニーソン、ジョエル・キナマン、コモン、エド・ハリスが出演した。

 ニューヨークのブルックリンに住むジミー(リーアム・ニーソン)マフィアのボスであり親友のショーンに長年仕えてきた殺し屋だったが、今ではアルコールに溺れる毎日を送っている。ジミーの息子であるマイク(ジョエル・キナマン)親を嫌悪し遠ざけ、リムジンの運転手をしながら妻子と共に慎ましく生きていた。
 ある夜、マイクがリムジン内で客の帰りを持っていると、その客が殺害される現場を目撃してしまう。客は麻薬の売人で、殺害したのはショーン(エド・ハリス)の息子で麻薬取引に失敗したダニー(ボイド・ホルブルック)だった。目撃者に気付いたダニーはマイクをリムジンから引きずり出し殺そうとするが、マイクはなんとか逃げ切ることに成功する。事態を知ったショーンはジミーに連絡を入れ、穏便に事を済ませようと動き始める。一方のジミーは自宅に戻ったマイクのもとに駆けつけるが、冷たくあしらわれて帰ると入れ替わりにダニーが現れる。ダニーはショーンの指示を無視してマイクを銃で撃とうとするが、来訪者に気付き戻ってきたジミーによって殺されてしまう。
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【映画タイトル】蜘蛛の巣を払う女 ( フェデ・アルバレス 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-364) (P-765)
 蜘蛛の巣を払う女を観た。
 『蜘蛛の巣を払う女』は、2018年公開のアメリカ合衆国・スウェーデン合作のミステリー映画。監督はフェデ・アルバレス。主演はクレア・フォイ。共演はスヴェリル・グドナソン、ラキース・スタンフィールド、シルヴィア・フークス、スティーヴン・マーチャント・ラーソンが書いた三部作を含めた『ミレニアム』シリーズの実写化作品としては、スウェーデン三部作、ハリウッド版に次ぐ三度目の実写化の作品となる。

 ストックホルム。ニュースではリスベット(クレア・フォイ)の活躍が報道されている。背中には大きなドラゴンのタトゥーと首もとにスズメバチのタトゥーが入っている。
ミレニアム編集部にいるミカエル(スヴェリル・グドナソン)。雑誌は買収されていて、買収したレヴィーンに反感を抱いている様子。
 送られてきた人物を調べるリスベット。フランス・バルデル(スティーヴン・マーチャント)は、暗号考案者で、NASAの核防衛システムの解析をしていた人物だったが、契約解除されていると。
 NASA。会議中に不審なログインを見つけて出て行くニーダム(ラキース・スタンフィールド)。 ・・・続きを読む


【映画タイトル】ダブル -完全犯罪- ( ブライアン・トレンチャード=スミス 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-363) (P-764)
 ダブル -完全犯罪-を観た。
 『ダブル -完全犯罪-』は2013年のアメリカ映画。オーストラリアのゴールドコースト(黄金海岸)で繰り広げられるクライムサスペンス。
監督はホラー映画監督として知られるブライアン・トレンチャード=スミス。主演はキューバ・グッディング・ジュニアと、エマニュエル・ヴォージア。

 FBI捜査官のネルソン(キューバ・グッディング・ジュニア)は、オーストラリアのゴールドコーストで、 証人保護プログラムを希望するアーチャー(ケリー・アトキンソン)と会う約束をしていた。 ところがアーチャーが何者かによって拉致され、 ネルソンが駆けつけた時に、目の前で射殺されてしまう。
 ネルソンは、アーチャーがニューヨークでマイルス・スコットという名で、 税理士として結婚していた事を突き止める。
 アーチャーの妻レベッカ(エマニュエル・ヴォージア)は、ニューヨークでジャーナリストをしていた。 ネルソンはアーチャーが亡くなった事を伝えるが、 夫は2年前に交通事故で亡くなったとレベッカは告げる。 夫の死の真相を突き止めるため、レベッカはゴールドコーストへ向かう。
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【映画タイトル】ガール・イン・ザ・ベースメント ( エリザベス・ローム 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-362) (P-763)
 ガール・イン・ザ・ベースメントを観た。
 本映画は1984年にオーストラリアで起こった「フリッツル事件」を基に制作された。
 1984年〜2009年、実質25年間にも渡る監禁生活は当時は世界中を恐怖の底に陥れた事件となった。

 舞台はオーストラリア、18歳の誕生日を迎えようとするサラ(ステファニー・スコット)は厳格で過保護気味な父親ドン(ジャド・ネルソン)と険悪な関係が続いていた。
 夜中にボーイフレンドとパーティに繰り出そうとしても許可が貰えず、1人遠くに住む姉と父の言いなりとなる母親エイミー(ジョエリー・フィッシャー)にも影響され、18歳になったら家を出ることを決意するのだった。
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【映画タイトル】正しい距離 ( カルロ・マッツァクラティ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-361) (P-762)
 正しい距離を観た。
 カルロ・マッツァクラティ監督によるイタリアのミステリ映画。出演はバレンチナ・ロドヴィーニ、アーメド・ハフィエン、ジュゼッペ・バティストン。

 ブラジルに移民するため美しい女性であるマラが田舎町にやってきた。彼女の美貌はたちまち評判になった。ジャーナリスト志望のジョバンニも魅了されたひとりであったが、マラは殺されてしまった。逮捕されたのは彼女と関係のあった整備士のハッサンだった。小さな町はたちまち大騒ぎになった。
 ジョバンニは、検察も、マスコミも、イタリアの人々も、被疑者と正しい距離が取れていないと感じていた。誰もがマラの美貌と、ハッサンがチュニジアからの移民であることに引きずられすぎていた。
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【映画タイトル】スパイダーマン3 ( サム・ライミ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-360) (P-761)
 スパイダーマン3を観た。
『スパイダーマン3』(は、2007年のアメリカ映画。
「マーベル・コミック」の人気アメリカン・コミック『スパイダーマン』の実写映画化作品で、2002年の『スパイダーマン』、2004年の『スパイダーマン2』に続く、サム・ライミ監督版スパイダーマン三部作の第3作目(最終作)となる。

 今やニューヨークの象徴として、市民に愛される存在となったスパイダーマン。その正体であるピーター・パーカー(トビー・マグワイア)も学業の傍らで愛するメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)(キルスティン・ダンスト)との交際を続け、順風満帆な日々を過ごしていた。MJも女優としての活動を続けており、ついに念願のブロードウェイ・デビューを果たすまでに。ピーターはMJへのプロポーズを決意し、メイおばさん(ローズマリー・ハリス)にその事を打ち明けた。「MJを幸せにする」と言うピーターに、おばさんは亡きベンおじさんがくれた婚約指輪をそっと託すのだった。
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【映画タイトル】スパイダーマン2 ( サム・ライミ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-359) (P-760)
 スパイダーマン2を観た。
 『スパイダーマン2』(は、2004年のアメリカ映画である。
2002年に公開された『スパイダーマン』の続編。サム・ライミ監督版スパイダーマン三部作の第2作目となる。最先端のVFXが高く評価され、第77回アカデミー賞において視覚効果賞を受賞した。

 グリーン・ゴブリンとの死闘から2年。ピーター(トビー・マグワイア)はスパイダーマンとして日夜悪と闘いながら大学にも通っていた。しかしヒーロー稼業の忙しさゆえに大学(コロンビア大学で物理学専攻)は落第寸前。せっかく見つけたピザ屋のバイトもクビになってしまった。そんな中ピーターは、メイおばさん(ローズマリー・ハリス)が開いてくれた誕生パーティーでMJ(キルスティン・ダンスト)とハリー(ジェームズ・フランコ)に久々の再会を果たす。しかしゴブリンの一件以来MJとの距離は広がり、ハリーともどこかぎこちなくなっていた。
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【映画タイトル】スパイダーマン ファー・フロム・ホーム ( ジョン・ワッツ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-358) (P-757)
 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、マーベル・コミックのスーパーヒーロー「スパイダーマン」をベースとする2019年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。監督はジョン・ワッツ。

 メキシコ。ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)とマリア・ヒルの二人は、土で出来た巨大な人型の怪物に遭遇する。そこへ両手から緑の閃光を放つ謎の男が現れ2人を救う。
ニューヨーク。サノスとの最終決戦から8ヶ月後のミッドタウン高校では「指パッチン」から帰還した者たちが、その時の姿のままで登校を再開していた。その内の1人ピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド)は、学校が企画した二週間のヨーロッパ研修旅行に参加し、想いを寄せるミシェル・ジョーンズ(MJ)(ゼンデイヤ)に告白することを決意する。
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【映画タイトル】スパイダーマン ホームカミング ( ジョン・ワッツ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-357) (P-756)
 『スパイダーマン: ホームカミング』は、マーベル・コミックのスーパーヒーロー「スパイダーマン」をベースとした、2017年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。監督はジョン・ワッツ、主演はトム・ホランド。スパイダーマンの実写映画の2度目のリブートであり、「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)の第16作目である。

 ニューヨークでのアベンジャーズとチタウリの戦いの後、瓦礫撤去を任されていたエイドリアン・トゥームス(マイケル・キートン)は、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)と政府が設立したダメージコントロール局(損害統制局)によって職を奪われてしまう。行き詰まったトゥームスは政府に未提出だったチタウリの残骸を再利用してハイテク兵器を作り、密売することで利益を得ようと思いつく。
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【映画タイトル】アメイジング・スパイダーマン2 ( マーク・ウェブ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-356) (P-755)
 『アメイジング・スパイダーマン2』は、マーベル・コミックのキャラクター「スパイダーマン」を題材にした2014年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。監督はマーク・ウェブ。

 オズコープの科学者であるリチャード・パーカ一は失踪理由をビデオメッセージに記録する。リチャードと妻のメアリーが乗ったプライベートジェットは暗殺者にハイジャックされ飛行機は墜落し、リチャ一ドとメアリ一は死んでしまう。
 二人の息子であるピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)はスパイダーマンとしてニューヨークの犯罪と戦い続けていた。
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【映画タイトル】アメイジング・スパイダーマン ( マーク・ウェブ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-355) (P-754)
 『アメイジング・スパイダーマン』は、アメリカ合衆国の2012年公開の映画。
映画『スパイダーマン』の「リブート(再始動)作品。

 両親を亡くし叔父のベンと叔母のメイのもとで育てられたピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、ある日、父のリチャード・パーカー(キャンベル・スコット)が残したバッグに隠された資料を見つける。父について知りたいピーターは、父の研究者仲間だったコナーズ博士(リザード リス・エヴァンス)に近付くため、オズコープの公開実習に参加する。
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【映画タイトル】悪なき殺人 ( ドミニク・モル 監督) 推薦人:山口(会員)(A-354) (P-753)
『悪なき殺人』 原題/Seules les b?tes  2019年仏独合作 監督/ドミニク・モル
 この映画は英題がOnly The Animalsで、上記フランス語の題名と同じ「動物だけ」という意味。日本では『動物だけが知っている』というタイトルで東京国際映画祭に出品され、最優秀女優賞と観客賞を受賞。その後『悪なき殺人』という邦題に変わり、ミニシアター及び各ネット配信で公開された。神奈川県ではみなとみらいのキノシネマ一館の上映だった。
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【映画タイトル】最高の人生の見つけ方 ( 犬童一心 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-352) (P-751)
 最高の人生の見つけ方を観た。
 本映画、吉永にとっては121本目の映画出演作にして初のワーナー ブラザース ジャパン製作の邦画出演作となる。

 家庭のために真面目に生きてきた専業主婦の北原幸枝(吉永小百合)は胃の調子が悪く検査入院するが余命を宣告されてしまう。
 夫の孝道(前川清)は家の事は何にもしないでぐうたら生活し息子の一慶(駒木根隆介)は引き籠もりであるため自立して働いている娘・美春(満島ひかり)にだけ話す。
 一方、仕事一筋で生きてきたホテルチェーン女社長の剛田マ子(天海祐希)はヘビースモーカーであり秘書の高田(ムロツヨシ)に注意される。
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【映画タイトル】カリートの道 ( ブライアン・デ・パルマ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-351) (P-750)
 カリートの道を観た。
 『カリートの道』は、1993年に公開されたアメリカ映画。

 元麻薬王のカリート・ブリガンテ(アル・パチーノ)は、親友の弁護士デイヴ・クラインフェルド(ショーン・ペン)の尽力によって、たった5年で刑務所から出所する。そして、クラインフェルドの紹介でディスコの経営という仕事も早々にして得ることができた。しかし、彼が5年ぶりに見た街と人々は、仁義も信義も失い変わり果てていた。麻薬の取引では見境いのない殺人が横行し、かつての仲間は金のために平然とカリートを裏切ろうとする。
 さらにカリートは、ベニー・ブランコ(ジョン・レグイザモ)というチンピラを殺害することができず、自らの老いを悟る。そんな街と人々にカリートは絶望し、周囲の期待をよそに南国バハマでレンタカー屋を営むという夢を叶えるため、堅気の生活を送りながら貯金に精を出す。さらに、かつての恋人・ゲイル(ペネロープ・アン・ミラー)とのよりを戻し、夢へと一歩一歩近づいていく。
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【映画タイトル】ポゼッション ( オーレ・ボールネダル 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-350) (P-749)
 ポゼッションを観た。
 『ポゼッション』は、2012年制作のアメリカ合衆国のホラー映画。
 妻と離婚したクライドは、週末に二人の愛娘と過ごすことを楽しみにしていた。しかしある日、次女のエミリーがガレージセールでアンティークの木箱を購入したことで事態は急変する。それ以来、彼女は徐々に暴力的な性格になっていき、ついには常軌を逸した行動を取るようにまでなってしまう。これに危機感を抱いたクライドは、原因はあの木箱にあると突き止め、ついに木箱に隠された恐ろしい秘密を知る。

 大学でバスケットのコーチをしているクライド(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、大学の一部リーグに所属する母校から誘いが来る程、信頼度が高く非常に高評価を持つコーチである。
 私生活では3ヶ月前に妻と離婚し、郊外に家を買って、一人暮らしを始めていた。
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【映画タイトル】ワールド・ウォーZ ( マーク・フォスター 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-349) (P-748)
 ワールド・ウォーZを観た。
 『ワールド・ウォーZ』(World War Z)は、2013年公開のマーク・フォースター監督のアメリカ映画。

 フィラデルフィアに住む元国連職員ジェリー・レイン(ブラッド・ピット)は、妻カリン(ミレイユ・イーノス)と長女レイチェル・次女コニーを学校に送るため自動車に乗っていたが、いつもとは様子の違う交通渋滞にはまってしまう。すると突如人々が車を放棄して逃げまどい始め、ただならぬ雰囲気を感じ取ったジェリーは同じように家族と共に逃れる。人間を狂暴化させる謎の疫病が世界各地で流行し始めており、フィラデルフィアの街はゾンビの大群に襲われていた。事態収拾のために国連事務次官から召集されたレインは疫病が蔓延する前に壁を築いたため感染者がいないというエルサレムへ向かう。
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【映画タイトル】8 1/2 ( フェデリコ・フェリーニ 監督) 推薦人:石野(会員)(A-348) (P-747)
 「文横映画好きの集い」の旧作映画担当の順番が回ってきて、さて、誰の何の作品にしようかと思ったところ、頭に浮かんだのはフェリーニの「81/2」であった。
 前回のF氏担当「オルフェ」に刺激を受け、ジャン・コクトーに興味を持ち書簡集を手に入れたり詩集や文庫を机に並べたり、少々ハマってしまったその流れで、今回、一度はまとめて勉強したいと思っていたフェデリコ・フェリーニ監督の作品を選ぶことにした。
 学生時代は、パゾリーニの映画のほうを数多く観た記憶が蘇り、フェリーニの当番が無事終了したら、今年前半は、パゾリーニを追いかけてみたい。
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【映画タイトル】グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン 推薦人:遠藤(会員)(A-347) (P-746)
  グラン・ブルー 完全版 -デジタル・レストア・バージョンを観た。
 『グラン・ブルー』は、1988年に公開されたフランスとイタリアの合作映画。監督はリュック・ベッソン。
 フリーダイビングの世界記録に挑む2人のダイバーの友情と軋轢、そして海に生きる男を愛してしまった女性の心の葛藤を描く海洋ロマン。
10代からダイビングに親しんできたベッソン監督が、長年の夢だった“イルカに魅せられた潜水夫の物語”を、実在の天才ダイバー、ジャック・マイヨールの協力を得て映画化。撮影は1987年6月から約9か月に渡り、パリを含むフランス、ニューヨークなどで行われた。

 舞台は1965年のギリシャ、アモルゴス島。近所の子ども達を従えるガキ大将のエンゾ・モリナーリ(ジャン・レノ)は、素潜りが得意な少年である。しかし自信家のエンゾにもライバル視している少年がいた。潜水夫の息子、ジャック・マイヨール(ジャン=マルク・バール)だ。彼はとても物静かで消極的な性格だったが、潜水に関しては超人的な力を持っていた。ところがある日、ジャックの父が漁の最中溺死してしまう。
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【映画タイトル】泥の河 ( 小栗康平 監督) 推薦人:石野(会員)(A-346)(P-745)
「泥の河」 1981年 小栗康平監督作品 感想

 久しぶりにモノクロの文芸作品を観たくなって、宮本輝原作の小栗康平監督「泥の河」をプライムで検索した。有料であったが観ることが出来た。7,8年前になると思うが、管理人氏が読書会で「蛍川」(泥の河も収録)を取り上げられていたのを思い出した。
 小説でも映画でも「泥の河」の設定は大阪であるが、実際のロケ地は名古屋の中川運河とのことであった。名古屋出身の私には、実際に何度も通ったことがある懐かしい場所である。小栗監督はこの原作のイメージに合う運河を日本中探して回った、と読んだことがある。この運河が無ければ、物語は始まらないし成り立たない。大前提の主役なのであった。
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【映画タイトル】8 1/2 ( フェデリコ・フェリーニ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-345)(P-744)
 8 1/2を観た。
 『8 1/2』は、1963年製作・公開のイタリア・フランス合作映画である。モノクロ映画。別題『フェリーニの8 1/2』。
 本作のタイトルは、本作がフェリーニ「単独」による8作目の作品であり、さらにフェリーニの処女作「寄席の脚光」でアルベルト・ラットゥアーダが共同監督をしたのでそれを「半分(1/2)」として加えると「8 1/2本目」の作品となることにちなんでつけられたものであり、それ以上の特別な意味はない。
 映画監督を主人公にしており、現実と虚構の世界が交錯する構成をもつ。とくにラストシーンの趣向は、内外で無数ともいえる作品に影響を与えた。
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【映画タイトル】キャッシュ・トラック ( ガイ・リッチー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-346)(P-740)
 『キャッシュトラック』は、2021年のアクションスリラー映画。ガイ・リッチーが監督を務めている。ジェイソン・ステイサム、ホルト・マッキャラニー、ジェフリー・ドノヴァン、クリス・ライリーらが出演する。

 アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス。
フォーティコ警備会社の現金輸送車の2人はトラックの男や工事作業員、交通作業員たちに扮した武装強盗に襲われる。
強盗団の1人に近くにいた目撃者の少年も、殺害される。
【悪霊】
 それから5か月後。
 警備会社フォーティコ・セキュリティ社に、一人の男が入社面接を受けにくる。パトリック・ヒル(ジェイソン・ステイサム)という中年男性だった。試験官になったのは、ブレット(ホルト・マッキャラニー)(弾丸)という男だった。
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【映画タイトル】ラスト・ディール美術商と名前を失くした肖像 ( クラウス・ハロ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-345)(P-739)
 ラスト・ディール美術商と名前を失くした肖像を観た。
 フィンランドの首都ヘルシンキ。年老いた美術商のオラヴィ(ヘイッキ・ノウシアイネン)はこの街で小さな美術専門店を営んでいた。
 ある日、オラヴィは絵画オークションの下見に行った際に、とある肖像画に目をつける。それは長髪に髭をたくわえ、ただ真っ直ぐに正面を見据えた表情の男の肖像画だった。
 ある日、オラヴィは一人娘のレア(ピルヨ・ロンカ)から、息子のオットー(アモス・ブロテルス)に職場体験をさせてほしいと頼まれる。
オラヴィはキャンバスの裏に貼られていた「ゴーデン」と書かれた切れ端が数少ない手掛かりだと感じ、図書館に出向いて片っ端から美術書を読み漁っていく。
オラヴィはオットーにも肖像画の作者探しを手伝わせることにする。オラヴィは絵画についての知識も情熱も乏しいオットーを美術館に連れて行き、絵画の奥深さ、素晴らしさを説明していく。
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【映画タイトル】はじまりの街 ( イバーノ・デ・マッテオ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-344) (P-742)
 はじまりの街を観た。
 ローマで暮らすヴァレリオ(ローワン・アトキンソン)は友人と遊んで帰宅した際にアンナ(マルゲリータ・ブイ)が父に殴られるのを目撃してしまう。ヴァレリオとアンナはカルラ(ヴァレリア・ゴリノ)を頼ってトリノに列車で移動する。2人は駅でカルラの出迎えを受け、カルラの家にやって来る。家の向かいのカフェではマチュー(ブリュノ・トデスキーニ)が爆竹で遊んでいた子供達を追い払っていた。
 翌朝、目覚めたヴァレリオはカルラが泣いているのを目撃して驚く。実は、演技の稽古をしているところだった。ヴァレリオはカルラの稽古の相手をする。公園の近くの路上に立っている娼婦に気付く。
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【映画タイトル】クリーンスキン 許されざる敵 ( ハディ・ハジェイグ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-343)(P-738)
 クリーンスキン 許されざる敵を観た。
 諜報部員のユアン(シューン・ビーン)は、国の要人である男の警備をしていた時、暴漢に襲われ、その男が持っていた荷物(爆弾)を奪われてしまう。
そして、その時の爆弾が、無差別テロに使用されていく。
 ユアンの上司のシャーロット(シャーロット・ランプリング)は、彼に犯人の確保と一刻も早いテロの再発防止を命じる。
テログループには、イスラム教に精通したスカウトがいる。
 彼は、成績が優秀で、人生に疑問を持っている大学生に声を掛ける。
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【映画タイトル】マイ・プレシャス・リスト ( スーザン・ジョンソン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-342)(P-737)
 マイ・プレシャス・リストを観た。
 『マイ・プレシャス・リスト』は2016年のアメリカ合衆国の青春コメディ映画。 スーザン・ジョンソン監督の長編初作品で、出演はベル・パウリーとネイサン・レインなど。

 キャリー・ピルビー(ベル・パウリー)はニューヨークで1人暮らしの19歳の少女である。IQ185の天才で1年前にハーバード大学を卒業したが、対人能力がなく、父親の友人であるペトロフ医師(ネイサン・レイン)のセラピーを受けている。そんなキャリーにペトロフ医師は「幸せになるためのリスト」を手渡す。はじめは乗り気でなかったキャリーだったが、そこに書かれた「ペットを飼うこと」「友達を作ること」などの項目を1つずつ実行していくことにする。
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【映画タイトル】ラブ・チャンス 運命の恋 ( ディラン・ピアース 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-341)(P-736)
 ラブ・チャンス 運命の恋を観た。
 雪深い小さな集落にある学校の教師として赴任していたケイト(ジュエル・ステイト)。任期を終えた彼女は結婚式を控え、都会で待つ恋人ブラッドのもとへ帰ることに。だが翌朝、大雪によって滑走路は使えず、飛行機は欠航になってしまう。そこにスノーモービルに乗ってやって来た一人の男レッドフォード(ショーン・ロバーツ)に助けを求めるが無視され、ケイトは自力で街を目指し始める。紆余曲折の末、なんとか彼のスノーモービルの後ろに乗せてもらうも、不愛想なレッドフォードとおしゃべりなケイトは互いに反発する。 ・・・続きを読む


【映画タイトル】好きにならずにいられない ( ダーグル・カウリ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-340)(P-735)
 好きにならずにいられないを観た。
 『好きにならずにいられない』は2015年のアイスランド・デンマークのドラマ映画。監督・脚本はダーグル・カウリ、出演はグンナル・ヨンソンとリムル・クリスチャンスドッティルなど。 43歳で独身のオタクで心優しい巨漢男の不器用な恋の行方を描いた恋愛映画。

 空港内で乗客たちの荷物を運搬する仕事に従事している43歳のフーシは、生まれてこの方恋愛をしたことがなかった。フーシ(グンナル・ヨンソン)という男は、だらしなく太った身体に禿げ上がった後頭部、無表情で無口な上、ジオラマ作成やラジコン遊びが趣味だった。ある時フーシがラジコンを買って帰宅した際、同じアパートに住んでいるヘラ(フランチスカ・ウナ・ダグスドッティル)という少女から息子か親戚の子供へプレゼントするのかと聞かれ口籠ってしまうこともあった。
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【映画タイトル】ベン・イズ・バック ( ピーター・ヘッジズ 監督) 推薦人:石野(会員)(P-734)
 文横映画の例会で、いまほりさんの推奨映画として紹介され、さっそくプライムビデオで鑑賞した。
 高校時代にスポーツで怪我をし、医師が安易に多用させた鎮痛剤(オピオイド)がきっかけで、薬物依存症になり更生施設の入退所を繰り返している19歳の息子ベンと母親ホリーとの一家の話。2年半前の映画ではあるが、アメリカでは薬物依存症での死者の数が1年間で5万人以上もいて、ずっと大きな社会問題になっている。これを正面から取り上げた映画だった。
※今夏7月の日経新聞の記事より抜粋=米国で薬物中毒死が急増している。米疾病対策センター(CDC)は14日、2020年の薬物過剰摂取による死者は推計で前年比29%増の9万3331人となり、過去最高を記録したと発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的感染拡大)が長期化するなか、医療用麻薬「オピオイド」などを中心に薬物の乱用が増えた。

 重い内容の映画で、薬物依存症から立ち直るには、家族の愛情だけでは無理だと思った。
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【映画タイトル】ゲット・アウト ( ジョーダン・ピール 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-339) (P-733)
 ゲット・アウトを観た。
 『ゲット・アウト』は、2017年のアメリカ合衆国のホラー映画。白人のガールフレンドの実家を訪れたアフリカ系アメリカ人の青年が体験する恐怖を描く。監督・脚本はジョーダン・ピール、主演はダニエル・カルーヤが務めた。

 クリス・ワシントン(ダニエル・カルーヤ)は恋人であるローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に挨拶へ行くことになった。ニューヨークの高級住宅街にあるローズの実家へ向かう途中、2人の乗る車は鹿に衝突した。
アーミテージ家に到着した2人は、ローズの両親であるディーン(ブラッドリー・ウィットフォード)とミッシー(キャサリン・キーナー)から温かい歓迎を受ける。
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【映画タイトル】ベン・イズ・バック ( ピーター・ヘッジズ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-338)(P-728)
 ベン・イズ・バックを観た。
 『ベン・イズ・バック』は2018年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はピーター・ヘッジズ、主演はジュリア・ロバーツ。薬物依存症の息子を持った母親を描いた異色のホームドラマ。

 クリスマス・イブの朝、薬物依存症のベン・バーンズ(ルーカス・ヘッジズ)は依存症の治療施設を抜け出して実家に帰ってきた。継父ニール(コートニー・B・ヴァンス)と妹アイヴィー(キャスリン・ニュートン)は不安に駆られたが、母親のホリー(ジュリア・ロバーツ)は息子を温かく迎え入れた。
 ホリーを連れてベンが顔を出したのは、依存症のミーティングだった。
ホリーは、ベンが他の依存症の患者の前でスピーチするのを見て、感激する。
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【映画タイトル】ベン・イズ・バック ( ピーター・ヘッジズ 監督) 推薦人:いまほり(会員) (P-730)
 クリスマスイブの朝、薬物依存症の治療施設で暮らす19歳のベンが突然自宅に帰り、家族を驚かせる。
 母ホリー(ジュリア・ロバーツ)が久々の再会に喜ぶ一方、妹アイビーと継父ニールは、ベンが何か問題を起こすのではないかと不安を抱く。両親はベンに1日だけ家で過ごすことを認めるが、その晩、一家が教会から帰宅すると、家の中が荒らされ愛犬が消えていた。
 昔の仲間の仕業だと確信したベンは愛犬を取り戻すため敢えて危険を冒そうとする。そして必死に息子を探し全力で救おうとするホリー…。
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【映画タイトル】ファイティング・with・ファイア ( アンディ・フィックマン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-337) (P-727)
 ファイティング・with・ファイアを観た。
 『ファイティング・with・ファイア』は2019年に公開されたアメリカ合衆国のコメディ映画である。監督はアンディ・フィックマン、主演はジョン・シナが務めた。

 ジェイク・カーソン(ジョン・シナ)は、森林火災消防士である。
 山火事の消火活動中、消防士たちは3人の子供(ブリン、ウィル、ゾーイ)を救助した。両親との連絡が取れなかったため、彼らはやむなく3人を消防署で預かることにした。
ブリン(ブリアナ・ヒルデブランド)…10代半ばの少女。
ウィル(クリスチャン・コンヴェリー)…6歳くらいの少年。
ゾーイ(フィンレイ・ローズ・スレーター)…3歳の少女。
 ところが、彼らは消防のエキスパートではあったが、子守に関しては素人以下の技能しかなかった。
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【映画タイトル】9人の翻訳家 囚われたベストセラー ( レジス・ロワンサル 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-336) (P-726)
 9人の翻訳家 囚われたベストセラーを観た。
 『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』は、2019年のフランス・ベルギーのスリラー映画。 監督はレジス・ロワンサル、出演はランベール・ウィルソンとオルガ・キュリレンコなど。

 フランスの人里離れた村にある洋館に、9カ国から翻訳家が集められた。全世界待望のミステリー小説『デダリュス』の完結編「死にたくなかった男」の各国語への翻訳のためだ。しかし9人は、洋館の地下に隠された要塞のような密室に隔離されてしまう。海賊行為と違法流出を恐れた出版元が著者の同意のもと、彼らを隔離して極秘に翻訳を行わせることにしたのだ。
 9人は外出はおろか、電話やSNSなどの通信も禁止され、毎日20ページずつ渡される原稿をひたすら翻訳していく。
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【映画タイトル】響 HIBIKI ( 月川翔 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-335) (P-725)
 響 HIBIKIを観た。
 突如として文学界に現れた、鮎喰響(平手友梨奈)という15歳の少女。彼女から作品を送られた出版社の文芸編集部の編集者・花井ふみ(北川景子)は、彼女の名を知らしめようと奔走する。
文芸界では二つの作品が話題になっていた。
 一つは凛夏の父でベストセラー作家祖父江秋人(吉田栄作)の新作が発売されたこと、そして『木蓮』の新人賞に『お伽の庭』が選ばれたことだった。
父のネームバリューは圧倒的で凛夏(アヤカ・ウィルソン)にも作家デビューの話が出てくる。
木蓮新人賞の授賞式『お伽の庭』を読まずに批判する田中(柳楽優弥)に対してパイプ椅子を振り上げる響。
この暴挙は動画として残ってしまう。
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【映画タイトル】糸 ( 瀬々敬久 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-334) (P-724)
 糸を観た。
 平成元年生まれの高橋漣(菅田将暉)と園田葵(小松菜奈)。北海道で育った二人は13歳の時に出会い、初めての恋をする。
そんなある日、葵が突然姿を消した。養父からの虐待に耐えかねて、町から逃げ出したのだった。真相を知った漣は、必死の思いで葵を探し出し、駆け落ちを決行する。
 しかし幼い二人の逃避行は行く当てもなく、すぐに警察に保護されてしまう。
 その後、葵は、母親に連れられて北海道から移ることになった。漣は葵を見送ることすらできないまま、二人は遠く引き離された。
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【映画タイトル】沈黙の追撃 ( アンソニー・ヒコックス 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-333) (P-723)
 沈黙の追撃を観た。
 恐怖の映像を強制的に脳内に焼き付けることで人を思い通りに操るマインド・コントロール。 そのマインド・コントロールの秘密組織が敵国のダムの地下で結成されていると政府は予想していた。 秘密組織の中では捉えられた捕虜たちがマインド・コントロールを受けている。 その捕虜たちがスパイとして再び国内に侵入するまでに殺害しておきたいと考えた政府と軍は囚人のコーディー(スティーヴン・セガール)とその仲間7人、そしてチャペル(クリスティーン・アダムス)という元女性海兵を現地へ向かわせた。途中で優秀な情報員のダミーダ(アリソン・キング)と合流し、計10人で秘密組織に挑む。しかし、マインド・コントロールの存在を知っていたのはチャペルのみで他の9人のメンバーはその存在を知らなかったのだ。
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【映画タイトル】レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード ( ロバート・ロドリゲス 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-332) (P-722)
 レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラードを観た。
 『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』は、2003年のアメリカ映画。
ロバート・ロドリゲス監督の『マリアッチ』三部作の『エル・マリアッチ』(1992年)、『デスペラード』(1995年)に続く第3弾。

 メキシコにあるマリアッチ(アントニオ・バンデラス)の男がいた。男はギターケースに銃を仕込んだ凄腕のガンマンでもあったという。彼はマルケス将軍の女・カロリーナ(サルマ・ハエック)と恋に落ち、彼女を連れ出して逃亡した。やがて彼らはマルケスに発見され、カロリーナと幼い娘を目の前で殺されてしまったという。
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【映画タイトル】ハンナ ( ジョー・ライト 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-331) (P-721)
 ハンナを観た。  『ハンナ』は、ジョー・ライト監督による2011年のアメリカのアクションスリラー映画である。主演はシアーシャ・ローナンであり、ライト監督とは『つぐない』以来、2度目のタッグとなる。 ハンナ(シアーシャ・ローナン)はプラチナブロンドの16歳の少女。北極に近いフィンランド森林地帯の人里離れた電灯もない小屋に、父エリック(エリック・バナ)と二人きりで住み、日々サバイバル能力を磨いている。ハンナは父に教わり、英語、ドイツ語、スペイン語、アラビア語もマスターしていた。

 小屋にはラジオもテレビもなく、読める本は英語の百科事典とハンナが隠し持つグリム童話だけ。そのグリム童話の本には、若き日の母の写真が忍ばせてある。
 父が狩りに出ている間に、ハンナは決心して装置のスイッチを入れる。 ・・・続きを読む


【映画タイトル】ファイナル・プラン ( マーク・ウィリアムズ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-330) (P-719)
 ファイナル・プランを観た。
 『ファイナル・プラン』は、2020年に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画である。監督はマーク・ウィリアムズ、主演はリーアム・ニーソンが務めた。

 トム・カーター(リーアム・ニーソン)は凄腕の銀行強盗で、奪い取った金の総額は900万ドルにも上っていた。カーターが綿密な計画を立てた上で犯行に及んでいたこともあって、FBIはカーターの身元すら割り出せないという有り様だった。ところが、そんな彼に人生の転機が訪れた。カーターはアニー(ケイト・ウォルシュ)と恋に落ち、残りの人生を彼女のために生きようと決心した。過去と決別するべく、カーターは「俺を立件しないと約束するなら、900万ドルを返金する」とFBIに取り引きを持ちかけた。
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【映画タイトル】小さいおうち ( 山田洋次 監督) 推薦人:石野(会員) (P-719)
 何となくプライムビデオの一覧を眺めていたら「小さいおうち」の題名が目に入った。監督は山田洋次、公開は2014年。黒木華がベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞した映画だった。
 昭和10年に雪深い山形から東京へ女中奉公のため上京したタキ(黒木華。老いてからは倍賞千恵子)の話である。回想と現在とを行きつ戻りつするのであるが、先の戦争末期まで長く働いた思い出深い奉公先は、三人暮らしの核家族で、小さな男の子がいた。
 その子は就学前に高熱のため小児まひになり,タキは毎日おぶって電車を乗り継ぎマッサージに通院した。マッサージのやり方も教わり朝から晩まで揉んだ甲斐があって、男の子の足は回復した。
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【映画タイトル】死ぬまでにしたい10のこと ( イザベル・コイシェ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-329) (P-718)
 死ぬまでにしたい10のことを観た。
 『死ぬまでにしたい10のこと』は、2003年のカナダ・スペイン合作の恋愛ドラマ映画。
スペイン出身のイザベル・コイシェ監督・脚本。

 カナダのバンクーバーが舞台。幼い娘2人と失業中の夫と共に暮らすアン(サラ・ポーリー)は、ある日腹痛のために病院に運ばれ、検査を受ける。その結果、癌であることが分かり、23歳にして余命2か月の宣告を受けてしまう。その事実を誰にも告げないことを決めたアンは、「死ぬまでにしたい10のこと」をノートに書き出し、一つずつ実行してゆく。

 夕焼けを眺めたり、月を見上げたり、そんな感傷的な事を今まではしなかったが、アンは降りしきる雨の中で傘も差さずに佇んでいた。
 アンは仲間と楽しく話をしながら清掃の仕事をし、帰る時には仕事が終わった母を近くの家まで車で送って行く。 ・・・続きを読む


【映画タイトル】グローリー 消えた腕時計 ( クリスティナ・グロゼヴァ, ペタル・ヴァルチャノフ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-328) (P-717)
 グローリー 消えた腕時計を観た。
ブルガリアの作品。

 吃音の国鉄保安員ツァンコ・ペトロプは、仕事中に拾った大金を正直に警察に届け出た。運輸省の官僚ユリアは、これを政権のために利用しようと美談として世に流布させた。真面目なツァンコは官僚たちにバカにされながらも記念の腕時計を受け取る。そして運輸大臣に給与の遅配や同僚の汚職のことを何とかしてくれと頼んでしまった。
 式典の間だけ父親の形見の腕時計をユリアに預けていたツァンコだったが、ユリアはこれをなくしてしまった。 ・・・続きを読む


【映画タイトル】アンディ・ガルシア 沈黙の行方 ( トム・マクローリン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-327) (P-716)
 アンディ・ガルシア 沈黙の行方を観た。
 『アンディ・ガルシア 沈黙の行方』は、アメリカ合衆国のサスペンス映画作品。2001年7月24日にドイツの映画祭(Fantasy Film Festival premiere)で初公開された。トム・マクローリンが監督、アンディ・ガルシアとヴィンセント・カーシーザーが主演を担当する。

 物語は米国のカンサス。一見幸せそうな家族。子供は14、5才位の姉と弟と両親。姉のシェリー(リンダ・カーデリニ)が、学芸会で歌うということで家族で一緒に行こうとする。しかし息子カイル(トレバー・ブルマス)は行かないと言う。
 3人は出かけていく。その間にカイルは睡眠薬飲んで、車庫に鍵かけて、排気ガスをホースで車内に流して自殺してしまう。夜雨の中を3人が帰ってきて、異変を感じた父マイケル(アンディ・ガルシア)が中に入ると、息子が自殺している。
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【映画タイトル】ブラック・ウィドウ ( ケイト・ショートランド 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-326) (P-715)
 ブラック・ウィドウを観た。
 『ブラック・ウィドウ』は、マーベル・コミックに登場する同名キャラクターをベースにした、2021年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。監督はケイト・ショートランド、主演はスカーレット・ヨハンソン。「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの24作目。

 幼くしてロシアのエージェントとなったナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)は、妹分にあたるエレーナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)、スーパーソルジャーで父親役のアレクセイ・ショスタコフ/レッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)、そして母親役のメリーナ・ヴォストコフ/ブラック・ウィドウ(レイチェル・ワイズ)と共に、ある任務のためオハイオ州で仲の良い家族を演じてきた。1995年、任務を終えた彼らはS.H.I.E.L.D.の追っ手を振り切り、キューバへと逃げ込む。この日、3年間演じてきた偽装家族はバラバラになった。
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【映画タイトル】シークレット ウインドウ ( デヴィッド・コープ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-325) (P-714)
 シークレット ウインドウを観た。
 『シークレット ウインドウ』は、2004年に公開されたアメリカ合衆国の映画。スティーヴン・キングの中篇小説『秘密の窓、秘密の庭』(『Four Past Midnight』に所収)を原作としている。

 モート・レイニー(ジョニー・デップ)は売れっ子の作家だが、現在妻のエイミー(マリア・ベロ)とは別居中で、離婚協議の真っ最中。プライベートの問題のせいで作家活動もスランプに陥っていた。
 ある日、ジョン・シューター(ジョン・タトゥーロ)と名乗る謎の男がモートの前に現れる。シューターはモートの小説が自分の物をだといい、モートが盗作したと言い出す。身に覚えのない盗作疑惑に困惑するモート。
 シューターが自分の作品だといって置いていった「シークレットウィンドウ」は過去にモートが書いた短編小説だったが、シューターが置いたいったものと自分が書いた物とはラストが違っていた。シューター作のものは主人公の男が妻を殺して庭に埋めるという内容だった。 ・・・続きを読む


【映画タイトル】キングスマン: ゴールデン・サークル ( マシュー・ヴォーン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-324) (P-713)
 キングスマン: ゴールデン・サークルを観た。
 『キングスマン: ゴールデン・サークル』は、2017年のアクションスパイ映画。マシュー・ヴォーンが監督を務め、コリン・ファース、タロン・エガートン、マーク・ストロング、エドワード・ホルクロフトらが出演する。映画「キングスマン」シリーズの第2作目で、2014年の『キングスマン』の続編にあたる。

 前作から1年後。諜報機関「キングスマン」の一員となったエグジー(タロン・エガートン)は、かつてのキングスマン候補生チャーリー(エドワード・ホルクロフト)に襲われる。チャーリーを撃退し、彼の仲間を倒したエグジーは警察から逃れ、恋人ティルデ王女(ハンナ・アルストロム)と共に友人ブランドンの誕生日パーティーに参加する。
 翌日、キングスマン本部の会議に出席したエグジーは、チャーリー(エドワード・ホルクロフト)がヴァレンタインの事件で右腕と声帯を失ったものの生き延びて、犯罪組織に身を置いていることを聞かされる。 ・・・続きを読む


【映画タイトル】キングスマン ( マシュー・ヴォーン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-323) (P-712)
 キングスマンを観た。
 『キングスマン』は、2014年のイギリス・アメリカ合衆国のアクション・スパイ映画。監督はマシュー・ヴォーン。出演はタロン・エガートンとコリン・ファースなど。「キングスマン」シリーズの1作目であり、2017年に続編『キングスマン: ゴールデン・サークル』が公開された。

 ロンドンのサヴィル・ロウにある「キングスマン」は表向きは高級テーラーだが、実はどの国にも属さない中立の諜報機関「キングスマン」の拠点であった。
 実父を早くに亡くし、ロンドンの下流家庭で母と養父と暮らす青年・エグジー(タロン・エガートン)は、知能や身体能力が高く、一時は海兵隊に入隊したこともあったものの問題を起こして除隊し、今は街の不良として荒んだ生活を送っていた。
 ある日、敵対する不良グループに仕返しで行った自動車窃盗で警察に捕まってしまう。 ・・・続きを読む


【映画タイトル】007/ダイ・アナザー・デイ ( リー・タマホリ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-322) (P-710)
 007/ダイ・アナザー・デイを観た。
 『007/ダイ・アナザー・デイ』は、リー・タマホリ監督の2002年のスパイアクション映画。映画「ジェームズ・ボンド」シリーズの第20作目。ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品である。

 ボンド(ピアース・ブロスナン)は北朝鮮に侵入し、ダイヤモンド商人に成りすまして非武装地帯にある基地を訪れる。ボンドはアフリカから不正輸出されたダイヤモンドと引き換えに武器の密輸を行っていたムーン大佐(ウィル・ユン・リー)を抹殺しようとするが、ムーン大佐の側近のザオ(リック・ユーン)がボンドの顔情報を某所へ照会したことで、彼の正体が暴かれる。ホバークラフトでの追撃戦の末にムーン大佐は滝へ落ち、ボンドは彼の父であるムーン将軍に捕らわれ、長きに渡る監禁・拷問を受ける。
 14カ月後、逃亡先で中華人民共和国の諜報員3名を殺害して捕まったザオとの捕虜交換が行われ、ようやくM(ジュディ・デンチ)のもとに戻れたボンドは思いがけない言葉を耳にする。それは00(ダブルオー)ナンバーの剥奪だった。1週間前に北朝鮮内部に潜り込んでいたアメリカの工作員が処刑され、ボンドがいた収容所から情報が発信されたことから、北朝鮮での拷問でボンドが機密事項を洩らしたのが原因だと疑うアメリカはこれ以上の情報漏れを恐れ、ザオとの交換でボンドを連れ戻したのだという。ボンドを疑うMは、ボンドの00ナンバー剥奪という決断に至ったのだ。
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【映画タイトル】マイ・ボディガード ( トニー・スコット 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-321) (P-709)
 マイ・ボディガードを観た。
 『マイ・ボディガード』は、2004年のアメリカ映画。トニー・スコット監督。

 政情の不安定なメキシコでは、誘拐は立派なビジネスとして成立していた。裕福な家族はそんな不法ビジネスのターゲットにされており、ボディーガードを雇うことがメキシコでは常識であり、誘拐保険に加入するための条件だった。会社を経営しているサムエル・ラモス(マーク・アンソニー)は誘拐保険更新のために、その場しのぎで新しいボディーガードを雇わなければならなかった。
 雇われることになったのは、かつて米軍の対テロ暗殺部隊に所属していたが、現在はアルコール中毒で給料が安かったジョン・W・クリーシー(デンゼル・ワシントン)。クリーシーの友人レイバーン(クリストファー・ウォーケン)は、アルコール中毒だった彼のために、サムエル・ラモスの9歳の娘ルピタ(ダコタ・ファニング)のボディーガードの仕事を紹介する。
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【映画タイトル】ピエロがお前を嘲笑う ( バラン・ボー・オダー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-320) (P-708)
 ピエロがお前を嘲笑うを観た。
 『ピエロがお前を嘲笑う』は、2014年のドイツの犯罪サスペンス映画。監督はバラン・ボー・オダー、出演はトム・シリングとエリアス・ムバレクなど。

ドイツ。
 ユーロポールのサイバー犯罪センターの捜査責任者でありながら、現在は停職中の女性ハンネ・リンドベルク(トリーヌ・ディルホム)のところへ、若者のベンヤミン・エンゲル(トム・シリング)が1時間前に出頭してきた。
ベンヤミンは「あなたにだけ話す」と、ハンネに今までの犯行について自供する。
 スーパーヒーローに憧れたベンヤミンだったが、実際の彼は地味で目立たない、大人しい少年だった。
 そんなベンヤミンは、14歳の時にコンピューターにはまる。
コンピューターの勉強をしたベンヤミンは、その頃に初ハッキングを試み、成功した。
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【映画タイトル】トレーニング デイ ( アントニー・フュークワー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-319) (P-707)
 トレーニング デイを観た。
 ロス市警でパトカー勤務をしているジェイク(イーサン・ホーク)は、麻薬捜査課への配属が決まって張り切っていた。麻薬捜査課で結果を出せば、刑事になりたいという夢も叶うし、部長クラスへの出世も望める。麻薬捜査課での初仕事の日、ジェイクは直属の上司となるアロンゾ(デンゼル・ワシントン)に呼び出され、街中のカフェへ向かう。
 アロンゾはやり手の刑事で、ジェイクはいきなり彼のペースに振り回される。アロンゾは今日1日をジェイクの訓練日(トレーニング・デイ)と決めており、「1日で自分の力を示せ」とハッパをかける。そしてジェイクに麻薬捜査官の心得を教え込んでいく。
 アロンゾはジェイクを、自分が飼い慣らしている情報屋のいる麻薬密売現場へ連れていく。そこで客が麻薬を受け取ったのを確認し、彼らの車を追跡して、麻薬を押収する。
ジェイクはアロンゾに「麻薬を知り尽くすのも仕事のうちだ」と言われ、仕方なく押収した麻薬を吸う。それはただのマリファナではなく、かなり強力なウェットと呼ばれる麻薬だった。
 アロンゾは、この界隈で最も大物の麻薬密売人であるロジャー(スコット・グレン)の家を訪ね、親しげに話しをする。アロンゾとロジャーは、罪を見逃す代わりに情報を流すという蜜月関係にあった。2人の付き合いは長く、ジェイクには2人が仲の良い友人のように見えた。
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【映画タイトル】007 スペクター ( マーティン・キャンベル 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-318) (P-706)
 007 カジノ・ロワイヤルを観た。
 『007 カジノ・ロワイヤル』は、2006年のスパイアクション映画。イーオン・プロダクションズの「ジェームズ・ボンド」シリーズの第21作目である。監督はマーティン・キャンベル、ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる最初の作品である。

 プラハでの内部汚職の根を絶ち、殺しのライセンス・00(ダブルオー)を得たボンド(ダニエル・クレイグ)はマダガスカルで、ある爆弾密造人の監視をしていた。監視に気付いてアフリカ某国の大使館に逃げ込んだその男の携帯電話に残されたメッセージ「エリプシス」の糸を手繰り、ボンドはバハマのホテルへ向かう。そこでメッセージの送信者である武器商人ディミトリオスと、その妻ソランジュと接触したボンドは、マイアミ国際空港で披露される超大型旅客機の爆破計画を知る。この計画に絡んでいるとして、ボンドはMからル・シッフル(マッツ・ミケルセン)という男の情報を得る。
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【映画タイトル】EXIT ( イ・サングン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-317) (P-705)
 EXITを観た。
 韓国のとある町に住む青年・ヨンナム(チョ・ジョンソク)は、大学を卒業したあと何年も職に就けず、今も就職活動をしている最中だった。
 結婚した姉の夫などはいい会社に就職しそれなりの地位を得ているのに比べ、無職で親と暮らしているヨンナムを、親族も「ダメな男」だと考えていた。 ある日、ヨンナムの母親が古希を迎え、親族一同を集めてのパーティーが催される会場選びを任されたヨンナムは、自宅から離れた都心部にある宴会場「雲の庭園」を選んだ。
 実はこの宴会場の副店長をしているのが、ヨンナムが大学の頃に所属していた山岳部の後輩女子・ウィジュ(ユナ)だった。
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【映画タイトル】007 スペクター ( サム・メンデス 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-316) (P-704)
 007 スペクターを観た。
 『007 スペクター』は、2015年のスパイ映画。イーオン・プロダクションズの製作する「ジェームズ・ボンド」シリーズの第24作目である。ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員、ジェームズ・ボンドを演じる4作目の作品で、サム・メンデスが『007 スカイフォール』からシリーズ2作目の監督を務める。

 メキシコシティで催されている「死者の日」において、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイ)は建物の屋上から窓越しにスキアラという男に銃口を向け発砲、スキアラがスタジアム爆破テロのため用意していた爆薬入りのスーツケースが被弾して爆発し、スキアラの居た建物は倒壊。辛くも逃げおおせたスキアラを追うボンドは、爆発による混乱の中でヘリコプターで逃亡しようとしていたスキアラを追い詰め、彼の手からある紋章の刻まれた指輪を奪うと、最終的にヘリから地上へ突き落とす。
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【映画タイトル】007 スカイフォール ( サム・メンデス 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-315) (P-703)
 007 スカイフォールを観た。
 『007 スカイフォール』は、2012年のスパイ映画で、イーオン・プロダクションズが製作する「ジェームズ・ボンド」シリーズの第23作目にあたる。監督はサム・メンデス、ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員、ジェームズ・ボンドを演じる3作目の作品である。

 「007」をコードネームに持つMI6のエージェント、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は新人女性エージェントのイヴ(ナオミ・ハリス)とともにトルコでの作戦に参加していた。その最中、MI6の工作員たちが殺され、各国のテロ組織に潜入している全てのNATOの工作員の情報が収められたハードディスクが奪われた。
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【映画タイトル】サスペクト・薄氷の狂気 ( クレイグ・ゾベル 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-314) (P-702)
 サスペクト・薄氷の狂気を観た。
 若い女性を標的にした猟奇殺人が連続して起こっていたのでマーシャル(ヘンリー・カビル)捜査官は娘のSNSをチェックし、友達全員が女性で自撮り写真しかない男の目的は一つだけだから注意するよう言う。
念のためサイバー犯罪課にいる女性プロファイラーのレイチェル(アレクサンドラ・ダダリオ)に分析を依頼する。
 ある日、トラックの荷台から30代女性の遺体が発見される。
 どこかから飛び降りて偶然走行中のドラックの荷台に落下したものと思われたがビタミン剤と避妊用ピルの服用、そして拘束された痕跡が残っていることから逃げ出して事故に遭ったのだろうと予想された。
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【映画タイトル】イコライザー2( アントワーン・フークア 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-313) (P-701)
 イコライザー2を観た。
 『イコライザー2』は、2018年にアメリカ合衆国で公開されたヴィジランテ・アクションスリラー映画である。監督はアントワーン・フークア、主演はデンゼル・ワシントン。2014年の映画『イコライザー』の続編。

 元海兵隊員で国防情報局(DIA)の凄腕の特殊工作員であったロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、現在もマサチューセッツ州に住み、今は配車サービスのLyftの運転手として生計を立てていた。マッコールは常連の乗客や、あるいはアパートの近隣住人たちと親しく穏やかに接する一方で、危機に陥ったり、困っている善良で無力な人たちをその能力で密かに手助けする日々を送っていた。そんな中で、マッコールは、常連客である老人サム・ルビンスタイン(オーソン・ビーン)が生き別れた姉を探していることを知り、旧知のDIAの同僚スーザン・プラマー(メリッサ・レオ)に力を借りて密かに捜すことにした。
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【映画タイトル】ザ・ハント( クレイグ・ゾベル 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-312) (P-700)
 ザ・ハントを観た。
 『ザ・ハント』は、2020年のアメリカ合衆国のアクション・スリラー映画。監督はクレイグ・ゾベル、出演はベティ・ギルピンとエマ・ロバーツなど。富裕層が娯楽として行う「人間狩り」を題材にしたサバイバル・アクション映画。

 広大な森の中で目覚めた12人の男女。
 全員が猿ぐつわをされており、森に辿り着くまでの記憶を全員が失っているという、異常な状況となっていた。
 さらに、森の中心地に、いきなり巨大な木箱が出現した事で、一同は困惑する。
木箱に罠が仕掛けられている可能性がある中、1人の男性が木箱を開ける。
木箱からは1匹の子豚が出現した後、さまざまな武器が入っている事が判明する。
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【映画タイトル】007 慰めの報酬( マーク・フォースター 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-311) (P-699)
 007 慰めの報酬を観た。
 『007 慰めの報酬』は、2008年のスパイ映画。イーオン・プロダクションズが製作した「ジェームズ・ボンド」シリーズの第22作目にあたる。監督はマーク・フォースター『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)の直接の続編であり、ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員、ジェームズ・ボンドを演じる2作目の作品である。

 前作『007 カジノ・ロワイヤル』からの続編となる。前作のラストシーンの直後からストーリーが始まる設定とされている。
 相変わらず組織から理解されずにいたジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、将来を誓い合いながらもヴェネツィアで死んだ英国金融活動部(FATF)のヴェスパーを操っていた男、「ミスター・ホワイト」を唯一の手掛かりとしてその背後にある組織を探っていた。
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【映画タイトル】インビジブル 暗殺の旋律を弾く女( アンソニー・バーン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-310) (P-698)
 インビジブル 暗殺の旋律を弾く女を観た。
 『インビジブル 暗殺の旋律を弾く女』は、2018年のイギリス、アメリカ合衆国のサスペンス・スリラー映画。 監督はアンソニー・バーン、出演はナタリー・ドーマーとエド・スクラインなど。

 ピアニストのソフィア(ナタリー・ドーマー)は、先天性の病気で幼い頃に失明し、現在は補助杖を使いながら、決まった行動範囲のみで生活する日々を送っている。
 ある日、マンションのエレベーターに乗っていたソフィアの元に、マンションの住人ベロニク(エミリー・ラタコウスキー)が乗り込んでくる。
 その後から男性がベロニクを追いかけてくるが、男性の目の前でエレベーターの扉が閉まる。
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【映画タイトル】小さな恋のうた( 橋本光二郎 監督) 推薦人:石野(会員)(A-304) (P-696)
 自由に使える2時間ほどを手に入れると、事前の予備知識があまりなくてもビデオを観てしまうことが月に何度もある。
 「文横映画好きの集い」に参加するようになってから、面白そうなビデオをプライムで探すか、なければNetflixで探して観るようになった。
 コロナ下で、なかなか映画館に足を運ぶことも出来なくなっている昨今、監督であったり俳優であったり、原作であったり、脚本家であったり、音楽であったり、いずれかの刺激が脳に信号を送ると「観てみよう」との判断が即座に下されビデオ鑑賞が始まるのだ。
 何かのおまけのようなことから興味を持つことことも多く、今回の「小さな恋のうた」は、真栄田郷敦が出演中したTV番組「Aスタジオ」をみていて、彼のデビュー作がこの映画で沖縄の高校生バンドの話だと知ったからであった。
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【映画タイトル】エンド・オブ・ステイツ( リック・ローマン・ウォー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-309) (P-697)
 エンド・オブ・ステイツを観た。
 『エンド・オブ・ステイツ』は、2019年のアメリカ合衆国のアクション映画。監督はリック・ローマン・ウォー、主演はジェラルド・バトラーが務めた。本作は2013年の映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』、また2016年公開の『エンド・オブ・キングダム』の続編である。

 マイク・バニング(ジェラルド・バトラー)は、合衆国シークレットサービスの一員として大統領を警護する任務に当たっているが、長年の任務で負った後遺症に悩まされ、偏頭痛や不眠症にも苦しめられているが、妻のリアを含む周囲には秘密にしている。
 そんな中、退任する上司のジェントリー長官の後任に推薦されて、それを受けるか迷っていた。そんなマイクの元に、民間軍事会社サリエントを経営するかつての上官で友人のウェイド・ジェニングス(ダニー・ヒューストン)からの誘いがあり、彼の会社の施設で軍事訓練を受ける。
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【映画タイトル】山猫は眠らない3 決別の照準( P・J・ピース 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-308) (P-695)
 山猫は眠らない3 決別の照準を観た。
 前作「狙撃手の掟」での任務成功により、アメリカ海兵隊への現役復帰を果たした伝説の狙撃手トーマス・ベケット(トム・ベレンジャー)。しかし、ベケットはかつてとすっかり様変わりしてしまった海兵隊の空気に馴染めず、上官とも反りが合わずに酒浸りの日々を過ごしていた。
 そんなある日、ベケットはベトナム戦争で戦死したかつての英雄ポール・フィネガン(ジョン・ドーマン)の息子ニール(ケン・ストレアットカー)の結婚式に出席する。席上でベケットは、生前のフィネガンから預かったニール宛ての手紙を読み上げる。そこには「ベケットがこの手紙を読んでいるのであれば、私はお前の結婚式に出席できなかったということだろう」と記されていた。
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【映画タイトル】タイムリミット見知らぬ影( クリスティアン・アルヴァルト 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-307) (P-694)
 タイムリミット 見知らぬ影を観た。
 『タイムリミット 見知らぬ影』は、2018年のドイツのアクション・スリラー映画。監督はクリスティアン・アルヴァルト、出演はヴォータン・ヴィルケ・メーリングとハンナー・ヘルツシュプルンクなど。

 ベルリンの建設会社の幹部で建築プロジェクトを任されているカール(ヴォータン・ヴィルケ・メーリング)は仕事の忙しさから妻・ジモーネ(クリスティアーネ・パウル)との仲もうまくいってない。
 カールはある月曜日の朝、娘のヨゼフィーネ(エミリー・クーシェ)と息子のマリウス(カルロ・トーマ)を車で学校に送り届けようとしていた。その時、正体不明の男から電話を受ける。その内容は、カールたちが座席を離れると爆発する特殊な爆弾を車に仕掛けたと言い、巨額の金を支払うよう要求するものだった。
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【映画タイトル】山猫は眠らない2 狙撃手の掟( クレイグ・R・バクスレー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-306) (P-693)
 山猫は眠らない2 狙撃手の掟を観た。
 かつて“伝説の狙撃手”といわれたアメリカ海兵隊のベテラン兵士トーマス・ベケット(トム・ベレンジャー)は、過去の任務で利き指の人差し指を痛めてからは海兵隊を疾病除隊となり、今ではハンターツアーのガイドをして生計を立てながら森の外れの小さなトレーラーハウスに静かに暮らしていた。
 そんなある日、ベケットのもとに軍情報部のマッケナ大佐(リンデン・アシュビー)とCIA局員のエクレス(ダン・バトラー)が訪れる。それはベケットの現役復帰要請、そして危険な任務の依頼だった。
軍とCIAの情報によると、バルカン半島で軍政を敷くセルビア人指導者ヴァルストリア将軍の主導により、民族浄化の大義名分のもとイスラム教徒の抹殺作戦が展開されているという。ベケットに課せられたのはヴァルストリア将軍の暗殺であり、公にできない極秘任務だった。
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【映画タイトル】エンド・オブ・キングダム( ババク・ナジャフィ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-305) (P-692)
エンド・オブ・キングダムを観た。
 『エンド・オブ・キングダム』は、2016年のアメリカ合衆国のアクション映画。ババク・ナジャフィ監督、ジェラルド・バトラー主演・製作。2013年の映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編。

 アメリカ合衆国は、世界各国でテロを扇動している武器商人のアミール・バルカウィに対するドローン攻撃を行った。
 2年後、ベンジャミン・アッシャー大統領のシークレットサービスであるマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)は妻リアの出産を前に、危険な今の仕事を辞めようと考えていた。 そのおり、イギリス首相のジェームズ・ウィルソンが急逝したとの一報がホワイトハウスに入る。大統領は他の主要国首脳も参列する葬儀に出席するためにアメリカ合衆国シークレットサービスのマイク・バニング、シークレットサービス長官のリン・ジェイコブズ(アンジェラ・バセット)と共にロンドンへ渡る。
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【映画タイトル】ザ・ピーナッツバター・ファルコン( タイラー・ニルソン・マイケル・シュワルツ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-304) (P-690)
 ザ・ピーナッツバター・ファルコンを観た。
 『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』は2019年のアメリカ合衆国のドラマ映画。タイラー・ニルソンとマイケル・シュワルツの長編映画監督デビュー作で、出演はシャイア・ラブーフ、ザック・ゴッサーゲン、ダコタ・ジョンソンなど。プロレスラーに憧れて施設から逃げ出したダウン症の青年、事件を起こして逃亡する漁師、青年を追ってきた施設の看護師の旅を描いたロードムービーである。

 ダウン症を持つザック(ザック・ゴッサーゲン)は、身寄りがなく老人ホームで暮らしている。センターを逃げ出そうとしたザックを心配するエレノア(ダコタ・ジョンソン)だが、若いザックにとってホームは居心地が良くない。
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【映画タイトル】麗しのサブリナ( ビリー・ワイルダー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-303) (P-689)
 麗しのサブリナを観た。
 『麗しのサブリナ』は、1954年に公開されたアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ。サミュエル・テイラーの戯曲『麗しのサブリナ』をビリー・ワイルダー監督が映画化した。『ローマの休日』に続くオードリー・ヘプバーンのヒット作。

 ニューヨーク州ロングアイランドに暮らす大富豪ララビー家に仕える運転手の娘サブリナ(オードリー・ヘプバーン)は、ララビー家の次男デイヴィッド(ウィリアム・ホールデン)に密かに恋をしていた。仕事人間な兄ライナス(ハンフリー・ボガート)とは正反対のプレイボーイである彼は、大銀行の頭取令嬢グレッチェンに夢中でサブリナのことは眼中になかった。父からも身分違いの恋を咎められ、以前から決まっていたパリ留学の為にニューヨークを離れる日が目前に迫る。叶わない恋を悲しんだサブリナは車庫でガス自殺しようとするが、異変に気付いたライナスによって助けられ、サブリナはパリへと旅立った。
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【映画タイトル】オルフェ( ジャン・コクトー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-302) (P-688)
 オルフェを観た。
 セジェスト(エドゥアール・デルミ)という名の詩人と共にカフェへやってきた王女(マリア・カザレス)。詩人の集まりの為にカフェへとやってきた同じ詩人のオルフェ(ジャン・マレー)は、セジェストの態度に苛立っていた。
セジェストがカフェで仲間と喧嘩を始める。警察が来てその騒動を収めるのだが、その騒動のさなかにセジェストが車に轢かれて死んでしまう。王女は車にセジェストの遺体を運び入れると、近くにいたオルフェを呼び車に乗せて走り去って行くのだった。
 道中、王女は車の中でラジオをつける。すると、周りの景色の色が反転するのだった。さらにセジェストを轢き殺した犯人が車に近づくと、王女はお疲れ様と声をかけるのだった。
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【映画タイトル】恋妻家宮本( 遊川和彦 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-301) (P-687)
 恋妻家宮本を観た。
 遊川和彦の初劇場監督デビュー作。
重松清の小説「ファミレス」を遊川自ら脚本にして、モントリオール世界映画祭にて正式出品。

 50歳の中学教師宮本陽平は(阿部寛)、ファミリーレストラン「デニーズ」のメニューを見ながら、料理のオーダーが決められない。
 一方、妻の美代子(天海祐希)はシッカリ者で決断や覚悟を決めるのがとても早い。
そんな2人の出会いは大学時代。ファミレスでの合コンをきっかけに、陽平(工藤阿須加)と美代子(早見あかり)は交際を始めた。
 陽平は大学院に進学、美代子は教員を目指していたが、彼女の妊娠をきっかけに結婚。
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【映画タイトル】進撃の巨人 The Final Season(4期)(16話) (60話~75話) 推薦人:遠藤(会員)(A-300) (P-686)
 進撃の巨人The Final Season(4期)を観た。
 エレン・イェーガーが目指し、たどり着いた海の向こう側では、いつ終わるとも知れない戦争が続いていた。彼らは何者で、何のために戦っているのか。今、1人の少年兵が決死の覚悟を持って、最前線へと身を投じる。
 マーレと中東連合との戦争は、マーレの勝利で終結したが、マーレの巨人2体も危機に陥り、巨人の力で全てを支配する時代が終わりつつあることを示していた。そして、ジークはあることを軍の上層部に進言する。
 故郷に帰り、母と再会したライナー。その夜、彼は戦士を目指した幼き日々を思い返す。エルディア人を母に持つライナーは、母と共に名誉マーレ人の称号を手に入れ、離れ離れになった父と暮らすことを夢見ていた。
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【映画タイトル】進撃の巨人 シーズン3(22話)(38話〜59話) 推薦人:遠藤(会員)(A-299) (P-685)
 進撃の巨人シーズン3を観た。
 エレンたちは新たにリヴァイ班へと編入されることに。ウォール・マリアに開けられた穴を塞ぐため、ハンジは巨人化したエレンの体を硬質化する実験を進める。そこへニック司祭が何者かに殺されたという知らせが入る。
 エレンとヒストリアを乗せた馬車が襲撃され、2人はさらわれてしまう。追おうとするリヴァイの前にケニー立ち塞がった。2人は因縁の関係で、壮絶な闘いが始まる。ジャンたちもまた、戦闘に巻き込まれていく。
 ヒストリアが目を覚ますと、そばに彼女の父親を名乗るロッド・レイスがいた。彼はヒストリアに、レイス家にまつわる重大な秘密を打ち明ける。一方、ハンジはエルヴィンにレイス家の情報を伝えようとする。
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【映画タイトル】進撃の巨人 シーズン2(12話)(26話〜37話) 推薦人:遠藤(会員)(A-298) (P-684)
 進撃の巨人シーズン2を観た。
 壁の中から発見された巨人の正体を聞き出そうとハンジはニック司祭を問い詰めるが、彼は黙秘を貫く。それから遡ること12時間。ウォール・ローゼ南区で待機するコニーたちの下に巨人が襲来したという情報が入る。
 巨人発見から5時間後、北の森に向かったサシャが3年ぶりに戻った故郷の村はすでに人の住める土地ではなくなっていた。その先で見つけた新しい村で、サシャは凄惨な光景を目の当たりにする。
 コニーの故郷に人影はなく1体の巨人が仰向けに倒れているだけだった。その光景を目にして失意に沈むコニーの耳に微かな声が届く。一方、リコが率いる駐屯兵第一師団精鋭部隊は東防衛線で巨人と交戦していた。
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【映画タイトル】進撃の巨人 シーズン1(25話)(a-0297)(1話〜25話) 推薦人:遠藤(会員)(A-297) (P-679)
 進撃の巨人シーズン1を観た。
 人類は突如出現した「巨人」により滅亡の淵に立たされていた。生き残った人類は、高い三重の壁を建設し、その名を「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」と名付け、壁の中で100年もの間安泰に暮らしていた。
 しかし、主人公・エレンが10歳になったある日、突如として平和な日常は崩れる。50メートルの壁を乗り越えるほどの超大型巨人が現れる。鎧の巨人も現れ、たくさんの巨人が壁内に侵入してくる。眼の前で母親を巨人に喰われ、家も夢も希望も、すべてを奪われたエレンは巨人への復讐を決意し、幼馴染のミカサやアルミンと共に「第104期訓練兵団」に入団する。
 そこで志を同じくする仲間たちと共に訓練しながら成長するエレンたちだったが、またもや現れた超大型巨人にトロスト区と多くの仲間を失ってしまう。エレン自身も巨人に捕食されてしまい、ミカサやアルミンといった仲間は絶望の淵に立たされるが、突如現れた「巨人を攻撃する巨人(人類を守る立ち位置のような巨人)」の正体が実はエレンであり、(エレン自身も自分が巨人である認識はなかったものの)巨人の能力で無事トロスト区の奪還と仲間を守ることに成功する。
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【映画タイトル】華麗なるギャッツビー(1974)( ジャック・クレイトン 監督)(a-0296) 推薦人:遠藤(会員)(A-296) (P-678)
 華麗なるギャツビー(1974年)を観た。
 1920年代、アメリカ・ニューヨーク。ウォール街の証券会社に就職した青年ニック・キャラウェイ(サム・ウォーターストン)は、郊外のロングアイランドに引っ越してくる。
 ニックは、シカゴ在住で避暑のためにニューヨークに来ていたデイジー・ブキャナン(ミア・ファロー)と、その夫で大富豪のトム(ブルース・ダーン)の元を訪れる。デイジーはニックの従妹であり、大富豪であるトムはニックの大学時代の学友だった。
 ニックの家の隣には出不精の謎の富豪ジェイ・ギャツビー(ロバート・レッドフォード)が大豪邸を構えていた。
 ギャツビーは2週間おきに自宅で盛大なパーティーを催しており、パーティーには着飾った数多くの男女が集い、豪華な料理が振る舞われていた。ニックは煌びやかなパーティーの様子を観察していた。
 デイジーはトムとの間に娘のパミー(パッツィ・ケンジット)をもうけていたが、トムは修理工のジョージ・B・ウィルソン(スコット・ウィルソン)の妻マートル(カレン・ブラック)を愛人にしており、デイジーとの関係は冷え切っていたが、トムはカトリック教徒であるデイジーとの離婚に踏み切れないでいた。
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【映画タイトル】ワイルド・スピード/スーパーコンボ( デヴィッド・リーチ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-295) (P-676)
 ワイルド・スピード/スーパーコンボを観た。
 『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、2019年のアメリカ映画であり、「ワイルド・スピード」シリーズのスピンオフ。監督はデヴィッド・リーチが務める。ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバ、ヴァネッサ・カービーらが出演する。今作のおもな舞台はイギリス・ロンドン、ロシア、サモア諸島。

 イギリス・ロンドン。テロ組織が殺人ウイルス「スノーフレーク」をトラックへ積み込んでいるところをMI6の部隊6人が襲撃。ウイルスが収納されたケースを確保し、システムロックを解除した直後、科学テロ組織「エティオン」に属するブリクストン(イドリス・エルバ)が現れ部隊の5人を瞬く間に倒す。残った1人ハッティ・ショウ(ヴァネッサ・カービー)は、ブリクストンらの手にウイルスが渡るのを阻止するためウイルスを自身の体内に注入しその場から逃走。ウイルスを手にいれ損なったブリクストンは情報操作によって、部隊を裏切ったテロリストにハッティを仕立て上げたのであった。
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【映画タイトル】ワイルド・スピード ICE BREAK( F・ゲイリー・グレイ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-294) (P-675)
 ワイルド・スピード ICE BREAKを観た。
 『ワイルド・スピード ICE BREAK』は、2017年公開のアメリカ合衆国のカーアクション映画。ワイルド・スピードシリーズ第8作。今作のおもな舞台はキューバ・ハバナ、アメリカ・ニューヨーク、ロシア。

 キューバ・ハバナでハネムーン代わりのバカンスをレティ(ミシェル・ロドリゲス)と楽しんでいたドミニクはラルドから車を賭けたレースを挑まれ、最終的に車を炎上の末に海に沈没させることになるものの勝利と敬意を得る。それから暫く経ったある日、ドミニクはサイファー(シャーリーズ・セロン)と名乗る女性と出会い、彼女から自分の部下になるよう申し込まれる。最初応じる気はないドミニクだったが、彼女にスマートフォンの「ある写真」を見せられると表情が一変する。
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【映画タイトル】ワイルド・スピード SKY MISSION( ジェームズ・ワン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-293) (P-674)
 ワイルド・スピード SKY MISSIONを観た。
 『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、2015年のアメリカ合衆国のアクション映画。監督はジェームズ・ワンが務めた。『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013年)の続編であり、「ワイルド・スピード」シリーズの第7作目。今作のおもな舞台はアメリカ・ロサンゼルス、アゼルバイジャン、UAE・アブダビ。

 オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンズ)率いる国際犯罪組織から恋人のレティ・オルティス(ミシェル・ロドリゲス)を取り戻すことに成功したドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)であったが未だ記憶が戻らない彼女との関係に苦悩する。また、ミニバンで息子・ジャックを送迎するという平和な日々を送るブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)であったが、かつての刺激を恋しく思う胸中を妻のミア(ジョーダナ・ブリュースター)に打ち明ける。ミアは2人目の子供を身ごもっていたが、ブライアンをより束縛してしまうのではないかとそれを打ち明けられていないことを兄であるドミニクに吐露する。
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【映画タイトル】ワイルド・スピード EURO MISSION( ジャスティン・リン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-292) (P-673)
ワイルド・スピード EURO MISSIONを観た。
 『ワイルド・スピード EURO MISSION』は、2013年公開のアメリカ合衆国のカーアクション映画。ワイルド・スピードシリーズ第6作。今作のおもな舞台はヨーロッパ州(イギリス・ロンドン、スペイン、ロシア・モスクワ)。

 ドミニク・トレットは(ヴィン・ディーゼル)元警察官である新たな恋人エレナ・ネベス(エルサ・パタキー)と、ブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)は妻ミア(ジョーダナ・ブリュースター)との間に生まれた息子ジャックと共に、山分けした大金で手に入れた自由で静かな生活を送っていた。
 そんなある日、モスクワにて軍隊が襲撃され、何億円もの価値をもつチップを奪われる事件が発生する。元英国特殊部隊のオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンズ)率いるヨーロッパを拠点に大きな犯行を繰り返す国際的犯罪組織が関わっており、かねてより組織を追跡していたアメリカ外交保安部(DSS)捜査官ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)は、組織壊滅の協力を要請するためドミニクを訪ねる。 ・・・続きを読む


【映画タイトル】ワイルド・スピード MEGA MAX( ジャスティン・リン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-291) (P-672)
ワイルド・スピード MEGA MAXを観た。
 『ワイルド・スピード MEGA MAX』は、2011年公開のアメリカ合衆国のカーアクション映画。ワイルド・スピードシリーズ第5作。今作のおもな舞台はブラジル・リオデジャネイロ。
 前作『ワイルド・スピード MAX』(2009年)に引き続きストリートレースやカーマニアの要素は徐々に排されており、また、過去の作品で主人公と協力関係を結んでいた人物が多く再登場していることもあってチームアクション的な性格が強調されている。

 裁判で懲役25年の判決を言い渡され護送されるドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)であったが、その護送車を複数の車が取り囲む。相棒のブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)、妹のミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター)らの手引きにより護送車からの脱出に成功し逃亡したドミニクと、それを幇助したブライアン、ミアは国際指名手配されることとなった。
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【映画タイトル】ワイルド・スピード MAX( ジャスティン・リン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-290) (P-671)
ワイルド・スピード MAXを観た。
 『ワイルド・スピード MAX』は、2009年のアメリカ合衆国の映画。ワイルド・スピードシリーズ第4作で、ストリートレースを題材にしたカーアクション映画。今作のおもな舞台はロサンゼルス、メキシコ、ドミニカ共和国。 1作目の主演コンビであるポール・ウォーカーとヴィン・ディーゼルが復帰。前作までと比較するとレースや車を中心とした演出はやや抑えられており、カーチェイスアクションとしての演出が色濃くなっている。

 ロサンゼルスからの逃亡を果たしドミニカを拠点にガソリン運搬車を襲撃する強盗チームのリーダーを務めていたドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)であったが、警察の捜査の手は彼にジワジワと伸びてきていた。仲間のガレージが捜索されたことを知ったドミニクは恋人のレティ・オルティス(ミシェル・ロドリゲス)を始めハン(サン・カン)らにチームの解散を告げ、特にレティに危害が及ぶことを恐れ黙って彼女の元を去ってしまう。パナマに逃れていたドミニクであったが、妹のミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター)からレティが殺されたことを知らされる。レティを見送るためにロスに帰還したドミニクは、レティの死亡現場を訪れ道路に残ったニトロ原料とタイヤ痕をもとに違法改造車を特定し、犯人への復讐を誓うのであった。
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【映画タイトル】ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT( ジャスティン・リン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-289) (P-670)
 ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFTを観た。
 『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』は、2006年のアメリカのカーアクション映画。監督はジャスティン・リン。シリーズの第3作目。おもな舞台は日本・東京。

 アリゾナに暮らす、車だけが生きがいの高校生ショーン・ボズウェル(ルーカス・ブラック)は、ジョックの挑発により行ったストリート・レースの末に大事故を起こし警察に補導されてしまう。ショーンはこれまでにも2度同じような騒ぎを起こして補導されており、ついに今回の一件で母親に愛想を尽かされ、東京の米軍基地に勤務する軍人の父の下で暮らすことになった。ショーンは「カーレースをしない」というルールを定められ、日本の高校に転校。しかし転校先の高校で同級生のトゥインキー(バウ・ワウ)に誘われ、夜の街での立体駐車場で行われるドリフト・バトル、そして「D.K.(ドリフト・キング)」の名を持つタカシ(ブライアン・ティー)の存在を知り、ドリフトの心得が無いにもかかわらず、タカシの仲間であるハン(サン・カン)から日産・シルビアを借りて挑むも、車をボロボロにした挙句に惨敗してしまう。
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【映画タイトル】ワイルド・スピードX2( ジョン・シングルトン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-288) (P-669)
 『ワイルド・スピードX2』は、2003年に公開されたアメリカ映画。ワイルド・スピードシリーズ第2作で、ストリートレース及びスポーツコンパクトを題材にしたカーアクション映画。舞台はフロリダ州マイアミ。

 容疑者逃亡幇助の罪で警察官の立場を追われることとなったブライアン・オコナー(ポール・ウォ−カー)は、各地を転々としながらやがて辿り着いたマイアミでストリートレースに興じ、その高い実力からカリスマレーサーとして名を上げていた。ある日、友人でマイアミのレースを取り仕切るテズ・パーカーから参加を持ちかけられたレースでいつも通り勝利を攫ったブライアンは、レース会場にいた女性モニカ・フェンテス(エヴァ・メンデス)に声をかける。しかし、その直後会場に多数の警察車両が駆けつけ、ブライアンは身柄を拘束されてしまう。モニカはブライアンの確保のために潜入していたFBI捜査官であった。
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【映画タイトル】ワイルド・スピード( ロブ・コーエン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-287) (P-668)
 『ワイルド・スピード』は、2001年公開のアメリカ映画。ロサンゼルスを舞台にドラッグレース(ゼロヨン)に熱中するストリート・レーサーたちを題材としたカーアクション映画である。当時のアメリカのストリート・レース文化にのっとり、スポーツコンパクトと呼ばれるカテゴリの日本車が数多く登場する。

 アメリカ・ロサンゼルス。高額貨物を乗せた輸送トラックが夜間にホンダ・シビッククーペ#初代 EJ1/2型(1992-1996年)の改造車の集団の襲撃を受ける事件が多発していた。
 車好きの青年ブライアン・スピルナー(ポール・ウォーカー)は、愛車であるD32型三菱・エクリプスの改造車のパワー不足に悩み、彼自身が働いているショップのオーナーであるハリーにNOSをねだるも、素人技術では暴発しかねないと釘を刺されてしまう。ブライアンは行きつけのカフェで働くミア・トレット(ジョーダナ・ブリュースター)に好意を寄せており、いつもと同じようにカフェでミアに声を掛けていたところ、同じく彼女に好意を寄せるヴィンスと喧嘩になり、仲裁に入ったヴィンスの仲間でミアの兄ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)から警告を受けてしまう。
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【映画タイトル】東京喰種トーキョーグール:re 推薦人:遠藤(会員)(A-286) (P-667)
 東京喰種トーキョーグール:reを観た。
 20区隻眼の梟討伐戦からしばらく経ち、佐々木琲世(ハイセ)が真戸暁(アキラ)の下に来てから2年。ハイセは一等捜査官に、アキラは上等捜査官に昇進していた。そんな時、CCGでクインクス計画なるものが始まり、ハイセは実験体集団 クインクスのメンターに任命される。「まともな人間でない」彼らに振り回され、業績も振るわず、ハイセはCCGで肩身の狭い思いをしていた。
 あるとき、ハイセ、クインクス含む真戸班は下口班とともにトルソーと呼ばれる喰種の調査をすることになる。ウリエ、シラズがトルソーの正体を突き止め、彼を追い詰めているときに強力な喰種オロチが乱入。2人は彼に終始圧倒されるが、そこにハイセが現れ、オロチと交戦を始める。
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【映画タイトル】東京喰種トーキョーグール【PINTO】 推薦人:遠藤(会員)(A-285) (P-666)
東京喰種トーキョーグール 【PINTO】を観た。

 第一部終了後から第二部『:re』開始までの間、二等捜査官の阿原半兵衛を主人公とし、パートナーである上等捜査官の鈴屋什造(スズヤ ジューゾー)との物語が展開する。臆病な半兵衛が骸骨のマスクをした喰種たちに追われ逃げ惑っているところをジューゾーの介入で救われ、彼から軽い叱責を受ける。CCG13区支部に戻り「スカルマスク」という集団の調査・討伐の報告の最中、「スカルマスク」の犯行の報告があり、現場である暗敷通りへ向かう。
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【映画タイトル】東京喰種トーキョーグール【JACK】 推薦人:遠藤(会員)(A-284) (P-665)
 東京喰種トーキョーグール 【JACK】を観た。

 本編開始の12年前。13区の高校に通う不良少年富良太志は幼馴染たちをカボチャの仮面を被った人物に殺傷され、彼自身も殺されそうになるがクラスメイトの転校生有馬貴将に助けられる。
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【映画タイトル】東京喰種トーキョーグール√A 推薦人:遠藤(会員)(A-283) (P-664)
東京喰種トーキョーグール√Aを観た。
 月山撃退後、カネキはイトリからリゼに関する情報を入手する。その頃、好戦的な喰種集団アオギリの樹の襲来による11区の支部の無力化に伴い、危険区域に指定された20区に特等捜査官の篠原幸紀(シノハラ ユキノリ)や特例で入局した三等捜査官の鈴屋什造(スズヤ ジューゾー)ら本局所属の有力捜査官が派遣された。
 ある日、かつてのリゼを知る喰種万丈数壱(バンジョウ カズイチ)と彼の取り巻き連中がリゼを探すためにあんていくに訪れる。だが時を同じくしてリゼを探しにあんていくを襲撃したトーカの弟霧嶋絢都(キリシマアヤト)、ヤモリ(ジェイソン)、ニコによって、トーカの反撃も虚しくカネキは連れ去られてしまう。
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【映画タイトル】東京喰種トーキョーグール 推薦人:遠藤(会員)(A-282) (P-663)
  『東京喰種トーキョーグール』を観た。全12話から構成されている。  『東京喰種トーキョーグール』は、石田スイによる日本の漫画作品。
 現代の東京を舞台に、人の姿をしながら人肉を喰らうことで生きる「喰種」(グール)をテーマにした作品。コンセプトはダーク・ファンタジーとなっているが、サイエンス・ファンタジーの要素もある。

 人間社会に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人喰種(グール)が蔓延する東京。
 上井大学に通う青年金木 研(カネキ ケン)は女性の喰種神代 利世(カミシロ リゼ)に襲われ瀕死となるが、工事現場から落下した鉄骨がリゼに当たったことで捕食を免れ、一命を取り留める。しかし事故による手術の際に、喰種であるリゼの臓器を移植されたことで、カネキは半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる。
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【映画タイトル】ワイルドカード( サイモン・ウェスト 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-281) (P-662)
 『ワイルドカード』は、2015年にアメリカ合衆国で製作されたクライムスリラー映画。監督をサイモン・ウェストが、主演をジェイソン・ステイサムが務めた。

 元特殊部隊のエリート兵士だったニック・ワイルド(ジェイソン・ステイサム)は、今では落ちぶれてラスベガスの片隅で用心棒を生業としていた。ニックの夢は50万ドル貯めてコルシカ島でヨットに乗って生活することだった。冴えない生活の中、ギャンブルとアルコールに溺れる彼の前に、元恋人のホリーが現れる。ホリー(ドミニク・ガルシア=ロリド)は自身をレイプし、大怪我を負わせた男たちへの復讐をニックに依頼しに来たのだった。
 ニックはすぐにその相手を突き止める。ソフィアに乱暴を働いた相手はイタリアン・マフィアのデマルコだった。
 ニックは、金持ちの青年・サイラスに用心棒として雇われる。
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【映画タイトル】THE GUILTY/ギルティ( グスタフ・モーラー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-280) (P-661)
 THE GUILTY/ギルティを観た。
 『THE GUILTY/ギルティ』は、2018年のデンマークのスリラー映画。グスタフ・モーラー監督・脚本、ヤコブ・セーダーグレン主演。

 アスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)は警察官だが、現在は緊急通報指令室で働いている。
 警察官の仕事を謹慎しており、翌日、裁判を待つ身だった。
 アスガーの携帯にブリックスという女性から電話がかかってくる。ブリックスはマスコミ関係者で、翌日の裁判について取材しようとする。
 イーベン・オスタゴーという女性から、緊急ダイヤルに電話が入る。
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【映画タイトル】ブレードランナー2049( ドゥニ・ヴィルヌーヴ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-279) (P-660)
 ブレードランナー2049を観た。
 『ブレードランナー 2049』は、2017年のアメリカ合衆国のSF映画。ライアン・ゴズリング主演、監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。
 1982年制作の映画『ブレードランナー』の続編であり、前作の主演ハリソン・フォードが引き続きリック・デッカード役で出演し、前作の監督リドリー・スコットは製作総指揮を務めた。
第90回アカデミー賞では5部門にノミネートされ、2部門を受賞した。

 2049年、環境破壊が進む地球では、外宇宙(オフワールド)の新天地へ旅立てなかった人々が、陰鬱な世界で暮らしている。2022年の「大停電事件」以降、人造人間「レプリカント」は製造禁止となっていたが、2036年にウォレス社がネクサス9型を開発したことで再び人間の使役として働いている。旧型のネクサス8型レプリカントは、専任捜査官「ブレードランナー」によって追跡され、「解任(抹殺)」されている。
 ネクサス9型レプリカントのK(ライアン・ゴズリング)は、ロサンゼルス警察 (LAPD) のブレードランナーとして同胞を狩る仕事に就いている。人間に蔑まれ、心許せる相手は、自宅で待つウォレス社製のメイドAIジョイ(アナ・デ・アルマス)のみだった。
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【映画タイトル】ブレードランナー( リドリー・スコット 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-278) (P-659)
 ブレードランナーを観た。  『ブレードランナー』は、1982年公開のSF映画。フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作としている。

 21世紀初頭、遺伝子工学技術の進歩により、タイレル社はロボットに代わるレプリカントと呼ばれる人造人間を発明した。彼らは優れた体力に、創造した科学者と同等の高い知性を持っていた。
 環境破壊により人類の大半は宇宙の植民地(オフワールド)に移住し、レプリカントは宇宙開拓の前線で過酷な奴隷労働や戦闘に従事していた。しかし、彼らには製造から数年経つと感情が芽生え、主人たる人間に反旗を翻す事件が発生する。そのため、最新の「ネクサス6型」には、安全装置として4年の寿命年限が与えられたが、脱走し人間社会に紛れ込もうとするレプリカントが後を絶たず、地球へ脱走した彼らは違法な存在と宣告された。そんな脱走レプリカント達を判別し見つけ出した上で「解任(抹殺)」する任務を負うのが、警察の専任捜査官「ブレードランナー」であった。
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【映画タイトル】ボディガード( ミック・ジャクソン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-277) (P-657)
ボディガードを観た。
 『ボディガード』は1992年製作のアメリカ映画。
俳優ケビン・コスナーと女性歌手ホイットニー・ヒューストンが共演し、ヒットしたロマンティック・サスペンス映画である。

 ロナルド・レーガンの警護を担当していたシークレット・サービスのフランク・ファーマー(ケビン・コスナー)は、非番(彼の母の葬式)の日に発生したレーガン大統領暗殺未遂事件に責任を感じて退職、以降は個人でボディガード業を営んでいた。
 ある日、フランクの元を人気歌手レイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)の付き人ビル(ビル・コッブス)が訪れ、彼女の身辺警護を依頼する。レイチェルの元には数か月前から不審な出来事が続いており、遂には殺害を予告する脅迫状までが送り付けられてきたため、フランクに白羽の矢が立ったのである。依頼を引き受けたフランクだったが、あまりに危機感のないレイチェルをはじめスタッフはフランクを邪魔者扱いし、忠告を聞こうとしなかった。断ろうとしたがビルの懇願により仕方なく引き受けた。
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【映画タイトル】ブラッドショット( デヴィッド・S・F・ウィルソン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-276) (P-656)
 ブラッドショットを観た。
 『ブラッドショット』は、2020年に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画である。監督はデヴィッド・S・F・ウィルソン、主演はヴィン・ディーゼルが務めた。本作はウィルソンの映画監督デビュー作でもある。

 アメリカ海兵隊員のレイ・ギャリソン(ヴィン・ディーゼル)とその妻(ジーナ)が休暇でイタリアを訪れていたところ、マーティン・アックス率いる武装集団に誘拐された。アックスはレイから機密情報を聞き出そうとしたが、頑として口を割ろうとしなかったため、ジーナ共々レイを殺害した。
 その後、科学者チームはナノテクノロジーを駆使してレイを蘇生させた。その男は、エミール・ハーティング施設長だった。女性はKT(エイザ・ゴンザレス)といった。
 施設は軍の研究所で、RST(ライジング・スピリット・テクノロジー)という名だった。
RSTでは極秘の研究を行なっていた。
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【映画タイトル】 ホワイトアウト( ドミニク・セナ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-275) (P-655)
 ホワイトアウトを観た。
 『ホワイトアウト』は、2009年のアメリカ映画。グレッグ・ルッカの同名のグラフィックノベルを原作としたサスペンス映画である。

 南極上空を飛行していたソ連の輸送機内で、男が突然発砲する。そして輸送機は大陸に墜落して、そのまま消息を絶ってしまう。
 それから50年後。南極点付近にあるアメリカの観測基地「アムンゼン・スコット」では、保安官の任に就いていたキャリー(ケイト・ベッキンセイ)が2年間の任期を終えて、3日後には帰国する予定だった。
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【映画タイトル】アルゴ( ベン・アフレック 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-274) (P-654)
 アルゴを観た。
 『アルゴ』は、1979年から1980年にかけて発生した在イランアメリカ大使館人質事件を題材とした、ベン・アフレック監督・製作・主演による2012年のアメリカ映画である。第85回アカデミー賞作品賞受賞作品。

 イラン革命により革命により、1979年2月にルーホッラー・ホメイニー率いる反体制勢力がモハンマド・レザー・パフラヴィー国王をイランから放逐したものの、その後国外に亡命したパフラヴィー元国王をアメリカが受け入れたことに反発したイスラム法学校の生徒を中心とした反米デモ隊が、同年11月にテヘランのアメリカ大使館を占拠し、52人のアメリカ人外交官が人質に取られた。
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【映画タイトル】 ザ・セル( ターセム・シン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-273) (P-653)
 ザ・セルを観た。
『ザ・セル』は、2000年のアメリカ合衆国のSF映画。 監督はターセム・シン、出演はジェニファー・ロペスとヴィンス・ヴォーンなど。

 先進的な医療施設キャンベルセンターで働く小児精神科医のキャサリン(ジェニファー・ロペス)は、昏睡状態の少年エドワードの内面世界に特殊な機器を使って入り込み、内なる彼とやりとりしながら意識の回復を目指す治療に携わっていた。結果は芳しくなく、キャサリンは自分の内面にエドワードを招き入れる方法を考慮しつつあったが、それは未知の領域でリスクがあった。
 そんなある日、昏睡状態の連続殺人犯カール・スターガー(ヴィンセント・ドノフリオ)がセンターに運び込まれる。彼に誘拐された女性がタイマー仕掛けで溺死させられる危機にあるため、彼女が閉じ込められている場所をカールの内面から聞き出そうというのだ。
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【映画タイトル】 ひとよ( 白石和彌 監督) 推薦人:石野(会員) (P-652)
  白石和彌監督「ひとよ」2019年11月公開

 8月例会課題作「禁じられた遊び」の感想を書いていたら、確かめたい個所が出てきたので、プライムビデオを観直そうとHPを立ち上げたところ目新しい作品が目に入った。
 それは、もうひとつの課題作「彼女がその名を知らない鳥たち」(2017年公開)の監督、白石和彌の19年作品「ひとよ」であった。
 タイトルはひらがなで「ひとよ」。「人よ」かと思った。ところが小さな字で「一夜」と出てきた。
「ああ、あるひと晩のことなんだ、この映画の軸は」と思い、プライムのあらすじ紹介だけを少し読んで、よく理解できないまま、錚々たる俳優名を眺め、すぐに観始めた。
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【映画タイトル】 ラスト・ボーイスカウト( トニー・スコット 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-272)(P-651)
 ラスト・ボーイスカウトを観た。
 『ラスト・ボーイスカウト』は、1991年のアメリカ合衆国のアクション映画。トニー・スコット監督、ブルース・ウィリス主演。

 ジョー・ハレンベック(ブルース・ウィリス)は、過去にカーター大統領の命を救ったことのある腕利きのシークレットサービスだったが、強姦していたベイナード議員に暴行して解雇され、今ではしがない私立探偵に落ちぶれ、負け犬人生を送っていた。一方、元プロフットボール選手のジミー・アレクサンダー・ディックス(デイモン・ウェイアンズ)は賭博でフットボール界を追い出され、妻も子も亡くして麻薬に溺れながら無為な負け犬人生を送っていた。

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【映画タイトル】 華麗なるギャツビー( バズ・ラーマン 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-271)(P-650)
  華麗なるギャツビーを観た。
 『華麗なるギャツビー』は、2013年のアメリカ合衆国の恋愛・ドラマ映画である。F・スコット・フィッツジェラルドの1925年の小説『グレート・ギャツビー』を原作としており、バズ・ラーマンが監督・脚本を務めている。出演はレオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、キャリー・マリガン、ジョエル・エドガートン、アイラ・フィッシャー、ジェイソン・クラークらである。

 1929年12月、第一次世界大戦の従軍経験者であるニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)は精神科の治療を受けている。彼は、今まで出会った中で最も大きな希望を抱く男性であったジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)について語る。
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【映画タイトル】 ボルベール〈帰郷〉( ペドロ・アルモドバル 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-270)(P-649)
 『ボルベール〈帰郷〉』は、2006年のスペインの映画。ペドロ・アルモドバル監督によるタンゴの楽曲「Volver」(カルロス・ガルデル)を題材にした血の繋がった三世代の女性による人間ドラマである。舞台となるラ・マンチャはアルモドバル監督の故郷でもある。

 風の吹きすさぶラ・マンチャの小さな村の墓場で、3年半前の火事でともに命を失った両親の墓所の手入れをする姉妹ライムンダ(ペネロペ・クルス)とソーレ(ロラ・ドゥエニャス)、そしてライムンダの娘のパウラ(ヨアナ・コボ)。普段はマドリードに暮らす3人だが、墓所の手入れはラ・マンチャに古くから伝わる伝統なので、定期的に日帰りでやってくるのだ。そしてライムンダには、村で独り暮らしをしている伯母を説得してマドリードに引っ越させるという第二の目的があった。 ・・・続きを読む


【映画タイトル】 ホテル・ムンバイ( アンソニー・マラス 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-269)(P-648)
ホテル・ムンバイを観た。
 『ホテル・ムンバイ』は、2018年制作のオーストラリア・インド・アメリカ合衆国のスリラー映画。
 2008年に起きたムンバイ同時多発テロの際、タージマハル・ホテルに閉じ込められ、人質となった500人以上の宿泊客と、プロとしての誇りをかけて彼らを救おうとしたホテルマンたちの姿を描く。

 2008年11月、正体不明の青年たちがインド・ムンバイに上陸した。青年たちはムンバイ南部のCST駅を襲い、無差別の殺戮を始める。テロリストの次の標的はタージマハル・ホテルだった。
 そのホテルの従業員であるアルジュン(デヴ・パテル)は、仕事に向かう。ホテルでは、イラン系のザーラ(ナザニン・ボニアティ)と、アメリカ人の夫デヴィッド(アーミー・ハマー)と赤ちゃん、そして子守をするサリー(ティルダ・コブハム・ハーヴェイ)が入ってくる。ホテルの料理長のオベロイ(アヌバム・カー)が従業員の服装をチェックしている。
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【映画タイトル】 トゥモロー・ウォー( クリス・マッケイ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-268)(P-647)
 トゥモロー・ウォーを観た。
 『トゥモロー・ウォー』は、2021年配信のアメリカ合衆国のミリタリーSFアクション映画。クリス・マッケイ監督の、実写アクション監督デビュー作。

 2022年12月、元軍人で生物学教師のダン・フォレスター(クリス・プラット)は研究所への転職に失敗する。2051年から兵士が突然に姿を現す。未来でホワイトスパイクと呼ばれるエイリアンに地球は侵略されて人類は絶滅の危機にあると世界中に呼びかけ、援助を求める。世界各国は総人口が50万人を切った未来へ軍人を送り出すも、生還率は20%にとどまり、徴兵が始まる。反戦運動が広がる中、ダンは7年後には死亡するはずであると告げられ、徴兵されて左腕に転送装置を固定される。逃亡を考えて父に再会するも、妻と娘に別れを告げて出頭する。
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【映画タイトル】 素晴らしきかな、人生( デビッド・フランケル 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-267)(P-646)
 素晴らしきかな、人生を観た。
 『素晴らしきかな、人生』は、2016年にアメリカ合衆国で公開のドラマ映画である。監督はデヴィッド・フランケル、主演はウィル・スミスが務める。

 広告代理店のヤードシャム・インレット社は過去最高益を達成した。経営者のハワードは“広告の哲学者”と呼ばれ、社内からもライバル社からも一目置かれている存在だった。ハワード(ウィル・スミス)は広告を作る上で、“愛”と“時間”と“死”という3つのキーワードを大切にしていた。人は常に愛を渇望し、時間を惜しみ、死を恐れているからだ。
 3年後。ハワードは悲しみの中におり、まだその状況から抜け出せずにいた。会社は大口の取引相手から契約を切られ、危機的状況にあった。クライアントは全てハワードのコネで繋がっていたため、他の者ではどうすることもできなかった。しかも、買収の話まで出ていた。共同経営者のホイットは会社を倒産させないため、買収の話を進めるよう同僚のサイモンに頼んだ。
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【映画タイトル】 モンスター上司( セス・ゴードン 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-266)(P-644)
 モンスター上司を観た。
 『モンスター上司』は、2011年のアメリカ合衆国のブラックコメディ映画。

 ニック(ジェイソン・ベイトマン)は昇進を目指して8年間早朝から深夜まで黙々と働いている。しかし彼の上司である取締役のハーケン(ケヴィン・スペイシー)はネチネチとニックをいじめ続け、ニックの我慢も限界を迎えていた。  歯科助手をしているデール(チャーリー・デイ)は歯科医のジュリア(ジェニファー・アニストン)の過激なセクハラに悩まされている。夫になるのが夢でステイシーという可愛い彼女と婚約中のデールは、ジュリアの猛アピールに多大なストレスを感じていた。
 カート(ジェイソン・サダイキス)の勤める薬品会社では、信頼する社長が突然死してしまい息子のボビー(コリン・ファレル)が新社長となる。しかしヤク中のボビーは会社のことなど何も考えていない大バカで、カートは困り果てていた。
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【映画タイトル】 アイ・イン・ザ・スカイ世界一安全な戦場( ギャヴィン・フッド 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-265)(P-642)
 アイ・イン・ザ・スカイ世界一安全な戦場を観た。
 『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』は、2015年製作のイギリス映画。ドローンを使用した現代の戦争の実態を描いた軍事サスペンス映画。

 イギリス・ロンドンで、イギリス軍のキャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)は、国防副参謀長のフランク・ベンソン中将(アラン・リックマン)のもと、アメリカ軍のドローン、MQ-9 リーパー偵察攻撃機を使い、英米・ケニアによる合同テロリスト捕獲作戦を指揮していた。
 合同チームは、上空2万2千フィートを飛んでいるMQ-9 リーパーと現地の偵察用小型ドローンにより、ケニアの首都ナイロビの隠れ家に潜んでいるアル・シャバブのテロリストたちを確認した。屋内の昆虫型小型ドローンにより、テロリストたちが自爆ベストを着用して犯行予告映像を撮影し、今まさにテロを決行しようとしていることが発覚する。

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【映画タイトル】 ジーサンズ はじめての強盗( ザック・ブラフ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-264)(P-641)
 ジーサンズ はじめての強盗を観た。
 『ジーサンズ はじめての強盗』は、2017年にアメリカ合衆国で公開されたコメディ映画である。監督はザック・ブラフ、主演はモーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンの3人が務めた。

 W・バーナー銀行で、初老の男ジョー(マイケル・ケイン)が住宅ローンの件で担当者に詰め寄っていると、銀行に強盗が押し入ってくる。
 ジョーはこの体験を親友のウィリー(モーガン・フリーマン)とアルバート(アラン・アーキン)に報告。3人は同じ工場で長年働いてきた仲間だった。そんな彼らに工場を所有していた会社から、会社の買収にともなって自分たちの年金が消滅する、と聞かされる。おまけにその買収にはW・バーナー銀行も関わっているという。
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【映画タイトル】 ワールド・オブ・ライズ( リドリー・スコット 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-263)(P-640)
 ワールド・オブ・ライズを観た。
 『ワールド・オブ・ライズ』は、デヴィッド・イグネイシャスの小説、及びそれを原作とした2008年公開のアメリカ映画。

 世界中を飛び回り、死と隣り合わせの危険な任務に身を削るCIAの工作員フェリス(レオナルド・ディカプリオ)。一方、彼の上司はもっぱらアメリカの本部や自宅など平和で安全な場所から、現場にいる人間を顧みず冷徹な指示を送るベテランCIA幹部ホフマン(ラッセル・クロウ)。そんな生き方も考え方も全く異なる彼らは、多くの死者を出し続ける国際的テロ組織リーダーのアル・サリーム(アロン・アブトゥブール)を捕獲するという重要任務にあたっていた。しかし、反りの合わない2人は、フェリスがイラクで接触した情報提供者であるニザールをめぐる意見でも対立する。
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【映画タイトル】 イルマーレ( アレハンドロ・アグレスティ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-262)(P-639)
 イルマーレを観た。
 イルマーレは2006年アメリカ・オーストラリア映画。2006年にアメリカで作られた「The Lake House」(イルマーレ)は、2000年に韓国で作られた映画のリメイク版。

 湖に浮かぶように建つ全面ガラス張りの家にケイト(サンドラ・ブロック)は愛犬の「ジャック」と共に暮らしていた。しかしシカゴの病院で働く事になったケイトは2006年に湖畔の家から病院の近くに引っ越す事となる。その際、ケイトは次にこの家に住む住民の為にいくつかの要件を書いてポストに投函していく。
 アレックス(キアヌ・リーブス)が湖の家に引っ越ししてきたのは2004年。アレックスはそこで一通の手紙をポストで見つける。そこには、「犬の足跡は最初からあったこと」「屋根裏の段ボール箱は前からあったこと」「手紙が配達ミスで届いた際は、住所まで送って欲しい」旨が書かれてあった。
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【映画タイトル】 コンテイジョン( スティーブン・ソダーバーグ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-261)(P-638)
 コンテイジョンを観た。
 『コンテイジョン』は、2011年のアメリカのスリラー映画。高い確率で死をもたらす感染症の脅威とパニックを描く。

 香港での所用を済ませたベス・エムホフは元恋人と関係を持つためにシカゴに立ち寄る。2日後、ミネアポリス郊外の自宅でベスがけいれんを起こし意識を失う。
ベスの夫ミッチ・エムホフ(マット・デイモン)は慌てて病院に運ぶが、ベスは死因不明で病死する。ミッチが自宅に戻ると継子のクラークがそっくりな症状で死んでいる。ミッチは隔離されるが、正体不明の病気に免疫があることが判明し、解放される。自宅では10代の娘ジョリーが待っている。
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【映画タイトル】 ビリーブ 未来への大逆転( ミミ・レダー 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-260)(P-636)
 ビリーブ 未来への大逆転を観た。
 『ビリーブ 未来への大逆転』は2018年のアメリカ合衆国の伝記映画。監督はミミ・レダー、主演はフェリシティ・ジョーンズが務めた。のちにアメリカ合衆国最高裁判事となったルース・ベイダー・ギンズバーグが弁護士時代に史上初の男女平等裁判に挑んだ実話をもとに描いている。

 ルース・ベイダー・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)はハーバード大学の法科大学院の1回生であった。多忙な日々を送っていたルースだったが、夫のマーティンがガンを患ったため、夫の看病と娘の育児を一手に引き受けざるを得なくなった。
 それから2年後、マーティン(アーミー・ハマー)のガンは寛解し、ニューヨークの法律事務所で働き始めた。ルースはコロンビア大学の単位を以てハーバードの学位を得る許可を求めたが、学部長に却下されたため、やむなくコロンビア大学に移籍することになった。ルースは同大学を首席で卒業したにも拘わらず、法律事務所での職を得ることが出来なかった。ルースが女性であったためである。やむなく、ルースは学術の道に進むことになり、教職を得たラトガース大学で法律と性差別に関する講義を行った。
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【映画タイトル】 人生、ブラボー!( ケン・スコット 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-259)(P-635)
 人生、ブラボー!を観た。
 『人生、ブラボー!』は、2011年のカナダのコメディ映画。

 約20年前にダヴィッド・ウォズニアック(パトリック・ユアール)は病院で精子提供を行うアルバイトを行った。時は流れ42歳独身になったダヴィッドはウォズニアック精肉店で働いていた。主な業務は肉をトラックに積み、それを配達すること。その日も店につくと店のトラックの私的な利用と遅刻を注意される。そして、同じ職場の兄貴は臨月の女房をもっており、主人公にその苦労を説き、子供を作るべきでないと言う。
 8万ドルの借金返済のために他の会社から借金を頼むが全て断られる。彼女であるヴァレリー(ジュリー・ルブレトン)の家に行くと、彼女が妊娠していることを告げられる。
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【映画タイトル】 クワイエット・プレイス( ジョン・クラシンスキー 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-258)(P-634)
 クワイエット・プレイスを観た。
 『クワイエット・プレイス』は、2018年にアメリカ合衆国で公開されたホラー映画である。監督はジョン・クラシンスキー、主演はエミリー・ブラントが務めた。

 2020年、宇宙からやって来た怪物のために世界中が恐怖に陥っていた。怪物は盲目であったが、極めて鋭敏な聴覚を有しており、それを利用して人間を食い散らかしていたのである。そんな世界を逞しく生き延びていたのがアボット一家であった。一家は手話を使用することで音を立てずに意思疎通を図っていた。物資を補充した帰り道、一家の末っ子であるボーは音を立てたばかりに怪物に殺されてしまった。
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【映画タイトル】マチネの終わりに( 西谷弘 監督) 推薦人:石野(会員) (P-633)
「マチネの終わりに」2019年11月公開    

 原作は、平野啓一郎の毎日新聞の連載小説(2015年3月~2016年1月)である。
洒落た題名であるが、マチネとは音楽やバレエなどの昼の部のことであり、時間でいえば午後3時くらいから4時辺りであろうか。
 主人公は蒔野聡史=世界的なギタリストと、小峰洋子=国際ジャーナリスト。アラフォーふたりの「生」と「音楽」を中心にした恋愛映画である。
 この映画は、原作からかなり逸脱している。原作を読んでから映画を観た場合、精読している人ほど、違和感を感じるであろう。とても重要な設定が、いくつも違うのである。
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【映画タイトル】 遠い夜明け( リチャード・アッテンボロー 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-256)(P-632)
 遠い夜明けを観た。
 『遠い夜明け』は、1987年に製作・公開されたイギリス映画。監督はリチャード・アッテンボロー、出演はデンゼル・ワシントン、ケヴィン・クライン。
 1970年代のアパルトヘイト下の南アフリカ共和国における実話に基づいた作品で、撮影は隣国のジンバブエで行われた。
 原作の『遠い夜明け』は、アパルトヘイト政権下の南アフリカ共和国で殺害された最も著名な黒人解放活動家スティーヴ・ビコと南アフリカ共和国の有力紙デイリー・ディスパッチ紙の白人記者ドナルド・ウッズとの交友をベースに書かれている。
 ウッズは警察の監視下で密かにスティーヴ・ビコの死について調査し、それはウッズが南アフリカ共和国からイギリスに亡命後、出版された。
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【映画タイトル】 あしたは最高のはじまり( ユーゴ・ジェラン 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-255)(P-631)
 あしたは最高のはじまりを観た。
 『あしたは最高のはじまり』は、2016年のフランスのコメディドラマ映画。

 南フランス・コートダジュールの町で観光客案内をしながら毎日を気楽に過ごすサミュエル(オマール・シー)。ある日彼の前に去年自分が一夜をともにしたという女性・クリスティン(クレマンス・ポエジー)が現れ、自分が産んだサミュエルの実の娘という赤ん坊のグロリア(グロリア・コルストン)を置き去りにされてしまう。
 自分で育てる自信も意思もない彼はクリスティンを追いロンドンに渡るが、クリスティンには会えず、仕事もクビになってしまう。
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【映画タイトル】 雨の日は会えない、晴れた日は君を思う( ジャン=マルク・ヴァレ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-254)(P-630)
 雨の日は会えない、晴れた日は君を想うを観た。
 『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』は、2015年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画である。監督はジャン=マルク・ヴァレ、主演はジェイク・ジレンホールとナオミ・ワッツが務めた。

 デイヴィス(ジェイク・ジレンホール)は義理の父親(フィル(クリス・クーパー))が経営する投資銀行に務めており、その優秀さは周囲からも一目置かれるほどであった。
 しかし、自動車事故に巻き込まれ、デイヴィスは妻(ジュリア)を失い、自らも負傷した。しかし全く悲しみの感情がわいてこない。入院中、デイヴィスは自販機でチョコレートを買おうとしたが、不具合で買うことができなかった。言いようのない苛立ちを抑えられなかったため、彼は直ちにカスタマーサポートに手紙を送り苦情を申し立てた。
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【映画タイトル】 グリーンブック( ピーター・ファレリー 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-253)(P-629)
 グリーンブックを観た。
 『グリーンブック』は、2018年のアメリカ合衆国の伝記コメディ映画。ジャマイカ系アメリカ人のクラシック及びジャズピアニストであるドン"ドクター"シャーリーと、シャーリーの運転手兼ボディガードを務めたイタリア系アメリカ人の警備員トニー・ヴァレロンガによって1962年に実際に行われたアメリカ最南部を回るコンサートツアーにインスパイアされた作品である。
 監督はピーター・ファレリー。主演はヴィゴ・モーテンセン。共演はマハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニら。第91回アカデミー賞では作品賞・助演男優賞など三部門を受賞した。

 舞台は1962年のアメリカ。ジム・クロウ法の真っただ中、トニー・“リップ”・ヴァレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)はニューヨーク市のナイトクラブで用心棒をしていた。ある日、彼が働いているナイトクラブが改装工事のため閉鎖されてしまう。新しい仕事を探している矢先に、アメリカ中西部、ディープサウスを回る8週間のコンサートツアーの運転手を探しているアフリカ系アメリカ人のクラシック系ピアニスト、ドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)との面接を紹介される。ドンは、トニーの肉体的な強さや、物怖じしない性格を見込んで彼を雇うことにした。
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【映画タイトル】 プライドと偏見( ジョー・ライト 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-252)(P-628)
 プライドと偏見を観た。
 『プライドと偏見』は2005年のラブロマンス映画である。原作はこれまで何度も映像化されているジェーン・オースティンの小説『高慢と偏見』(Pride and Prejudice)。
主演はキーラ・ナイトレイ、マシュー・マクファディン、監督はジョー・ライト。

 18世紀末のイギリスの田舎町。そこに暮らすベネット家の子どもは五人姉妹である。女性に相続権がないこの時代、父親が死んだら家も土地も遠縁の男子が継ぎ、娘たちは路頭に迷ってしまうと、母親はなんとか娘たちを資産家と結婚させようと躍起になっていた。
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【映画タイトル】 フレンチ・ラン( ジェームズ・ワトキンス 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-251)(P-627)
 フレンチ・ランを観た。
 『フレンチ・ラン』(は、 ジェームズ・ワトキンスが共同執筆し、監督した2016年のアクションスリラー映画。出演は、イドリス・エルバ、リチャード・マッデン、シャルロット・ルボン、ケリー・ライリー等。

 パリ祭の前夜、スリのマイケル・メイソン(リチャード・マッデン)は、女性からバッグを盗む。メイソンがバッグを捨てると、それは爆発して4人が死亡する。
 メイソンは、CIAエージェントのショーン・ブライアー(イドリス・エルバ)に逮捕されるも、自分はテロリストではないと抗議し、バッグにはゾーエ(シャルロット・ルボン)という女性の携帯電話が入っていたとブライアーに伝える。
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【映画タイトル】奇跡が降る街( ジョージ・ギャロ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-250)(P-626)
 奇跡が降る街を観た。
 奇跡が降る街はダニー・アイエロ出演による1991年製作のハートウォーミングなドラマ。

 クリスマスの夜、生まれた時からツキに恵まれていた27歳のフランク(アンソニー・ラパリア)は神を恨めしく思って教会のガラスを割り、大声を出し騒ぐ。出てきた牧師に窘められるが、それでも暴言は止まず、やがて警察がやって来て、フランクは警察署に連行される。
 警察署では、フランクにその理由を問うが、フランクは話そうとしない。やがて署長が一晩中でも話を聞くと言い、フランクは事のいきさつを語りだす。  フランク自身の生い立ちから振り返ってその理由を説明し始める。
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【映画タイトル】AI崩壊( 入江悠 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-249)(P-624)
 AI崩壊を観た。
 『AI崩壊』は、2020年1月に全国公開された日本のSF・パニック映画。監督・脚本は入江悠、主演は大沢たかお。

 2023年、天才科学者の桐生浩介(大沢たかお)は、妻の望(松嶋菜々子)と共に、医療AIの開発に取り組んでいた。
AIの医療への導入は、新薬の開発から、人間の健康管理、治療に至るまで可能性が広がっていた。
 浩介と、望の弟・西村悟(賀来賢人)は、焦っていた。望は、癌を患い、余命わずかだった。望はそのまま息を引き取る。
 2024年、医療AI「のぞみ」の認可が下りる。悟は、HOPE社を立ち上げ、姉の意思を受け継ぎ、人に寄り添うAI「のぞみ」の導入に力を入れる。
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【映画タイトル】激流( カーティス・ハンソン 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-248)(P-623)
 激流を観た。
 『激流』は、1994年のアメリカ映画。

 数日間の日程で川下りにやってきた、川下り経験豊富なゲイル(メリル・ストリープ)と夫のトム(デヴィッド・ストラザーン)、息子のローク、愛犬のマギーの一行。
 道中でガイドのフランクに逃げられて立ち往生しているというウェイド(ケヴィン・ベーコン)とテリーの2人に乞われ、2艘で行動することになる。
 初めは仲良くやっているかに思えた2グループであったが、ゲイルとトムは次第に2人の言動に異常性を感じるようになる。
 実はウェイドとテリーは逃亡中の強盗犯で、フランクも彼らによって殺されていたのだ。
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【映画タイトル】マチネの終わりに( 西谷弘 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-247)(P-622)
 マチネの終わりにを観た。
 『マチネ』とは『午前中』を意味するフランス語で、演劇・舞台用語としては『昼の講演』を意味する。

 蒔野聡史(福山雅治)はデビュー二十周年を迎えるクラシック・ギタリストで、その記念コンサートを大成功させる。
 その夜の打ち上げで、聡史は小峰洋子(石田ゆり子)との運命的な出会いを果たす。
 洋子は聡史よりも二歳年上の四十歳で、フランスのRFP通信の記者だった。
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【映画タイトル】ウォーターワールド( ケヴィン・レイノルズ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-246)(P-621)
 ウォーターワールドを観た。
 『ウォーターワールド』は、1995年のアメリカのSF映画。ケヴィン・レイノルズが監督を務めている。

 未来の地球は、温暖化の進行により北極・南極の氷が溶けて海面が上昇した結果、海だけが広がる海洋惑星となった。そんな状況下でも人類は、海の上で「環礁」と呼ばれる浮遊島を建造して生き残っていた。彼らの間では地球のどこかに存在すると伝えられる「ドライランド」という伝説が広まっていた。
 一人で海を旅する男は〈マリナー(ケビン・コスナー)〉と呼ばれている人類のひとりであった。〈マリナー〉は貴重品となっていた土と食料品を交換するため、ある環礁を訪れるが、そこで彼がミュータントであることが発覚し、彼は環礁の人々に捕えられてしまう。
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【映画タイトル】彼女がその名を知らない鳥たち( 白石和彌 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-245)(P-620)
 彼女がその名を知らない鳥たちを観た。
 2017年、沼田まほかるの人気ミステリー小説を蒼井優、阿部サダヲ主演、白石和彌監督で映画化。

 散らかった部屋で時計店やビデオレンタル店にクレームをかけ続ける十和子(蒼井優)。十和子に何度も電話をかけてくる一緒に暮らす15歳年上の陣治(じんじ)(阿部サダヲ)。
 十和子は、ビデオで5年前に別れた男・黒崎(竹野内豊)の姿を観ていた。
 真っ黒に汚れた身体と服、咀嚼音の響く下品な食べ方、食事中に水虫の足を触る陣治の姿は黒崎とあまりにも違い、十和子はうんざりしていた。
 ある日、十和子の元に百貨店時計売り場の主任水島(松坂桃李)から、十和子がクレームをつけていた腕時計の件で電話がかかってくる。
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【映画タイトル】ワン チャンス( ロバート・ロレンツ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-244)(P-617)
 ワン チャンスを観た。
 『ワン チャンス』は、2013年のイギリスの伝記映画。監督はデヴィッド・フランケル、出演はジェームズ・コーデンとアレクサンドラ・ローチなど。イギリスの人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』で優勝したことをきっかけに世界的オペラ歌手となったポール・ポッツの波乱の半生を描いている。

 ウェールズに住むポール・ポッツ(ジェームズ・コーデン)は幼いころからいじめられっ子だったが、歌だけは得意で夢はオペラ歌手になることだった。ガールフレンドのジュルズ(アレクサンドラ・ローチ)に背中を押されて夢を叶えるためヴェネツィアに留学したが、憧れのパヴァロッティに自信のなさを指摘され、「君は一生歌手になるのは無理」と酷評されてしまう。 ・・・続きを読む


【映画タイトル】 禁じられた遊び( ルネ・クレマン 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-243)(P-616)
 禁じられた遊びを観た。
 『禁じられた遊び』は、1952年のフランスのドラマ映画。 監督はルネ・クレマン、出演はブリジット・フォッセーとジョルジュ・プージュリーなど。 フランソワ・ボワイエの同名小説を原作とし、戦争で孤児となった5歳のフランス人少女の運命を描いた映画である。
アカデミー賞名誉賞、ヴェネツィア国際映画祭サン・マルコ金獅子賞などを受賞した。

 1940年6月、ドイツ軍から逃げるため街道を進む群衆の中に、幼女ポーレット(ブリジット・フォッセー)がいた。そこに戦闘機による機銃掃射があり、彼女は一緒にいた両親と愛犬を失ってしまう。ポーレットは愛犬の死体を抱きながら川沿いの道を彷徨い、そこで牛追いをしていた農家の少年ミシェル(ジョルジュ・プージュリー)と出会う。彼の家庭は貧しかったが、ポーレットが両親を亡くしていることを知り、彼女を温かく迎え入れる。ミシェルはポーレットに親近感を持ち、無垢なポーレットもミシェルを頼るようになる。
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【映画タイトル】 フィールド・オブ・ドリームス( フィル・アルデン・ロビンソン 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-242)(P-615)
 フィールド・オブ・ドリームスを観た。
 『フィールド・オブ・ドリームス』は、1989年公開のアメリカ合衆国の映画。フィル・アルデン・ロビンソンが監督を務めた。

 主人公であるレイ・キンセラ(ケビン・コスナー)は、トウモロコシ畑を持っていた。ある日、農作業をしている時に「If you build it,he will come.(それを作れば、彼はやって来る)」という声を耳にする。やがて彼は、「トウモロコシ畑をつぶして野球場を作れば、八百長事件でメジャーリーグから永久追放となったシカゴ・ホワイトソックスのシュー・レス・ジョー・ジャクソンが再び現れる」と気付いた。
 妻を説得し、野球場を作ることになった。周りからは、変人扱いされるようになった。野球場を作ったことによって貯金がなくなり、トウモロコシによる収益も減った。野球場は作ったものの、何も起こらない。レイは待ち続けた。
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【映画タイトル】人生の特等席( ロバート・ロレンツ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-241)(P-613)
人生の特等席を観た。
 『人生の特等席』は、ロバート・ロレンツ監督による2012年のアメリカ合衆国のスポーツ・ドラマ映画である。出演はクリント・イーストウッド、エイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイク、マシュー・リラード、ジョン・グッドマンらである。

 多くの名選手をスカウトしてきたメジャーリーグのやり手スカウトマン、ガス(クリント・イーストウッド)は、老いた今でも目と耳を武器に自分の感覚を信じる昔気質の頑固者。
 球団との契約期限が迫る中、球団からはその手腕を疑われ、パソコンを屈指する若手スカウトマンには見下されるが意に介さず、スカウト対象のドラフト注目選手ボーのもとへ一人向かう。
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【映画タイトル】チェンジリング( クリント・イーストウッド 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-240)(P-614)
 チェンジリングを観た。
 『チェンジリング』(Changeling)は、2008年のアメリカ映画。クリント・イーストウッドがアンジェリーナ・ジョリーを主演に迎え、1920年代のロサンゼルスで実際に発生したゴードン・ノースコット事件の被害者家族の実話を元に映画化された。なお、題名は「取り替え子」という、自分の子供が醜い子供に取り替えられるというヨーロッパの伝承に基づく。

 1928年のロサンゼルス。シングルマザーで、電話会社に勤務するクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)は息子ウォルターを残して仕事に出かけるが、帰宅すると息子は姿を消していた。
 クリスティンはロサンゼルス市警察に捜査を依頼し、事件は世間の注目を集めるが、同時に人々は不正が横行する警察に事件を解決する能力があるのか疑問視していた。
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【映画タイトル】 アウト・オブ・サイト( スティーブン・ソダーバーグ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-239)(P-612)
 アウト・オブ・サイトを観た。
 『アウト・オブ・サイト』は、1998年製作のアメリカ映画。

 銃を持たずに銀行を襲うプロの銀行強盗ジャック・フォーリー(ジョージ・クルーニー)は逃走用の車の故障で運悪くフロリダの刑務所に収監される。
ジャックは囚人仲間のホセ・チノ・チリーノ(ルイス・ガスマン)らと共に脱獄の計画を練り、元妻のアデル・デリーシ(キャサリン・キーナー)を通じて相棒のバディ・ブラッグ(ヴィング・レイムス)に連絡する。
 脱獄の当日、刑務所の外でバディが待機するなか脱獄を決行しようとしたジャックだったが、たまたま刑務所に立ち寄っていた連邦保安官のカレン・シスコ(ジェニファー・ロペス)と鉢合わせしてしまい、彼女からショットガンを向けられる。
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【映画タイトル】 ザ・ハッスル( クリス・アディソン 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-238)(P-611)
 『ザ・ハッスル』は2019年に公開されたアメリカ合衆国のコメディ映画である。監督はクリス・アディソン、主演はアン・ハサウェイとレベル・ウィルソンが務めた。

 南フランス。詐欺師のペニー(レベル・ウィルソン)は「妹が誘拐された」と嘘をつき、同情した男から金をだまし取ることに成功した。
その様子を見ていたジョセフィーヌ(アン・ハサウェイ)はペニーに声をかけた。ジョセフィーヌも詐欺師だったが、そのテクニックはペニーのそれよりも遥かに洗練されたものであったため、ペニーはジョセフィーヌに師事することにした。

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【映画タイトル】 旅立ちの時( シドニー・ルメット 監督) 推薦人:石野(会員)(P-610)
 映画の会の5月の課題映画が「スタンド・バイ・ミー」(86年公開)になり、随分久しぶりに4人組に再会できた。少年少女時代の思い出は、儚く束の間の出来事であるのに、何気ない時ふと無性に懐かしくなり、郷愁に浸るために存在するのであろうと「スタンド・バイ・ミー」を観るたびに思う。もし戻ることが出来るのなら、あの日、あの場所で、今はもう会えなくなった友たちと再会したい。

   折角だから、もう少しリバー・フェニックスの映画が観たいと思い「マイ・プライベート・アイダホ」(有料プライム)を日を空けずに鑑賞した。こちらは91年公開なのでリバーは当時21歳。急死したのが93年で23歳であったので、この映画は、亡くなった年齢に近い。  リバーを知るためには、なるべく年代順に観る方が身体的な成長も分かっていいと思い、翌日に「旅立ちの時」(88年日米公開)を有料プライムで鑑賞した。
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【映画タイトル】ヘイル、シーザー!( ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-237)(P-609)
 ヘイル、シーザー!を観た。
 『ヘイル、シーザー!』は、2016年公開のアメリカ合衆国の映画。コーエン兄弟監督のコメディ映画。

 1950年代、ハリウッド。エディ・マニックス(ジョシュ・ブローリン)は早朝から若い女優の契約違反を尾行し、警察の追求から逃れさせる。彼は、映画スタジオ内外で起こるどんなトラブルにも対応する汚れ仕事請負人だった。朝、教会で懺悔するところから、彼の一日は始まる。
 テレビの台頭に危機感を抱いたキャピトル・ピクチャーズ社は、命運をかけた歴史スペクタクル超大作映画『ヘイル、シーザー! -キリストの物語-』の製作に乗り出している。撮影にはトラブルが続発。
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【映画タイトル】ファーゴ シーズン3( ジョエル・コーエン 総指揮) 推薦人:遠藤(会員) (A-236)(P-608)
 『FARGO/ファーゴ』は、2014年からFXチャンネルで放送されているアメリカ合衆国のサスペンスドラマ、ブラックコメディである。ノア・ホーリーがコーエン兄弟による1996年の映画『ファーゴ』に着想を得て創作し脚本を書いている。

 ファーゴ シーズン3を観た。
 2010年、ミネソタ州のセントクラウドおよびエデン・バレーを舞台とし、ユアン・マクレガーが二役で演じるエミットとレイのスタッシー兄弟を中心に描く。成功し富豪となったエミットとしがない保護司のレイは長年の反目を抱え、レイは旧知の泥棒モリース(スクート・マクネーリー)に兄の家からの窃盗を依頼する。だがモリースは誤って同姓の別人物の家に忍び込み、殺してしまう。
 犠牲者の義理の娘である警察署長グロリア(キャリー・クーン)が事件を捜査し、スタッシー姓の不自然な関連を疑う。モリースはレイを恐喝し、その婚約者のニッキー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に殺される。
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【映画タイトル】ファーゴ シーズン2( ジョエル・コーエン 総指揮) 推薦人:遠藤(会員) (A-235)(P-607)
 『FARGO/ファーゴ』は、2014年からFXチャンネルで放送されているアメリカ合衆国のサスペンスドラマ、ブラックコメディである。ノア・ホーリーがコーエン兄弟による1996年の映画『ファーゴ』に着想を得て創作し脚本を書いている。

 ファーゴ シーズン2を観た。
 1979年のノースダコタ州ファーゴ、サウスダコタ州スーフォールズ、ミネソタ州ルヴァーンを舞台とする。ファーゴのギャング"ゲアハルト一家"の息子ライが判事を殺害し、その直後に美容師のペギー(キルスティン・ダンスト)の車に轢かれてしまう。
 ペギーと夫で肉屋店員のエド(ジェシー・プレモンス)は、轢いたライを殺し、死体を処理する成り行きとなる。ベトナム戦争帰還兵でモリーの父親の警察官ルー・ソルヴァーソン(パトリック・ウィルソン)が義父で保安官のハンク(テッド・ダンソン)と共に判事殺害事件を捜査する。カンザス・シティのギャングがゲアハルト家の縄張りを傘下に収めようとして抗争に発展する。
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【映画タイトル】ファーゴ シーズン1( ジョエル・コーエン 総指揮) 推薦人:遠藤(会員) (A-234)(P-600)
 『FARGO/ファーゴ』は、2014年からFXチャンネルで放送されているアメリカ合衆国のサスペンスドラマ、ブラックコメディである。ノア・ホーリーがコーエン兄弟による1996年の映画『ファーゴ』に着想を得て創作し脚本を書いている。

 ファーゴ シーズン1を観た。
 2006年1月、殺し屋のローン・マルヴォ(ビリー・ボブ・ソーントン)はミネソタ州ベミジーで殺人仕事をした後、レスター・ナイガード(マーティン・フリーマン)と知り合い、彼の憎む相手を殺す。妻の尻に敷かれていたレスターは衝動的に妻を殺してしまい、マルヴォに死体の始末を頼むと、不審に思った警察署長をもマルヴォが殺してしまう。
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【映画タイトル】ファーゴ( ジョエル・コーエン 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-233)(P-599)
ファーゴを観た。
 『ファーゴ』は、1996年公開のアメリカ映画。狂言誘拐をめぐる人間模様を描いたサスペンス、ブラックコメディ。
狂言誘拐が巻き起こす悲喜劇を扱った本作品であるが、誘拐はコーエン兄弟が好んで描くモチーフである。

 物語の舞台は1987年、ミネソタ州ミネアポリス。自動車販売店営業担当のジェリー・ランディガード(ウィリアム・H・メイシー)は、多額の借金を抱えていた。苦境を脱するために妻ジーン(クリステン・ルドルード)の狂言誘拐を企み、販売店の社長を務める裕福な義父のウェイド(ハーヴ・プレスネル)から8万ドルの身代金をせしめる計画を立てる。ジェリーは自社整備工場のメカニックであるシェプから紹介された、カール(スティーヴ・ブシェミ)とゲア(ピーター・ストーメア)という二人のチンピラとノースダコタ州のファーゴの酒場で打ち合わせをし、身代金を山分けすることとして、さらに販売店から持ち出した車を仕事用兼報酬の一部として引き渡す。
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【映画タイトル】蜜蜂と遠雷( 石川慶 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-232)(P-598)
 3年に1度開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。若手ピアニストが世界に羽ばたく登竜門として注目を浴びるこのコンクールには、今回も優秀な才能が集まった。
 かつて天才少女と呼ばれていたものの、母の死を機に表舞台から姿を消していた天才少女・栄伝亜夜(松岡茉)。
 普段は楽器店で働き、年齢制限ギリギリながらもコンクールに挑み“生活者の音楽”を目指している高島明石(松坂桃李)。
 本コンクールの優勝候補の一人にして、亜夜の幼馴染みでもあるマサル・カルロス・レヴィ・アナトール(森崎ウィン)。
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【映画タイトル】恋人たち(橋口亮輔監督) 推薦人:石野(会員)(P-597)
 先日、橋口亮輔監督の2015年公開作品「恋人たち」を観た。(プライム+松竹ch)
この頃、Akeboshi(明星)という名のシンガーソングライターの楽曲がとても好きになり、彼がこの映画に提供している耳障りの良い「Usual life」が特に気に入り、一度映画を観てみようと思ったのである。滅多にないことであるが、今回の私は、音楽から映画に向かった。
 橋口監督のことは何も知らなくて、寡作ながら国内外の大きな映画賞を何度も受賞していること、ゲイであることを公表していること、映画通の間ではとても評価が高いことも初めて知った。
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【映画タイトル】イントゥ・ザ・ブルー( ジョン・ストックウェル 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-231)(P-596)
イントゥ・ザ・ブルーを観た。
 『イントゥ・ザ・ブルー』は、2005年のアメリカ映画。

 カリブ海に浮かぶニュー・プロヴィデンス島は、美しい海に囲まれた観光地で、トレジャー・スポットとしても有名な場所だった。ダイバーのジャレッド(ポール・ウォーカー)は、ここでダイビングのインストラクターをしながら、恋人のサム(ジェシカ・アルバ)と暮らしている。
 そんなある日、ニューヨークから親友のブライス(スコット・カーン)とガールフレンドのアマンダ(アシュレー・スコット)が、島へ遊びにくる。
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【映画タイトル】 インサイド・マン( スパイク・リー 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-230)(P-595)
 『インサイド・マン』は、2006年のアメリカ映画。2019年にはMJ・バセットが監督。

 白昼。マンハッタン信託銀行の支店に4人の銀行強盗が押し入る。リーダーはダルトン・ラッセル(クライヴ・オーウェン)。4人とも揃いのつなぎを着てマスクとサングラスで顔を隠し、行内にいた約50人を人質にして立てこもる。
 ニューヨーク市警のキース・フレイジャー刑事(デンゼル・ワシントン)とビル・ミッチェルは上司からこの人質強盗事件の担当を言い渡される。
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【映画タイトル】 RONIN( ジョン・フランケンハイマー 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-229)(P-594)
 『RONIN』は1998年に製作されたアメリカ映画。タイトルは日本語の「浪人」から引用されており、冷戦終結により自らの存在価値を失った東西のスパイや特殊工作員らの姿になぞらえている。
 舞台は冷戦終結後のパリ。謎の女、ディアドラ(ナターシャ・マケルホーン)のもとに、サム(ロバート・デ・ニーロ)、ヴィンセント(ジャン・レノ)はじめ、いずれも国家や組織からフリーの立場である5人の男たちが集まった。依頼は、ある男から銀色のケースを奪うこと。準備段階の武器調達で未熟さをあらわにしたスペンス(ショーン・ビーン)はクビになり、残った4人はニースで襲撃の綿密な計画を練る。
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【映画タイトル】 その女諜報員アレックス( スティーブン・カンパネッリ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-228)(P-593)
 『その女諜報員 アレックス』は、2015年のアメリカ合衆国のアクション、クライム映画。オルガ・キュリレンコ主演。
南アフリカ、ケープタウン。 元CIAの諜報員だったアレックス(オルガ・キュリレンコ)は、かつての恋人フラー(コリン・モス)に誘われ、銀行強盗チームに加わる。計画は順調に進み首尾よくダイヤを盗んだが、メンバーと意見の不一致で喧嘩をし、そのやり取りから顔をさらすことになってしまう。そのメンバーを射殺したアレックスは、証拠品を爆破し、フラーと行動を共にする。
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【映画タイトル】 イーオン・フラックス( カリン・クサマ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-227)(P-592)
 『イーオン・フラックス』は、2005年、アメリカのMTVフィルムズ製作、カリン・クサマ監督、シャーリーズ・セロン主演のSF映画。

 2011年に致死性のウイルスが突如発生、人類の99%が死滅したことで、世界は人類滅亡の危機に陥った。科学者トレヴァー・グッドチャイルド(マートン・チョーカシ)の開発したワクチンで生き残ったわずか500万人の人類は、救世主の子孫グッドチャイルド一族の圧政的な管理化の下、汚染された外界と壁で隔てられた都市ブレーニャで暮らしていた。病気も飢餓も戦争もないユートピア都市は秘密と虚偽で成り立っていた。
 2415年、反政府組織「モニカン」の革命戦士イーオン・フラックス(シャーリーズ・セロン)には、幸せな結婚をした妹ウナがいた。
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【映画タイトル】 ガール・オン・ザ・トレイン( テイト・テイラー 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-226)(P-591)
 ガール・オン・ザ・トレインを観た。
 『ガール・オン・ザ・トレイン』は、2016年にアメリカ合衆国で製作されたスリラー映画である。監督はテイト・テイラー、主演はエミリー・ブラントが務めた。本作はポーラ・ホーキンズが2015年に上梓した同名小説を原作としている。

 職を失ったレイチェル・ワトソン(エミリー・ブラント)はあてもなく電車に乗り続ける日々を送っていた。レイチェルは電車の窓から別れた元夫、トム(ジャスティン・セロー)の新しい生活や近所のヒップウェル夫妻の暮らしぶりをのぞき見ていた。レイチェルにとって、ヒップウェル夫妻は理想の夫婦に見えた。
 トムと結婚生活を営んでいた頃、なかなか妊娠できないことへの焦りから、レイチェルは酒浸りになってしまった。過度のアルコールを摂取し続けた結果、レイチェルは自覚のないままに暴れるようになってしまった。
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【映画タイトル】 ワイルド・ギャンブル( アンナ・ボーデン、ライアン・フレック 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-225)(P-590)
 ワイルド・ギャンブルを観た。
 『ワイルド・ギャンブル』は2015年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画である。監督はアンナ・ボーデンとライアン・フレック、主演はライアン・レイノルズとベン・メンデルソーンが務めた。

 ゲリー(ベン・メンデルソーン)は、ギャンブルで生計を立てていたが、ここ最近は思うように稼ぐことができずにいた。そんなある日、ゲリーがアイオワ州のカジノでプレイしていると、カーティス(ライアン・レイノルズ )という年少のギャンブラーに遭遇した。テキサス・ホールデムで大勝ちして気前が良くなったカーティスはゲリーにバーボンを奢った。数時間後、再びカーティスに遭遇したゲリーは、さっきのお返しに酒を一杯奢ってやった。
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【映画タイトル】 アウトブレイク( ウォルフガング・ペーターゼン 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-224)(P-589)
 アウトブレイクを観た。
 『アウトブレイク』は、1995年制作のアメリカ映画。
 アフリカから持ち込まれた非常に致死性の高いウイルスによる未曾有の「バイオハザード(微生物災害)」に立ち向かう人々を描いたサスペンス映画。

 1967年。ザイールのモターバ川流域で内戦に参加していた傭兵部隊に原因不明の出血熱が流行し、多数の死者を出した。調査の為に現地を訪れたアメリカ陸軍は想像以上の感染速度と凶悪さに驚き、感染者の血液を採取した後、隠蔽と封じ込めのため部隊のキャンプを燃料気化爆弾の投下で壊滅させる。
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【映画タイトル】 キラー・エリート( ゲイリー・マッケンドリ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-223)(P-588)
 キラー・エリートを観た。
 『キラー・エリート』は、2011年公開のアメリカの映画。

 1981年。主人公ダニーは練達の傭兵兼殺し屋であったが、仕事中のある出来事により嫌気が差し、足を洗って恋人と共に平和な暮らしをしていた。しかしある日、ダニーの元に彼の師匠であるハンターが人質にされているポラロイド写真が送りつけられる。
 ハンターは「オマーンの族長の息子たちを殺害した、元SAS隊員3人を事故に見せかけて暗殺する」という仕事をはたすことができず、逃げ出そうとしたところを捕まっていたのだった。ダニーも救出に失敗、ハンターの解放と多額の報酬とを引き換えに暗殺の代行を約束させられる。
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【映画タイトル】 透明人間( リー・ワネル 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-222)(P-587)
 透明人間を観た。
 『透明人間』は、2020年に公開された米豪合作のホラー映画である。監督はリー・ワネル、主演はエリザベス・モスが務めた。

 あるパーティでセシリア(エリザベス・モス)はエイドリアンという男性と出会い、同棲することになる。エイドリアンは起業家として成功した光学エンジニアだったが、独占欲が強く、セシリアを精神的にも肉体的にも束縛する。
 耐えられなくなったセシリアは飲み物に催眠鎮静剤のジアゼパムを混ぜ、エイドリアンが熟睡している間にその海辺の邸宅から逃げ出す。セシリアはそのまま友人のジェームズの家に厄介になる。
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【映画タイトル】 ナインイレヴン 運命を分けた日( マルティン・ギギ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-221)(P-586)
 『ナインイレヴン 運命を分けた日』は、2017年のアメリカ合衆国のドラマ映画。アメリカ同時多発テロ事件によりワールドトレードセンタービルノースタワーのエレベーターに閉じ込められた男女5人を描いている。マルティン・ギギが監督を務めた。

 2001年9月11日。ニューヨークは多くの人が行き交い、ワールドトレードセンターにもたくさんの人がいた。
  実業家のジェフリー(チャーリー・シーン)は妻・イブ(ジーナ・ガーション)との離婚調停による話し合いのためにビルを訪れ、ビル保全技術者のエディ(ルイス・ガスマン)はビル内の雑務を行なうためにいつものように出勤していた。
 他にもバイクメッセンジャーをしているマイケル(ウッド・ハリス)やティナなどが偶然同じエレベーターに乗り合わせ、彼らが乗っていたエレベーターは上層階に上がっている途中で大きな衝撃とともに止まってしまう。
・・・続きを読む


【映画タイトル】 アサインメント( クリスチャン・デュゲイ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-220)(P-585)
 アサインメントを観た。
 『アサインメント』は、1997年のカナダ映画。

 1974年9月15日のパリ。一人の男が付け髭とサングラスおよび長髪のカツラで変装すると,通りのカフェに向って歩いてゆく。
包みを持ったままカフェの2階に上がり,中の物を取り出す。それは1発の手榴弾であった。手榴弾が爆発。かろうじて爆発から逃れたカフェの男,CIAパリ支部の副局長ヘンリー・フィールズ(ドナルド・サザーランド)は周りの惨状を呆然と眺めるばかりであった。
 そして彼が火を貸したその男が通称ジャッカルと呼ばれる国際的テロリスト,カルロス・サンチェス(エイダン・クイン)であったことに気づくのであった。
 1年後の12月、オーストリアの首都ウィーン。OPECの石油相会議が開かれている会場にカルロスの仲間が集結した。
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【映画タイトル】 ザ・ワーズ 盗まれた人生( ブライアン・クラグマンとリー・スターンサール 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-219)(P-584)
 ザ・ワーズ 盗まれた人生を観た。
 『ザ・ワーズ 盗まれた人生』は、2012年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はブライアン・クラグマンとリー・スターンサール。

 クレイ(デニス・クエイド)はザ・ワーズの作者で朗読会を行っていた。ザ・ワーズの物語は作家を夢見るローリー(ブラッドリー・クーパー)が主人公である。妻のドラ(ゾーイ・サルダナ)は彼を優しく見守っている。
 ローリーは執筆に専念するため、仕事をしないで夢を追いかけていた。生活費が苦しくなり、父に金を借りに行く。
金を返すためにローリーは出版会社に就職する。
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【映画タイトル】 ジョン・ウィック:パラベラム( チャド・スタエルスキ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-218)(P-583)
 ジョン・ウィック:パラベラムを観た。
 『ジョン・ウィック:パラベラム』は、2019年5月に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画。『ジョン・ウィック』シリーズの第三作。主演はキアヌ・リーヴス。

 ニューヨーク。裏社会のルールを破り、聖域コンチネンタル・ホテルで殺人を犯し、支配人ウィンストンから追放処分を言い渡されたジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)。残された猶予は1時間。それを過ぎると1400万ドルの賞金をかけられ、街全体に散らばる暗殺者たちから命を狙われることになる。
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【映画タイトル】 ザ・クルー( ジュリアン・ルクレール 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-217)(P-582)
 ザ・クルーを観た。
 ザ・クルーの紹介:2015年フランス映画。クライムサスペンス・アクション。完全犯罪を得意とする武装強盗団が、ある事件をきっかけにギャングに狙われるはめになる。リーダーのヤニスは、家族と仲間達を守るため無謀な強盗計画に加担する。ラストまで緊張感が途切れない、悪党対悪党の銃撃バトルが圧巻。

 凄腕の武装強盗団のリーダー、ヤニス(サミ・ブアジラ)。つねに緻密な計画のもと、足がつかない犯罪を成功させてきていた。今回は仲間4人と共に、印刷局の装甲車を襲撃。白紙のパスポートを数百冊を強奪し、不法移民の組織から大金をせしめた。
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【映画タイトル】 プレステージ( クリストファー・ノーラン 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-216)(P-580)
 プレステージを観た。
 『プレステージ』は、2006年公開のアメリカ映画。クリストファー・ノーラン監督。
 過去の因縁によって互いに競い合う2人のマジシャンを描くサスペンス映画。主役である二人のマジシャンにはヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールが配役された。

 19世紀末イギリス、ロンドン。
 華麗なパフォーマンスが得意なアンジャー(ヒュー・ジャックマン)、通称?偉大なアントン?と、見事なマジックを発案するボーデン(クリスチャン・ベール)、通称?教授?の2人が腕を競っていた。
2人とも同じ師匠・ミルトン(リッキー・ジェイ)の下で修行を積んでいた。
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【映画タイトル】 ブラックスマイル( チャド・クロウチャク 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-215)(P-579)
 ブラックスマイルを観た。
 マニー(男性の子守)として、シングルマザーのカレンが採用したのは、子供が好きすぎる好青年アレックスという男だった
?  アレックスはカレンの子供が学校でいじめられていると気づきいじめられっ子の心構えや護身術を熱心に教える。
 そんな子供たちの父親になりたいと願うアレックスはカレンに恋愛感情を持つようになる。しかしカレンには結婚秒読みの恋人グレッグがいた。グレッグの求婚シーンを目撃して嫉妬に狂うアレックス。
 アレックスは子供のおもちゃをグレッグに壊させたり、薬を盛って酒で酔いつぶれた風に見せかけたりしてカレンと別れさせるように働きかける。
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【映画タイトル】 リトル・アクシデント 闇に埋もれた真実( サラ・コランジェロ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-214)(P-578)
 リトル・アクシデント 闇に埋もれた真実を観た。
 『リトル・アクシデント -闇に埋もれた真実-』は2014年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画である。監督はサラ・コランジェロ、主演はエリザベス・バンクスが務めた。

 昔ながらの炭坑が人々の生活を支える、アメリカの小さな片田舎の町。
 そこで、10数名が死亡するという痛ましい炭坑事故が起きる。
 唯一、エイモス(ボイド・ホルブルック)という青年だけが生き残るが、彼も右手や右足が不自由になるなど、重い後遺症を負う。事故で父親を亡くした少年オーウェン(ジェイコブ・ロフランド)は、ダウン症の弟の面倒をみている。
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【映画タイトル】 ゼロ・ダーク・サーティ( キャスリン・ビグロー 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-213)(P-577)
 ゼロ・ダーク・サーティを観た。
 『ゼロ・ダーク・サーティ』は、ウサーマ・ビン・ラーディンの殺害に至る経緯と、作戦に挑む特殊部隊を描いた2012年のアメリカ合衆国の政治映画、サスペンス映画。タイトルは、米軍隊の俗語で「未明」を意味する。
 監督は、2008年公開の『ハート・ロッカー』で史上初の女性によるアカデミー監督賞を受賞したキャスリン・ビグローが行った。主役のCIA女性エージェントはジェシカ・チャステインが演じ、第85回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、第70回ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した。

 秘密施設某所にて、CIA諜報官のダニエル(ジェイソン・クラーク)はサウジ・グループについてアンマルに尋問を行う。近くには高卒でCIAにスカウトされ、冷血漢と言われてる分析官のマヤ(ジェシカ・チャステイン)が同席していた。
 アンマルの名義で、テロのハイジャック犯に5000ドルが送金されていることは分かっており、アンマルの自宅からは、150kgの爆発物も押収されていた。
 アンマルは口を割らなかった。犬の首輪をつけられ、アンマルはマヤに助けを求めるが、彼女は正直に話せばいいとだけ言う。
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【映画タイトル】 ナイスガイズ!( シェーン・ブラック 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-212)(P-574)
 ナイスガイズ!を観た。
 舞台は1977年のアメリカ。
 一人娘のホリー(アンガーリー・ライス)を抱えるシングルファザーのマーチは、ロサンゼルスで私立探偵として働いていた。
 そんなある日、マーチ(ライアン・ゴズリング)は仕事の依頼でアメリアという女性を捜索することになるが、突然元海軍の示談屋ヒーリー( ラッセル・クロウ)に自宅を襲われ、腕を折られ散々痛めつけられてしまう。ヒーリーはアメリア本人から依頼を受けており、襲撃の目的はマーチに捜索をやめさせることだった。
 しかし、ヒーリー自身もその直後、オールドガイ、ブルー・フェイスというアメリアを追う謎の二人組に襲われてしまう。
 一緒にアメリアを捜索したいというヒーリーの求めを一度拒んだものの、結局提示された報酬に釣られマーチはヒーリーの相棒になることを承諾する。
早速、マーチはアメリアの素性を調査する。
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【映画タイトル】ミッシング ID(ジョン・シングルトン監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-211)
 ミッシングIDを観た。
 『ミッシング ID』は、ジョン・シングルトン監督による2011年のアメリカ合衆国のアクション・サスペンス映画である。出演はテイラー・ロートナー、リリー・コリンズ、シガニー・ウィーバー、マリア・ベロ、ジェイソン・アイザックス、ミカエル・ニクヴィスト、アルフレッド・モリーナである。

 舞台はアメリカ、ペンシルベニア州ピッツバーグ。この街に暮らす男子高校生ネイサン(テイラー・ロートナー)は両親と友人に囲まれ、ごく普通の生活を送っていた。そんな彼を悩ますのが、ときおり見る悪夢。夢の中では、どこかの一室で知らない女性が誰かに襲撃されていた。ネイサンは女性分析医ベネットに悪夢について相談していた。
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【映画タイトル】 バーニング・クロス( ロブ・コーエン 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-210)(P-574)
 バーニング・クロスを観た。
 『バーニング・クロス』は、2012年のアメリカ合衆国のクライム・スリラー映画。ジェームズ・パターソンの小説を原作としており、タイラー・ペリーが主人公のアレックス・クロスを演じる。

 デトロイト市警の刑事であるアレックス・クロス(タイラー・ペリー)は犯罪心理学の学位を持ち、その知識を捜査に役立てている。また、妻マリア(カルメン・イジョゴ)が3人目の子を妊娠したこともあり、アレックスは学位を活かせるFBIへの転職を考えている。
 そんなある日、ファン・ヤオという女性が残酷な形で殺される事件が起きる。
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【映画タイトル】イコライザー(アントワーン・フークア監督) 推薦人 :遠藤(会員)(A-209)
 イコライザーを観た。
 『イコライザー』 は、2014年にアメリカ合衆国で製作されたアクションスリラー映画。製作・主演はデンゼル・ワシントン、監督はアントワーン・フークアが務めた。

 マサチューセッツ州ボストン。ホームセンターで働きながら平穏な日々を送るロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、誰からも慕われる好人物で、深夜は行きつけのダイナーでの読書が日課となっていた。その店には同じく常連で、テリーと名乗る少女娼婦のアリーナ(クロエ・グレース・モレッツ)がおり、言葉をかわす内に奇妙な友情が芽生えいく。歌手になる夢を持つアリーナは、娼婦の仕事に嫌気がさしていたが、やがてアリーナは自分に暴力を振るった客に反撃して傷つけてしまう。客の苦情を受け、元締めでロシアン・マフィアのスラヴィは見せしめとしてアリーナに激しい暴力を行い、彼女はICU送りとなる。
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【映画タイトル】PARKER/パーカー(テイラー・ハックフォード監督) 推薦人 :遠藤(会員)(A-208)
 PARKER/パーカーを観た。
 『PARKER/パーカー』は、2013年制作のアメリカ合衆国の犯罪アクション映画。
出演はジェイソン・ステイサム、ジェニファー・ロペスほか。

 遊園地の集金所の床下から二人が飛び出し、警備員達に銃口を向ける。神父は金を集計している職員を紳士的に扱い、クラウン達と共に金庫を破る。神父の変装した男パーカー(ジェイソン・ステイサム)はプロの強盗である。恋人クレアの父親ハーリー(ニック・ノルティ)から仕事を仲介された今回の仕事は、メリンダーと3人の男達と組む初めての仕事だった。陽動を担当していたハードウィックが予定の場所に火を点けなかったため予定以上に騒ぎが広がってしまう。
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【映画タイトル】パワー・ゲーム(ロバート・ルケティック監督) 推薦人 :遠藤(会員)(A-207)
  パワー・ゲームを観た。
 『パワー・ゲーム』は、2013年にアメリカ合衆国で製作されたスリラー映画。ロバート・ルケティックが監督を務めた。出演はリアム・ヘムズワース、ゲイリー・オールドマン、アンバー・ハード、ハリソン・フォード。

 マンハッタンの大手IT企業ワイアット社に入社し、成功する野心に溢れるアダム(リアム・ヘムズワース)は、同僚のケヴィン(ルーカス・ティル)たちのチームで4か月かけて練った製品のプレゼンに意欲を燃やしていた。
 しかしプレゼンで話を聞こうとしない社長ワイアット(ゲイリー・オールドマン)に腹を立たアダムが意見したことで、チーム全員が解雇されてしまう。アダムは腹いせにプロジェクトの予算を使ってチームの皆で豪遊し、クラブで知り合った女性エマ(アンバー・ハード)と一夜を共にする。
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【映画タイトル】ザ・ドア 交差する世界(アノ・ソウル監督) 推薦人 :遠藤(会員)(A-206)
  ザ・ドア 交差する世界を観た。
 『ザ・ドア 交差する世界』は2009年のドイツのSFサスペンス映画。 監督はアノ・サオル(ドイツ語版)、出演はマッツ・ミケルセンとジェシカ・シュヴァルツなど。

 有名画家であるダビッド・アンデルナッハ(マッツ・ミケルセン)は妻のマヤ(ジェシカ・シュヴァルツ)と娘レオニーと暮らしていた。しかしダビッドには愛人のジアがいた。
 ある日マヤが買い物に行き、レオニーと留守番していたがレオニーを残しジアの元へ行く。その間にレオニーは自宅にあるプールで履いていた靴紐がプールの排水口に引っかかったため溺死してしまう。これにより浮気がばれ、離婚する。絶望のどん底にあったダビッドは蝶の後を付けていくとトンネルを見つける。ダビッドがそのトンネルをくぐるとその先はレオニーが亡くなった日だった。
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【映画タイトル】人間失格 太宰治と3人の女たち(蜷川実花監督) 推薦人 :遠藤(会員)(A-205)
  人間失格 太宰治と3人の女たちを観た。
 小栗旬が文豪・太宰治を演じ、小説「人間失格」の誕生秘話を、太宰を取り巻く3人の女性たちとの関係とともに描いたオリジナル作品である。

 女性との心中に失敗し、ひとり生き残った太宰治(小栗旬)。そんな太宰のそばには、学生時代から太宰のファンだった編集者の佐倉潤一(成田凌)がいた。
 ある日、家族と住む太宰のもとに、彼のファンである太田静子(沢尻エリカ)がやってくる。 “恋文”のやりとりをしていたふたりは、伊豆の静子の家で結ばれる。

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【映画タイトル】 そして友よ、静かに死ね( オリヴィエ・マルシャル 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-204)
 『そして友よ、静かに死ね』は2011年のフランスの犯罪映画。監督はオリヴィエ・マルシャル、出演はジェラール・ランヴァンとチェッキー・カリョなど。1970年代初頭に「リヨンの男たち」として名を馳せた実在の強盗団のメンバーだったエドモン・ヴィダルの半生を、ヴィダルの自叙伝『さくらんぼ、ひとつかみで』をベースに当時の事件とフィクションを織り交ぜて描いた作品である。
 かつての伝説のギャング、エドモン(モモン)・ヴィダル(ジェラール・ランヴァン)は、今は足を洗い、愛する家族と平穏な暮らしをしている。
 そんなある日、幼い頃からの兄弟同然の親友で、かつての犯罪仲間だったセルジュ(チェッキー・カリョ)が13年の逃亡の末に逮捕されたことを知ったモモンは、はじめのうちは家族の安全を考えて逡巡するものの、結局、セルジュの奪還計画に協力する。

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【映画タイトル】レヴェナント: 蘇えりし者( アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-203)
『レヴェナント: 蘇えりし者』は、2015年のアメリカ合衆国のウエスタン伝記映画作品である。原作は、作家マイケル・パンクの小説『蘇った亡霊:ある復讐の物語』で、アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と、彼が体験した過酷なサバイバルの旅を描いている。
 1823年、アメリカ北西部の極寒地帯。とある毛皮ハンターの一団は先住民の襲撃を受け、多大な犠牲を払いながら命からがら川を下っていた。ハンターのひとり、ヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は先住民の妻との間にもうけた息子、ホークとともにガイドとして同行していた。船を捨て山越えルートを進んでいた最中、グラスは見回り中に子連れの熊に襲われ重傷を負う。
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【映画タイトル】ラ・ラ・ランド( デミアン・チャゼル監督) 推薦人 :遠藤(会員)(A-202)
 『ラ・ラ・ランド』は、2016年に公開されたアメリカ合衆国のロマンティック・ミュージカル映画。俳優志望とピアニストの恋愛を描いた映画で、脚本・監督はデミアン・チャゼル、主演はライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが務めた。この映画のタイトルはロサンゼルスと「現実から遊離した精神状態」を意味する。

 渋滞の中に巻き込まれていたミア(エマ・ストーン)は女優の卵で、車中で台詞を覚えようとするが、後続車を運転していたセブ(ライアン・ゴズリング)に煽られて悪態をつく。ハリウッドにあるワーナー・ブラザースの撮影所でカフェ店員として働きつつ夢を追うミアだが、オーディションの結果は散々で、一向に役はもらえない。一方のセブはジャズピアニストで、歴史ある店が売れないジャズを諦める現状を嘆き、古き良きジャズを愛でる自分の店を開く夢を持つが、実際には姉ローラ(ローズマリー・デウィット)にも身を固めるよう諭される始末である。
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【映画タイトル】 逃走車( ムクンダ・マイケル・デュウィル 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-201)
 逃走車を観た。
 『逃走車』は、ムクンダ・マイケル・デュウィルが監督し、ポール・ウォーカーが主演した2013年のアメリカ合衆国のアクション映画。

 仮釈放中のアメリカ人のマイケル(ポール・ウォーカー)は、別れた妻アンジーとよりを戻したいため、南アフリカ共和国のヨハネスブルグまで逢いに来る。
 空港で予約と違う車が手配されていたが、取り替えに時間がかかると思い先を急ぐ事にした。
 途中マイケルは、車内で携帯電話と拳銃を発見する。その携帯に、とつぜん刑事を名乗る男から電話があり、手違いで車が入れ替わったので、すぐに交換してほしいと言う。
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【映画タイトル】エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE( ジョゼ・パジーリャ監督) 推薦人 :遠藤 (会員)
 エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPEを観た。
 『エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE』は、ジョゼ・パジーリャ監督による2010年のブラジルの映画である。前作にて特殊警察作戦大隊(BOPE)隊長だったナシメントが腐敗が蔓延するブラジル政府や警察組織の闇に立ち向かう物語である。
 ナシメントは前作の後、妻のマリアと離婚し息子ラファエルの親権も奪われ、マリアと恋人関係になった市民活動家のフラガとは個人的にいがみあう関係となっていた。ナシメントとフラガは職業柄、政治思想もまったく異なることもあり、険悪な関係により拍車をかけた。独り身となったナシメントはその後、BOPEからの引退を撤回して仕事に打ち込み大隊長(階級は中佐)へと昇進した。
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【映画タイトル】誰よりも狙われた男( アントン・コルベイン監督) 推薦人 :遠藤 (会員)
 誰よりも狙われた男を観た。
 2014年公開。イギリス・アメリカ合衆国・ドイツの合作。監督はアントン・コルベイン、脚本はアンドリュー・ボーヴェル(英語版)、主演はフィリップ・シーモア・ホフマンが務めた。ホフマンは本作品が遺作となった(2014年2月2日死去)。原作者のル・カレはカメオ出演している。

 ドイツの港湾都市ハンブルク。同国の諜報機関でテロ対策チームを率いるベテラン捜査官ギュンター・バッハマン(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、一人の青年が密入国したという情報を手に入れる。青年の名はイッサ・カルポフ(グリゴリー・ドブリギン)。イスラム過激派組織の一員として国際指名手配されている人物だった。
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【映画タイトル】 オーバードライヴ( リック・ローマン・ウォー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 オーバードライヴを観た。
 『オーバードライヴ』は、2013年にアメリカ合衆国で制作されたクライム・アクション映画。原題の「Snitch」とは、「密告者」を指す英語。アメリカ合衆国で実際に起こった出来事をもとに制作されている。

 建設会社を経営するジョン・マシューズ(ドウェイン・ジョンソン)は頭を抱えていた。離婚した元妻シルヴィーから息子ジェイソンが麻薬密売容疑で捕まったと連絡があったのだ。ジョンは再婚して娘がいるのだがそれでもジェイソンは大切な息子なのだ。警察に事情を聞きにいくとジェイソンは大量の麻薬を友人から受け取っておりその現場を押さえたと聞かされる。麻薬を送った友人は既に逮捕されておりジェイソンが麻薬を販売目的で入手しようとしたと証言しているという。アメリカでは麻薬犯罪は非常に重い罪であるが司法取引を受けると減刑される。
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【映画タイトル】ブロンド・ライフ( スティーヴン・ヘレク 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ブロンド・ライフを観た。
 『ブロンド・ライフ』は、2002年制作のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。アンジェリーナ・ジョリー主演。

 シアトルのテレビ局でレポーターとして成功を収めていたレイニー(アンジェリーナ・ジョリー)は、高層マンションに住み婚約者は大リーガー選手。私生活共に誰もが認める成功者だった。
 ある日、ニューヨークのテレビ局での仕事に抜擢されたレイニーは、夢の実現に向けて期待を膨らませていた。
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【映画タイトル】 望み( 堤幸彦 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 一級建築士の石川一登(堤真一)は商談中の顧客を、事務所に隣接する自宅へと案内する。編集の仕事をしている妻の貴代美(石田ゆり子)が作業の手を止めて出迎え、その後は2階の子供たちの部屋を開けて見せる。ベッドに寝転がっていた兄規士(岡田健史)は迷惑そうに起き上がり、妹の雅(清原果耶)は対照的に愛想よく振舞う。
 その夜一登は、ケガでサッカー部をやめて以来ゴロゴロしている規士に向かって説教する。「何もしなかったら何もできない大人になる」と。
 規士の部屋で小刀を発見した一登は規士にその用途を聞く。一登はそれを預かり事務所の工具箱にしまう。
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【映画タイトル】狂っちゃいないぜ( マイク・ニューウェル 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 『狂っちゃいないぜ』は1999年のアメリカ映画。航空管制官を描いた映画。コミカル風であり、不倫ものでもあり、友情物でもあり、航空サスペンスでもある、という色々な要素を持っている。

 アメリカ、ニューヨーク州ニューヨーク。
 航空管制官の仕事は、非常に緊張感を強いられるものだった。
 ニューヨークの航空管制局・TRACON(トラコン)では、毎日数多くの飛行機が離着陸するのを、複数の航空管制官が管理している。
1日に7000便もの航空機が行き交い、ケネディ空港、ニューアーク空港、ラガーティア空港の3つの空港を、トラコンで管理している。
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【映画タイトル】 パピヨン( マイケル・ノアー 監督) 推薦人 :遠藤 (会員)
 パピヨンを観た。
 スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンで70年代に映画化された「パピヨン」のリメイク版。
作家アンリ・シャリエールの壮絶な実体験に基づいた、終身刑囚「パピヨン」の13年間に及ぶ壮絶な脱獄劇。
自由を求めて何度も脱獄を試みるパピヨンと、偽札づくりの天才ドガが利害関係から手を組むも、やがて固い絆と友情を育んでいく。

 1931年、パリにおいて胸に蝶の刺青を入れていることから “パピヨン(フランス語で蝶)”(チャーリー・ハナム)と呼ばれた金庫破りの男アンリ・シャリエールは、1931年無実の罪で終身刑を言い渡され、フランス領ギアナのデビルズ悪魔島に送られる。

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【映画タイトル】 失踪( 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 失踪を観た。
 25歳年下の美貌の妻をめとった肉屋のマックス(パトリック・セバスチャン)は、誰からも好かれる性格であった。妻の名はカロリーヌ(ダニエル・レブルン)といい、マックスよりも25歳年下の劇団の女優であった。
 2人はある約束をしていた。マックスは煙草と酒を捨て、カロリーヌは男への興味を捨てることだった。
 だがある晩、劇団の演出家がしつこくカロリーヌを誘い、終にはカロリーヌは演出と車のボンネットの上で性行為に及んでしまう。その様子をマックスは見てしまった。

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【映画タイトル】 EVA〈エヴァ〉( キケ・マイーリュ 監督) 推薦人:遠藤(会員) (A-192)(P-525)
 EVA〈エヴァ〉を観た。
 本映画は第6回新映画のテーマになっている。
『EVA〈エヴァ〉』(Eva)は2011年のスペインのSF映画。監督はキケ・マイーリュ、出演はダニエル・ブリュールとマルタ・エトゥラなど。

 2041年、天才ロボット科学者であるアレックス(ダニエル・ブリュール)は、故郷である雪深いサンタ・イレーネに10年ぶりに戻って来る。10年前に中断したままになっていた子供型ロボットの研究開発を再開するために、同地にある大学のロボット科学者フリア(アンヌ・カノヴァス)に呼び戻されたからである。しかし、故郷にはかつての恋人で今は兄ダヴィッド(アルベルト・アンマン)の妻となったラナ(マルタ・エトゥラ)がおり、ラナとアレックスの間には今でもわだかまりが残っていた。
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【映画タイトル】 タクシードライバー 奔放な女( ケルスティン・アールリヒス 監督) 推薦人:遠藤 (会員)(A-191)(P-523)
 タクシードライバー 奔放な女を観た。 2015年製作のドイツ映画

 ドイツ・ハンブルクに暮らすアレックス派(ピーター・ディンクレイジ)、人生を変えたくてタクシー会社の女性ドライバーの募集に応募する。社長をはじめ、同僚も個性的な男性ばかりの職場ではあったが、その中で紅一点、働き始める。
 奔放な彼女は同僚たちと肉体関係を持ち、夜の街を流すうちに、出会った客のマーク(アントニオ・モノー・ジュニア)にも興味を持つようになる。
 そしてある日、マークが車内に置き忘れた財布を自宅へ届けに行ったアレックスは、成り行きから関係を持つようになる。
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【映画タイトル】 TIME/タイム( アンドリュー・ニコル 監督)  推薦人:遠藤(会員)(A-190)(P-522)
 TIME/タイムを観た。
アンドリュー・ニコル監督が、ジャスティン・ティンバーレイクとアマンダ・セイフライドを主演に迎えて描くSFアクションサスペンス。2011年製作アメリカ映画。

 近未来の世界。遺伝子操作により人々は25歳から歳をとらなくなったが、寿命は管理され、その後の余命は1年限り、以後は“時間”を手に入れて寿命を延ばしていく。今や時間が通貨の役割を果たし、報酬や支払いは時間でやりとりされていた。
 このため、富裕層だけが限りない時間を手に入れ不老不死となり、貧しい者たちは1分、1日を永らえるために苦しい思いを強いられていた。
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【映画タイトル】 24シーズン2(1〜24話) 推薦人:遠藤(会員)(A-189)(P-521)
 第2シーズンは第1シーズンの18ヶ月後の設定である。シーズンのメインプロットはアメリカ合衆国大統領として働くデイビッド・パーマーとジャック・バウアー捜査官によるロサンゼルスでの核爆発の阻止である。CTUのその任務の過程で新キャラクターのケイト・ワーナーの周辺人物が鍵となってくる。

 シーズンは以下のような二幕構成となっている。
1.第一幕では中東のテロリスト細胞がロサンゼルス市内での核爆発を企て、CTUがそれを阻止しようとする。
2.第二幕ではジャックとCTUは偽造された可能性のある証拠を調査し、それを根拠とするアメリカ政府の報復攻撃の阻止を試みる。
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【映画タイトル】 テイク・シェルター( ジェフ・ニコルズ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-188)(P-515)
 テイク・シェルターを観た。
 『テイク・シェルター』は、2011年のアメリカ合衆国のドラマ映画。
 オハイオ州の工事現場で地盤の掘削作業を仕事としているカーティス(マイケル・シャノン)は、妻のサマンサ(ジェシカ・チャステイン)と難聴の障害を持つ娘と平凡で幸せな生活をしていたが、ある日、巨大な竜巻が街を襲う悪夢にうなされる。
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【映画タイトル】 ガルヴェストン( メラニー・ロラン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-187)(P-515)
 ガルヴェストンを観た。
 『ガルヴェストン』は2018年のアメリカ合衆国のスリラー映画。監督はメラニー・ロラン、出演はベン・フォスターとエル・ファニングなど。

 1988年のニューオーリンズ。病魔に侵され、死への恐怖から医師の診断を拒絶したヒットマン、ロイ(ベン・フォスター)は組織のボスからとある仕事を持ちかけられる。その仕事にて、待ち構えていたかのような襲撃者により捕らわれるが一瞬の隙を突き、彼らを返り討ちにする。
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【映画タイトル】 5時から7時の恋人カンケイ( ヴィクター・レヴィン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-186)(P-515)
 5時から7時の恋人カンケイを観た。
 『5時から7時の恋人カンケイ』は2014年に公開されたアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画である。
監督はヴィクター・レヴィン、主演はアントン・イェルチンとベレニス・マーロウが務めた。

 ニューヨーク。24歳のブライアン・ブルーム(アントン・イェルチン)は一人前の物書きになるべく奮闘していた。そんなある日、ブライアンは33歳のフランス人女性、アリエル・ピアポント(ベレニス・マーロウ)と出会った。
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【映画タイトル】 フローズン・グラウンド( スコット・ウォーカー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-185)(P-514)
 フローズン・グラウンドを観た。
 『フローズン・グラウンド』は、2013年にアメリカ合衆国で公開されたスリラー映画である。監督はスコット・ウォーカー。

 1983年、アラスカ州アンカレッジにあるモーテルに、娼婦のシンディ(ヴァネッサ・ハジェンズ)が。連絡を受けたアラスカ州警察巡査部長ジャック・ハルコム(ニコラス・ケイジ)は、パニック状態のシンディを保護して、病院へ運ぶ。
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【映画タイトル】 ハッシュ・マネー( テレル・ラモント 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-184)(P-513)
 ハッシュ・マネーを観た。
 元大学教師のダグ(ジョシュア・レイ )」は借金返済の為に、野球選手の娘で喘息持ちの少女:ケネディ(ケネディ・ウェイト)を誘拐し、身代金を要求する。ダグは多額の借金を抱えており、日が沈むまでに借りた金を返さなければ、ペナルティ(超過酷)を受けることになっていた。
しかし、ダグが誘拐を行った後の計画に関わってくる協力者と全く連絡が取れず、ダグは途方に暮れる。ダグはケネディに決して危害を加えないことを約束する。
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【映画タイトル】 沈黙のテロリスト( アルバート・ピュン 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-183)(P-500)
 沈黙のテロリストを観た。
 『沈黙のテロリスト』は、2001年のアメリカ映画。

 元IRAにして伝説の爆弾魔スワン(デニス・ホッパー)が平和なサンフランシスコの町-に舞い戻ってきた。
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【映画タイトル】 ラスト・クライム 華麗なる復讐( パスカル・ブルデュー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-182)(P-498)
 ラスト・クライム 華麗なる復讐を観た。
 ラスト・クライム 華麗なる復讐は2017年のフランス製クライムコメディ。
 変装の名人であるパトリック(ジャン・レノ)は、演奏者に化けてバイオリン・ストラディヴァリウスを盗み出した。
 しかし、仲間のロマン(パスカル・ドゥモロン)に裏切られ、薬品を注射されて車ごと大河の中に突き落とされてしまう。目を覚ましたパトリックは、車の中から脱出を試みた。
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【映画タイトル】 サバイバル・ソルジャー( ロブ・メルツァー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-181)(P-497)
 サバイバル・ソルジャーを観た。
 デザイン会社に勤めるクリス(アダム・ブロディ)は真面目だが気が弱く、同僚のフィル(ロブ・ヒューベル)にはアイディアを横取りされ、想いを寄せるリサ(メーガン・ブーン)にも告白できずにいた。そんな時、クリスら社員たちは社長のクロフォード(デニス・ヘイスバート)の命令により、元軍人でチームワーク・インストラクターのストーム(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)と共に、無人島へ研修旅行に行くことになる。
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【映画タイトル】 ドライブ・アングリー3D ( パトリック・ルシエ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-180)(P-496)
 ドライブ・アングリー3Dを観た。
 『ドライブ・アングリー3D』は、2011年のアメリカ合衆国のアクション映画。

 凄腕のアウトローのミルトン(ニコラス・ケイジ)は、愛する娘をカルト教団に殺され、復讐と、連れ去られた娘の赤ん坊を救い出すため教祖ヨナ・キング(ビリー・バーク)を追いかけている。同時平行で、FBIを名乗る謎の男、"監査役(ウィリアム・フィクナー)"が、ミルトンの後を追跡し、州の警官もまきこみ、ミルトンを撃ち殺せと命ずる。
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【映画タイトル】 キリング・ビューティー あどけない殺人者( クレイグ・ゴールドスミス 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-179)(P-495)
 キリング・ビューティー あどけない殺人者を観た。
 キリング・ビューティー あどけない殺人者はアメリカの有料テレビ局「ライフタイム」が製作したテレビ番組。

 LAで美容サロンを経営するアヤ(ヘイリー・ウェブ)。
 ある日、店の前ですれ違った少女が数時間も同じ場所にいることが気になり声をかける。
 タリン(ヘイリー・プロス)と名乗る少女は、遠距離恋愛をしている彼氏を驚かせるつもりでニューヨークから仕事を辞めてやって来るも、連絡がつかないと言う。
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【映画タイトル】 ゴーン・ガール( デヴィッド・フィンチャー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-178)(P-494)
 ゴーン・ガールを観た。
 『ゴーン・ガール』は、2014年公開のアメリカ合衆国のミステリー映画である。監督はデヴィッド・フィンチャーが務め、ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス、タイラー・ペリー、キャリー・クーン、キム・ディケンズらが出演している。

 5回目の結婚記念日の朝、ニック・ダン(ベン・アフレック)は妻のエイミー(ロザムンド・パイク)が失踪したことに気づく。
 父親の書いた児童文学のモデルとして、子供時代から有名だったエイミーの失踪でメディアは過激化し、夫ニックは、不幸な被害者から次第に妻を殺した加害者として世間から見られるようになっていく。
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【映画タイトル】 シャッター アイランド( マーティン・スコセッシ 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-177)(P-493)
 シャッター アイランドを観た。
 『シャッター アイランド』は、2010年のアメリカ映画。。監督マーティン・スコセッシ・主演レオナルド・ディカプリオの4度目の作品。

 舞台は1954年。連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は、新しい相棒であるチャック・オール(マーク・ラファロ)とともにボストンハーバーの孤島「シャッターアイランド」内に設立された「アッシュクリフ精神病院」へ赴く。
 この島でレイチェル・ソランドという女性が行方不明になっていた。
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【映画タイトル】 約束のネバーランド シーズン1(1〜12話) 推薦人:遠藤(会員)(A-176)(P-492)
 約束のネバーランド シーズン1(1〜12話)を観た。
 『約束のネバーランド』は、白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本の漫画作品。

 GFハウス脱獄編(第1話 - 第37話)1〜12話
 色々な孤児が集まる「孤児院」・グレイス=フィールド(GF)ハウスは、院のシスターで「ママ」と慕われるイザベラのもとで、血縁関係のない兄弟姉妹達が幸せに暮らしていた。
 ここでは、赤ん坊のころに預けられた子供を、特殊な勉強とテストにより育てあげ、6歳から12歳までの間に里親の元へと送り出す...と孤児たちは教えられていた。
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【映画タイトル】 エンド・オブ・ウォッチ( デヴィッド・エアー 監督) 推薦人:遠藤(会員)(A-175)(P-491)
 エンド・オブ・ウォッチを観た。
 『エンド・オブ・ウォッチ』は、デヴィッド・エアー監督による2012年のアメリカ合衆国の映画である。ジェイク・ジレンホールとマイケル・ペーニャがロサンゼルス市警察の警察官を演じる。

 ブライアン・テイラー(ジェイク・ジレンホール)とマイク・ザヴァラ(マイケル・ペーニャ)はロサンゼルス市警察でコンビを組む制服警官。結婚を間近に控えたブライアンは携帯型ビデオカメラを持ち歩き、自分の仕事を撮影しながら勤務を行っていた。
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【映画タイトル】 ブラッド・スローン( リック・ローマン・ウォー 監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 ブラッド・スローンを観た。
 『ブラッド・スローン』は、2017年のクライムスリラー映画。

 愛する家族に恵まれ、エリート人生を歩んできたジェイコブ( ニコライ・コスター=ワルドー)は、飲酒運転による交通事故をきっかけに16ヶ月の刑に服すことになるが、刑務所は予想以上に過酷だった。
 弱い者が標的にされていく中、生き残る為の戦いを余儀なくされたジェイコブは自分を鍛え上げ売られた喧嘩に勝利する事で認められ、派閥のひとつに受け入れられ、自分の居場所を獲得する。
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【映画タイトル】 ダークセンス( マグナス・ウエイク 監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 ダークセンスを観た。
 8才の少年サイモンは予知能力があり、ある日 神父が襲われ殺されてしまう予知夢を見る。
何とかして神父を助けようと教会を訪れたサイモンの前に予知夢でみた殺人犯が現れサイモンを何とか逃がした後、神父が襲われて亡くなってしまう。
それから14年後青年となったサイモンはあれ以来自宅からほぼ出ない生活を送っていた。
ネットを使い勉強しプログラマーになっていた。
サイモンの超能力は強くなっていた。
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【映画タイトル】 24(シーズン1)24話  推薦人:遠藤(会員)
 24(シーズン1)24話を観た。
 『24 -TWENTY FOUR-』はアメリカのイマジン・エンターテインメントが制作し、FOXで放送されたアクションもののテレビドラマ。アメリカの架空の連邦機関CTU(テロ対策ユニット)ロサンゼルス支局の捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)のテロとの戦いを描く。2001年にアメリカで放送が開始され、その後世界各国で放送され世界的人気作品となった。
 全ての出来事がリアルタイムで進行し、1話で1時間、1シーズン24話で1日の出来事を描く。
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【映画タイトル】 エデンの東( エリア・カザン 監督)  推薦人:遠藤(会員)
 エデンの東を観た。
 『エデンの東』は、1955年公開のアメリカ映画。監督はエリア・カザン。原作はジョン・スタインベックの同名小説。
 主演は、映画初出演のジェームズ・ディーンで、この作品で名実ともに一躍スターの地位を不動のものとした。共演がジュリー・ハリス、レイモンド・マッセイス。
第28回アカデミー賞で監督賞、主演男優賞、助演女優賞、脚色賞にノミネートされて、ジョー・ヴァン・フリートがアカデミー助演女優賞を受賞した。また第13回ゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ部門)、第8回カンヌ国際映画祭劇映画賞も受賞している。

 1917年、アメリカ合衆国カリフォルニア州サリナス。当地トラスク家の次男ケイレブ(愛称キャル)(ジェームズ・ディーン)は、秘密を探っていた。モントレーの港町でいかがわしい酒場を経営している中年女性ケート(ジョー・ヴァン・フリート)を尾行していた。
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【映画タイトル】 ボーダー( ジョン・アヴネット 監督) 推薦 人:遠藤(会員)
 ボーダーを観た。
 『ボーダー』は、2008年のアメリカ映画。
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノは、『ヒート』以来2度目の共演。

 ニューヨーク市警察に勤める熱血漢のターク(ロバート・デ・ニーロ)刑事と冷静沈着なルースター(アル・パチーノ)刑事は、これまでに多くの悪人を逮捕してきた名コンビだった。
 始まりは、ランドールの事件だった。4年前、ランドールは恋人の娘を殺害した。娘はまだ少女と言えるほど幼かった。ランドールは裁かれたが、陪審員の評決は無罪だった。事件を担当したルースター(アル・パチーノ)とその相棒であるターク(ロバート・デ・ニーロ)は、判決に不満を抱く。タークは耐えられず、証拠を偽装してランドールを嵌める。ルースターはそれを止めずに見ていた。
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【映画タイトル】 グッド・ネイバー( カスラ・ファラハニ 監督)  推薦人:遠藤(会員)
 グッド・ネイバーを観た。
 『グッド・ネイバー』は2016年に公開されたアメリカ合衆国のスリラー映画である。監督はカスラ・ファラハニ、主演はジェームズ・カーンが務めた。

 ITオタクの高校生、イーサンとショーンは近所に住むハロルド老人(ジェームズ・カーン)にドッキリを仕掛けることにした。イーサンは「ハロルドのような気難しい爺さんがポルターガイストに遭遇したらさぞかし面白いだろう」と考えたのである。
「特定の方法を駆使して無防備な人間に、霊の存在を信じさせる」というものだった。
 怪奇現象が起きた時に、老人・ハロルドがどんな反応を示すかを見て喜ぼうという、いわば悪趣味なイタズラだった。
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【映画タイトル】 ダーク・プレイス( ジル・パケ=ブランネール 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ダーク・プレイスを観た。
 『ダーク・プレイス』は、2015年のミステリースリラー映画。イギリス・フランス・アメリカ合衆国の共同製作。、監督・脚本はジル・パケ=ブランネールが務めた。出演はシャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、クリスティーナ・ヘンドリックス、クロエ・グレース・モレッツ。

 28年前の1985年、アメリカ・カンザス州キナキーで一家殺人事件が起きた。
 リビー・デイ(シャーリーズ・セロン)はその時の生き残りの8歳の少女だった。
殺されたのは母・パティ、長女・ミシェル、次女・デビーだった。
当時8歳だったリビーは、事件が真夜中だったこともあり、はっきりと覚えていなかった。
十代半ばの長男・ベンが犯人だと疑われ、当人も否定せず有罪判決が下る。
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【映画タイトル】 ハンターキラー 潜航せよ( ドノヴァン・マーシュ 監督)  推薦人:遠藤(会員)
 ハンターキラー 潜航せよを観た。
 『ハンターキラー 潜航せよ』は2018年のアメリカ合衆国のスリラー映画。監督はドノヴァン・マーシュ、主演はジェラルド・バトラーが務めた。

 ロシア近郊のバレンツ海で、アメリカ海軍原潜タンパ・ベイが、ロシアの原潜と同時に消息不明となる事態が発生する。
 タンパ・ベイの捜査に当たるべく、アメリカ海軍少将のフィスクは、別名“ハンターキラー”と呼ばれる攻撃型原潜アーカンソー号の潜航を決定する。
 艦長として、海軍兵学校出身ではないものの、現場経験が豊富なジョー・グラス(ジェラルド・バトラー)を抜擢する。
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【映画タイトル】 ローズの秘密の頁-( ジム・シェリダン 監督)  推薦人:遠藤(会員)
 ローズの秘密の頁を観た。  『ローズの秘密の頁』は、2016年のアイルランドのドラマ映画。監督はジム・シェリダン、主演はヴァネッサ・レッドグレイヴとルーニー・マーラが務めた。

アイルランド西部・スライゴ州。この地にある古びた精神病院・聖マラキ病院の取壊しが決まり、収容患者たちが転院を余儀なくされていた。患者のひとりである老女ローズ・F・クリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)は、自身の赤子を殺した罪で、この病院で40年もの時間を過ごしていた。転院のために彼女の診察(再評価)をすることになったのは、優秀な精神科医のスティーヴン・グリーン( エリック・バナ)であった。グリーンの亡き父がこの地の出身で別荘を持っている縁で、地元の大司教にローズの診察を依頼されたのだった。
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【映画タイトル】 湿地( バルタザール・コルマウクル 監督)  推薦人:遠藤(会員)
 湿地を観た。
 「湿地」は、アイスランドの映画で、アイスランドの作家アーナルデュル・インドリダソンの同名小説が原作。

 アイスランド遺伝子研究社のオルンは、小児病棟へ向かう。
5歳の娘コーラが神経線維腫症で入院しているのだった。
自分の娘がその難病にかかったことがオルンには不思議でならなかった。
脳腫瘍のひとつだが、神経線維腫症は遺伝性のものであった。
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【映画タイトル】 プリデスティネーション( マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ 監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 プリデスティネーションを観た。
 『プリデスティネーション』は、2014年のオーストラリアのSF映画。 マイケル&ピーター・スピエリッグ兄弟が監督を務める。
1970年3月、とあるビルの地下で爆弾を処理しようとしていた男が失敗し、顔に大やけどを負う。男は何者かの助けでバイオリンのケースに似た謎の装置を使い未来に飛び、ある組織の治療によって別の顔を得る。
 そして最後の任務を受け、男は過去へ飛ぶのだった。

 1970年11月、ニューヨークは連続爆弾魔フィズル・ボマーにより混乱していた。
あるバーにやってきた男・ジョン(サラ・スヌーク)は、1本のボトルと引き換えに自らの半生をバーテンダー(イーサン・ホーク)に語る。
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【映画タイトル】 ミケランジェロの暗号-( ヴォルフガング・ムルンベルガー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ミケランジェロの暗号を観た。
 『ミケランジェロの暗号』は2011年のオーストリアのコメディ映画。 監督はヴォルフガング・ムルンベルガー、出演はモーリッツ・ブライプトロイとゲオルク・フリードリヒなど。 第2次大戦下のオーストリアを舞台に、ナチスに迫害されるユダヤ人一家の運命を描く。

 第2次大戦下のオーストリア。
 ユダヤ人画商一族、カウフマン家が密かに所有するミケランジェロの「モーゼ」像の素描絵、それはムッソリーニも欲するほどの国宝級の代物だった。
 ある日、一家の息子ヴィクトル(モーリッツ・ブライプトロイ)は兄弟同様に育った使用人で親友のルディ(ゲオルク・フリードリヒ)に絵の在りかを教えてしまう。
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【映画タイトル】 UNIT7 ユニット7 麻薬取締第七班-( アルベルト・ロドリゲス 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 UNIT7 ユニット7 麻薬取締第七班を観た。
 「UNIT7 ユニット7 麻薬取締第七班」は万博直前のセビリアを舞台にした刑事ドラマというかやくざの抗争劇みたいな映画で、成長期の大きな変化の中で時代の狭間にもがき翻弄される都市や人間たちを描く。
 舞台はセビリア、1992年開催万博までの数年間を描いた映画である。諸外国に健全であることをアピールするために、国内で蔓延している薬物を徹底的に排除しようと組織されたのが、UNIT7 ユニット7 麻薬取締第七班である。
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【映画タイトル】 マーシュランド( アルベルト・ロドリゲス 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 マーシュランドを観た。
 マーシュランドは2014年製作のスペイン映画である。
 時は1980年、フランコ政権による独裁体制の影響がまだ色濃く残る、スペインアンダルシア地方。川べりに位置する「マーシュランド」と呼ばれる湿地帯の町で、10代の姉妹が失踪する事件が起きる。
 ベテラン刑事のファン(ハビエル・グティエレス)と、首都マドリッドから移転してきた若手のペドロ(ラウール・アレバロ)がこの捜査に当たる。
川べりに畑が広がるのどかな風景に包まれたこの土地は、若者にとっては「どこでもいいから、ここから出ていきたい」と願うような閉鎖的な場所で、姉妹も家出をしたものかと思われていたが、姉妹2人の遺体が川から発見される。2人とも指や乳首を切断され、レイプされ拷問を受けたあとに殺害されていた。
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【映画タイトル】 LION ライオン 25年目のただいま-( ガース・デイビス 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 LION ライオン 25年目のただいまを観た。
 『LION/ライオン 25年目のただいま』は、2016年のオーストラリア・アメリカ合衆国・イギリス合作のドラマ映画。、ガース・デイヴィスが監督を務めている。
出演はデーヴ・パテール、ルーニー・マーラ、デビッド・ウェナム、ニコール・キッドマンらである。
キャッチコピーは、「迷った距離1万キロ、探した時間25年、道案内はGoogle Earth」インドで迷子になった5歳の少年が、25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという実話。
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【映画タイトル】 ロンドン、人生はじめます( ジョエル・ホプキンス 監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 ロンドン、人生はじめますを観た。
 『ロンドン、人生はじめます』は、2017年のイギリスのドラマ映画。監督はジョエル・ホプキンス、出演はダイアン・キートン、ブレンダン・グリーソン、ジェームズ・ノートン、レスリー・マンヴィル、ジェイソン・ワトキンス、サイモン・キャロウ。2017年公開された。

大人の恋を描いたロマンティックコメディ。  ロンドンの高級マンションで暮らす未亡人のエミリー(ダイアン・キートン)は、夫が亡くなり、さまざまな問題に直面して心が満たされずにいた。そんな折、自然に囲まれた手作りの小さな家で暮らすドナルド(ブレンダン・グリーソン)と出会う。庭でのディナー、気ままな読書、森でのピクニックなど、高級住宅地で暮らすエミリーとは間逆の環境で幸せに暮らすドナルド。
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【映画タイトル】 しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス ( アシュリング・ウォルシュ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイスを観た。
 2016年の アイルランド、カナダの映画である。
カナダを代表する画家モード・ルイスと、彼女を支えた夫の姿を描いた愛の物語である。

 カナダ東部のノバスコシア州。小さな町で叔母と暮らすモード(サリー・ホーキンス)は、ある日、商店に家政婦募集の広告を貼り出した男に興味を持つ。男は町はずれで暮らし、魚の行商を営むエベレット(イーサン・ホーク)。
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【映画タイトル】 ソルト ( フィリップ・ノイス 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ソルトを観た。
 『ソルト』は、2010年のアメリカ合衆国のスパイアクション映画。監督はフィリップ・ノイス。

 ある日、CIAの元にロシアからの亡命者オルロフが出頭してくる。
 女性諜報員のイヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)が尋問するとオルロフは、かつて旧ソ連時代に訓練を受け、ソ連崩壊後もクレムリンの意向とは別にアメリカに潜入している多数のロシアのスパイたちは一斉に蜂起する時「Xデー」を待っており、その中の1人が近く行われるアメリカ副大統領の葬儀でそこに出席するロシア大統領を暗殺する計画があると話し、更にそのスパイの名は「イヴリン・ソルト」であると告げる。
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【映画タイトル】 インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました ( ショーン・アンダース 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 インスタント・ファミリー 本当の家族見つけましたを観た。
 『インスタント・ファミリー 本当の家族見つけました』は2018年のアメリカ合衆国のコメディ映画。監督はショーン・アンダース、出演はマーク・ウォールバーグとローズ・バーンなど。アンダース監督が3人の子供を養子にした際の実体験から着想を得た作品である。

 リフォーム会社を経営しているピートワグナー(マークウォルバーグ)とエリーワグナー(ローズバーン)夫妻は、中古の家を買い取りリフォームをしてエリーの妹夫婦に住んではどうかと話していた。
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【映画タイトル】 5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生 ( マルク・ローテムント 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生を観た。
 『5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生』は2017年のドイツの伝記コメディ映画。 監督はマルク・ローテムント、出演はコスティア・ウルマンとヤコブ・マッチェンツなど。 サリヤ・カハヴァッテの自伝をもとに、先天性の病気で視力の95%を失った青年が、一流ホテルマンになる夢に挑むヒューマンドラマ。

 スリランカ人の父とドイツ人の母を持つ青年サリー(コスティア・ウルマン)は先天性の病で視力の95%を失うが、周囲が勧める盲学校への入学を拒み、努力の末に普通高校(ギムナジウム)を卒業する。
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【映画タイトル】 羅生門( 黒澤明 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 羅生門を観た。
 『羅生門』は、1950年公開の日本映画である。監督は黒澤明で、三船敏郎、京マチ子、森雅之などが出演した。
 原作は芥川龍之介の短編小説『藪の中』と『羅生門』。平安時代を舞台に、ある武士の殺害事件の目撃者や関係者がそれぞれ食い違った証言をする姿をそれぞれの視点から描き、人間のエゴイズムを鋭く追及しているが、ラストで人間信頼のメッセージを訴えた。
 同じ出来事を複数の登場人物の視点から描く手法は、本作により映画の物語手法の1つとなり、国内外の映画で何度も用いられた。
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【映画タイトル】 ザ・フォーリナー/復讐者 ( マーティン・キャンベル 監 督) 推薦人:遠藤(会員)
 ザ・フォーリナー/復讐者を観た。
 『ザ・フォーリナー/復讐者』は、2017年のイギリス・中国・アメリカ合衆国合作のアクション・スリラー映画。

 ロンドンでレストランを経営している中国人のクァン・ノク・ミン(ジャッキー・チェン)は、妻に先立たれて以降、娘のファンを男手ひとつで育てていた。
 ある日、学校帰りのファンを車で迎えたクァンは、そのまま卒業式で着る服を買いに付き合うも、ファンが入ったブティックが突如爆破、彼女は命を落としてしまう。
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【映画タイトル】 続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画 ( ジェイソン・ウォリナー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』は、ジェイソン・ウォリナー監督による2020年のフェイクドキュメンタリーコメディ映画である。主演のサシャ・バロン・コーエンが架空のカザフスタン人ジャーナリストのボラット・サグディエフを演じ、マリア・バカローヴァ演じる娘のトゥーターをアメリカ合衆国副大統領のマイク・ペンスへの貢ぎ物とするという内容である。2006年の映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』の続編である。

 ジャーナリストのボラット・サグディエフは『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』でカザフスタンに恥をかかせたことによって強制収容所に収監される。それから14年後、カザフスタン大統領のヌルスルタン・ナザルバエフによって釈放されたボラットはカザフ文化大臣のサルのジョニーをアメリカ大統領のドナルド・トランプに貢ぎ物として贈る使命を受ける。
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【映画タイトル】 バッド・ディシジョン 終わりなき悪夢のはじまり ( ディーン・デヴリン 監 督) 推薦人:遠藤(会員)
 バッド・ディシジョン 終わりなき悪夢のはじまりを観た。
 『バッド・ディシジョン 終わりなき悪夢のはじまり(悪夢の逃避行))は2018年のアメリカ合衆国のサイコスリラー映画。監督はディーン・デヴリン、主演はデヴィッド・テナントが務めた。

 レストランで働くショーン・ファルコ(ロバート・シーハン)は職務上知り得た情報を利用して、顧客の家に窃盗に入っていた。ある夜、いつものように盗みに入ったファルコは思わ ぬものを目撃することになった。そこには、ケイティと名乗る女性が監禁されていた。
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【映画タイトル】 沈黙 -サイレンス-( マーティン・スコセッシ 監 督) 推薦人:遠藤(会員)
 沈黙 -サイレンス-を観た。
 『沈黙 -サイレンス-』は、2016年のアメリカ合衆国の歴史ドラマ映画。遠藤周作の小説『沈黙』を原作とする。監督はマーティン・スコセッシ。
 出演はアンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライヴァー、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら。

 17世紀、江戸時代初期― ポルトガルで、イエズス会の宣教師であるセバスチャン・ロドリゴ神父(アンドリュー・ガーフィールド)とフランシス・ガルペ神父(アダム・ドライヴァー)のもとに、日本でのキリスト教の布教を使命としていたクリストヴァン・フェレイラ神父(リーアム・ニーソン)が日本で棄教したという噂が届いた。
 尊敬していた師が棄教したことを信じられず、2人は日本へ渡ることを決意する。

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【映画タイトル】 これが私の人生設計( リッカルド・ミラーニ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 これが私の人生設計を観た。
『これが私の人生設計』は2014年のイタリアのコメディ映画。 監督・脚本はリッカルド・ミラーニ、主演のパオラ・コルテッレージが脚本に加わっている。
日本では2015年4月から5月にかけて一般劇場公開された。

 幼いころから建築家としての才能を示し、世界各国で学位を取っただけでなく、実際に優秀な建築家として活躍してきた女性セレーナ・ブルーノ(パオラ・コルテッレージ)は、これまでの仕事一筋の人生を見つめ直し、心機一転、故国のイタリアに戻ってくる。
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【映画タイトル】 ハイ・クライムズ( カール・フランクリン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ハイ・クライムズを観た。
 『ハイ・クライムズ』は、2002年にアメリカで公開されたサスペンス映画。

 2002年。女性弁護士のクレア(アシュレイ・ジャッド)は、愛する夫トム(ジェームズ・カヴィーゼル)と幸せな生活を送っていたが、ある日突然、トムがFBIに拘束される。クレアは捜査官から、前夜の侵入事件で指紋を検証したところ、トムは米軍が追っていたロン・チャップマンという男だったことを聞かされる。
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【映画タイトル】 めぐり逢えたら( ノーラ・エフロン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 めぐり逢えたらを観た。
 『めぐり逢えたら』は、1993年のアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画。ノーラ・エフロン監督、トム・ハンクス、メグ・ライアン主演。

 シカゴに住む建築家のサム(トム・ハンクス)は、癌で妻を亡くしたばかり。その後サムは一人息子のジョナ(ロス・マリンジャー)と共にシアトルに越してきたが、ジョナは、落ち込む父親のために新しい奥さんが必要と、あるラジオ局の相談番組に電話をする。
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【映画タイトル】 ロスト・イン・ザ・サン( トレイ・ネルソン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ロスト・イン・ザ・サンを観た。

 地元の複数の金貸し屋から借金をしている元犯罪者のジョン(ジョシュ・デュアメル)。返す当てもなく、日々、小売店を襲ってはその日暮らしの金を奪って暮らしていた。
 ある日、彼はかつて付き合っていた彼女の葬式に参加する。そこで、ニューメキシコの祖父の家へと向かおうとしていた彼女の一人息子のルイス(リン・コリンズ)を見つけたジョンは、彼を言いくるめ、ニューメキシコまで自分の車で送り届ける事にし、一方で、彼を人質として身代金を要求していた。そんな事とは知らないながらもジョンを怪しむルイスだが、色々な事を教えてくれる彼に、次第に信頼を寄せていく。
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【映画タイトル】 鬼滅の刃 推薦人:遠藤(会員)
 amazon primeにて鬼滅の刃(全26話)を観た。

鬼殺隊入隊
(第1話 - 第5話)
 時は大正。主人公・竈門炭治郎は亡き父親の跡を継ぎ、炭焼きをして家族の暮らしを支えていた。
 炭治郎が家を空けたある日、家族は鬼に惨殺され、唯一生き残った妹・竈門禰豆子も鬼と化してしまう。禰豆子に襲われかけた炭治郎を救ったのは冨岡義勇と名乗る剣士だった。
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【映画タイトル】 ラストスタンド( キム・ジウン監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 ラストスタンドを観た。
 『ラストスタンド』は、キム・ジウン監督による2013年のアメリカ合衆国のアクション映画。

 かつてロサンゼルス市警察の敏腕刑事であったレイ・オーウェンズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は年を重ねて第一線を退き、アメリカ合衆国とメキシコの国境付近の町・ソマートンで保安官として静かな生活を送っていた。
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【映画タイトル】 グラン・ブルー( リュック・ベッソン 監督) 推薦人:山口(会員)
1988年公開 仏・伊合作
 「グラン・ブルー」は、海とイルカに魅せられた物静かなフランス人潜水夫ジャック(ジャン=マルク・バール)と、その幼馴染でありライバルの陽気なイタリア人潜水夫エンゾ(ジャン・レノ)、そしてジャックを愛してニューヨークから仕事を捨てて彼のもとにやって来たアメリカ人女性ジョアンナ(ロザンナ・アークエット)の三人を主軸に描く、海洋ロマン映画。彼らが挑むフリーダイビング世界選手権という息が詰まるようなドキュメンタリー的海中シーンも見応えがある。
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【映画タイトル】 インターステラー( クリストファー・ノーラン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 インターステラーを観た。
 『インターステラー』は、クリストファー・ノーラン監督による2014年のSF映画である。
 出演はマシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、マイケル・ケインらであり・地球を離れ新たな居住可能惑星探索を行うためワームホールを通過し、別の銀河系へと有人惑星間航行(インター・ステラー)する宇宙飛行士のチームが描かれる。

 近未来。地球規模の植物の枯死、異常気象により、人類は滅亡の危機に晒されていた。
元宇宙飛行士クーパーは、義父と15歳の息子トム、10歳の娘マーフィー(マーフ)とともにトウモロコシ農場を営んでいる。
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【映画タイトル】 ボーン・コレクター( フィリップ・ノイス 監 督) 推薦人:遠藤(会員)
 ボーン・コレクターを観た。
 『ボーン・コレクター』は、1999年のアメリカ合衆国の映画。
 脊椎不随となったリンカーン(デンゼル・ワシントン)が安楽椅子探偵として相棒のアメリア(アンジェリーナ・ジョリー)とぶつかりながら事件を解決していく。監督はフィリップ・ノイス、主演はデンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリー。

 リンカーンは馴染みの医師バリー・リーマンに「もし植物状態になれば生命維持装置は絶対につけないこと、尊厳死を」と頼む。
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【映画タイトル】 インターセクション( デヴィッド・マルコーニ監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 インターセクションを観た。
 2013年制作のフランス映画。監督はデヴィッド・マルコーニ、製作はリュック・ベッソン。

 アメリカでヘッジファンド・マネージャーをしているスコットは、妻のテイラーとともに、モロッコで豪勢な新婚旅行を楽しんでいた。砂漠の中にある高級ホテルに到着した夫婦は、ロイヤルスイートで愛し合う。しかし、ベッドの中でも仕事の電話をするスコットに嫌気がさし、テイラーは部屋を出て行ってしまう。
 部屋を出たテイラーは愛人のトラヴィスと落ち合い、明日の予定を確認する。実はテイラーは、人気のない砂漠で、トラヴィスにスコットを殺害させる計画を立てていた。
 翌日、スコットは砂漠の砦を目指して車を走らせる。スコットが予想外に道を外れたため、2人の車を尾行していたトラヴィスの車と激しいカーチェイスになる。
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【映画タイトル】 スパイ・レジェンド( ロジャー・ドナルドソン監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 スパイ・レジェンドを観た。
 『スパイ・レジェンド』は、2014年にアメリカ合衆国で製作されたスパイアクション映画。監督ロジャー・ドナルドソンと主演のピアース・ブロスナンが再び組んだ作品である。

 かつてはCIAに所属するケースオフィサーで、「ノヴェンバー・マン」というコードネームを轟かせていたピーター・デヴェロー(ピアース・ブロスナン)。彼は現在、2013年、スイスで静かな隠遁生活を送っていたが、過去に愛した元同僚のナタリアの命が危険に晒されていることを知り、彼女を救出するためモスクワへと向かう。だが、ナタリアはデヴェローの目の前で無残にも殺害されてしまう。
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【映画タイトル】 サバイバー( ジェームズ・マクティーグ監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 サバイバーを観た。
 『サバイバー』は、2015年製作のアメリカ合衆国・イギリスのアクション映画。

 英国にあるアメリカ大使館で働く、ケイト(ミラ・ジョボビッチ)の任務は、英国経由で米国に不正入国しようとするテロリストの入国阻止業務である。
 この日も彼女は、ビザ申請に来た、ルーマニア人医療ガス専門家で医師のバラン(ロジャー・リー)の申請内容に疑問を感じ調査を進めていた。
 しかしどういう理由か、彼女の調査にはスコットランド・ヤードのアンダーソン警部(ジェームス・ダーシー)から横槍が入るという形で中止となる。
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【映画タイトル】 メカニック:ワールドミッション( デニス・ガンゼル監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 メカニック:ワールドミッションを観た。
 『メカニック:ワールドミッション』は、2016年にアメリカ合衆国とフランスが共同製作したアクションスリラー映画。監督をデニス・ガンゼルが務めた。出演はジェイソン・ステイサム、ジェシカ・アルバ、トミー・リー・ジョーンズ、ミシェール・ヨー。2011年の映画『メカニック』の続編。

 「メカニック」と呼ばれた凄腕の殺し屋アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)。裏社会から足を洗った彼はブラジルのリオデジャネイロで平穏な日々を過ごしていた。
 だがある日、ビショップのもとに再び殺しの依頼が舞い込んでくる。しかも依頼主は幼少期からビショップと共に殺し屋として育てられたクレインだった。クレインは過去の因縁からビショップに対して強い恨みを抱いており、そんな彼が仕事を依頼してきたことに不信感を抱いたビショップはその依頼を断り、クレインの部下を殴って逃走する。
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【映画タイトル】 メカニック( サイモン・ウェスト監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 メカニックを観た。
 『メカニック』は、2011年のアメリカ映画。どんな相手でも依頼があれば必ず仕留める凄腕の殺し屋=「メカニック」のアーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)。

 寡黙で迅速で孤独、身寄りも家族もいない、女性にも深入りしない機械のような正確さで仕事を行う殺し屋アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)はある日、雇い主から自分に殺しの技術を教えてくれた恩人であり、友人のハリー・マッケンナ(ドナルド・サザーランド)を殺すように依頼される。聞くと、南アフリカで行われる予定だった暗殺計画をハリーが裏切って外部に漏らし、5人の殺し屋が返り討ちにあって死んだからだという。
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【映画タイトル】 最高の人生のつくり方( ロブ・ライナー監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 最高の人生のつくり方を観た。
 『最高の人生のつくり方』は、2014年のアメリカ映画。
 名匠ロブ・ライナー監督が、マイケル・ダグラス&ダイアン・キートンのW主演で描いた大人のラブストーリー。

 自己中心的で頑固な変わり者の不動産エージェントのオーレン(マイケル・ダグラス)は、妻を亡くして以来ひとりきりで暮らしてきた。偏屈なオーレンはアパートの住人ともなかなか打ち解けないでいた。
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【映画タイトル】 最高の人生のはじめ方( ロブ・ライナー監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 最高の人生のはじめ方を観た。
 『最高の人生のはじめ方』は、ロブ・ライナー監督による2012年のアメリカ合衆国のドラマ映画である。出演はモーガン・フリーマン、ヴァージニア・マドセンらである。

 西部小説の作家であるモンテ・ワイルドホーン(モーガン・フリーマン)は6年前に最愛の妻を亡くしてからすっかり創作意欲を失い酒浸りの日々を過ごしていた。甥のヘンリーはそんなモンテを心配し、夏の間、犬の世話をするという条件でミシガン州ベルアイルにある知り合いの家を借り、嫌がるモンテをそこで休養させる。
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【映画タイトル】 復讐者のメロディ( ジェレミー・グエズ監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 2018年制作のベルギーとフランスの合作である犯罪アクションスリラー映画。

 仮釈放で刑務所を出所した無口な元受刑者の男ダニー(ローランド・ムーラー)がモーテルで、シングルマザーのローレンス(ルブナ・アザバル)とその娘クララ(ローラ・ル・ラン)と出会う。どこかダニーへ親近感を覚えたクララは、ダニーと徐々に心を通じ合わせるようになる。
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【映画タイトル】 ヘッドハンター( モルテン・ティルドゥム監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 ヘッドハンターを観た。
 『ヘッドハンター』は2011年のノルウェー・ドイツの犯罪映画。 監督はモルテン・ティルドゥム、出演はアクセル・ヘニーとニコライ・コスター=ワルドーなど。
ロジャー(アクセル・ヘニー)は、表向きは有能なヘッドハンターとして成功し、美しい妻ダイアナ(シヌーヴ・マコディ・ルンド)と誰もがうらやむような優雅な生活を送っているが、裏では美術品泥棒を働いている。
それは168cmという低身長に対するコンプレックスから、妻に贅沢な生活をさせるためのものであった。
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【映画タイトル】 僕はラジオ( マイク・トーリン監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 僕はラジオを観た。
 『僕はラジオ』は、実話を元にした2003年のアメリカ映画。監督はマイク・トーリンこの映画は知的障害の青年と学校の先生兼アメリカンフットボールのコーチとの友情を描いたノンフィクション映画である。

 アメリカ南部、サウスカロライナ州のアンダーソンという町はアメリカンフットボールが盛んであった。地元ハナ高校のアメフト部(愛称はイエロー・ジャケッツ)は、州大会でも上位に進出する強豪校であり、シーズンが始まると町中はアメフト一色になった。週末になるとアメフトファンが経営するデル&ドン理髪店に集合してアメフト談義するほどだった。
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【映画タイトル】 ロープ 戦場の生命線( フェルナンド・レオン・デ・アラノア監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 ロープ 戦場の生命線を観た。
 『ロープ 戦場の生命線』は、2015年のスペインのブラック・コメディ映画。脚本・監督はフェルナンド・レオン・デ・アラノア。

 1995年停戦直後のバルカン半島のどこかが舞台。
 ある村の井戸に死体が投げ込まれ、生活用水が汚染されてしまう。それは水の密売ビジネスを企む犯罪組織の仕業だった。
 国際援助活動家グループ“国境なき水と衛生管理団”のメンバー5人が死体を引き上げようとするが、運悪くロープが切れてしまう。
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【映画タイトル】 ハード・ソルジャー 炎の奪還( アーニー・バーバラッシュ監督) 推薦人:遠藤 (会員)
ハード・ソルジャー 炎の奪還を観た。
 アクション俳優ジャン=クロード・バン・ダムが製作・主演を務め、警察の手に負えない事件を請け負う闇の仕事人の戦いを描いたサスペンスアクション。

 元傭兵のサムソン・ゴール(ジャン=クロード・バン・ダム)は闇の仕事人として数々の難事件を解決に導いてきたが、ある任務で罪のない少女たちを巻き添えにして死なせたことをきっかけに引退を決意していた。
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【映画タイトル】 フェイク・クライム( マルコム・ヴェンヴィル 監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 フェイク・クライムを観た。
 『フェイク・クライム』は、2011年にアメリカ合衆国で公開された犯罪映画である。

 ニューヨーク州バッファロー。そこで暮らすヘンリー(キアヌ・リーブス)は、高速道路の料金所で働くごく平凡な男である。そんな彼がある日、高校時代の悪友エディ(フィッシャー・スティーヴンス)から野球の試合に誘われる。エディは銀行強盗を行い、ヘンリーは運転手役に仕立て上げられてしまったのだ。
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【映画タイトル】 キング・オブ・マンハッタン( ニコラス・ジャレッキー監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 キング・オブ・マンハッタン 危険な賭けを観た。
 『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』は、2012年にアメリカ合衆国で公開されたサスペンス映画。ニコラス・ジャレッキー監督作品。

 ニューヨークの大物ヘッジファンドであるロバート・ミラー(リチャード・ギア)は、一代で莫大な富と名声を築き、家族にも恵まれ幸せな毎日を過ごしていた。
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【映画タイトル】 バトルフロント( ゲイリー・フレダー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 バトルフロントを観た。
 『バトルフロント』は、2013年にアメリカ合衆国で制作されたアクションスリラー映画。脚本をシルヴェスター・スタローン、主演はジェイソン・ステイサム、監督はゲイリー・フレダーが務めた。

 元麻薬潜入捜査官のフィル(ジェイソン・ステイサム)は、とある事件をきっかけに現役を引退し、現在は亡き妻の故郷で愛する一人娘マティと二人で幸せに暮らしていた。
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【映画タイトル】 SAFE/セイフ( ボアズ・イェーキン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 SAFE/セイフを観た。
 『SAFE/セイフ』は、2011年制作のアメリカ合衆国のアクション映画。ジェイソン・ステイサム主演。ケヴィン・スペイシー製作総指揮。

 ルーク・ライト(ジェイソン・ステイサム)は元ニューヨーク市警察刑事だったが、現在はマイナー総合格闘家に落ちぶれていた。ある日、ロシアン・マフィアから負けるよう強要された八百長試合で勝ってしまったルークは制裁として妻を惨殺されてしまう。
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【映画タイトル】 ハミングバード( スティーヴン・ナイト 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ハミングバードを観た。
 『ハミングバード』は、2013年にイギリスで制作されたアクションスリラー映画。

 アフガニスタンの戦場で5人の仲間たちを目の前で殺された特殊部隊の兵士ジョゼフ・スミス(ジェイソン・ステイサム)は、その報復として無関係の民間人を5人独断で殺害していく。 当然これは軍法違反であり、その姿は無人偵察機「ハミングバード」によってしっかりと監視されていたため、ジョゼフは軍からの逃亡を余儀なくされる。
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【映画タイトル】 エントラップメント( ジョン・アミエル 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 エントラップメントを観た。
 『エントラップメント』は、1999年のアメリカ映画。2000年問題を背景にした美術泥棒と保険会社調査員の駆け引きを描くサスペンスアクション映画。  ショーン・コネリー扮する美術専門の泥棒と、その泥棒を罠にかけようと懐に入り込もうとする保険会社調査員役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。

 ニューヨークで発生したレンブラントの名画盗難事件は、その保険会社に莫大な損害をおよぼした。
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【映画タイトル】 タイム・トゥ・ラン( スコット・マン 監督) 推薦人:遠藤 (会員)
 タイム・トゥ・ランを観た。
 『タイム・トゥ・ラン』は、2015年制作のアメリカ合衆国のアクション・スリラー映画。出演はジェフリー・ディーン・モーガン、ロバート・デ・ニーロ、ケイト・ボスワース、デイヴ・バウティスタ。

 元マフィアの大物で巨大カジノのオーナー・ポープ(教皇)(ロバート・デ・ニーロ)の下で働く元軍人の凄腕ディーラー・ヴォーン(ジェフリー・ディーン・モーガン)には、小児がんを患っている1人娘がいた。その治療には少なくとも30万ドルという高額な治療費が必要だったが、彼の稼ぎだけではとても払えるような額ではなかった。そこでヴォーンはポープに借金の申し込みをするが、冷酷に断られて口論となり、クビになってしまう。
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【映画タイトル】 暴動/バトル・プリズン( ジョン・ライド 監督) 推薦人: 遠藤(会員)
 暴動/バトル・プリズンを観た。
 犯罪組織の裏の大物と、その男に家族を殺された警官、FBIの潜入捜査官がそれぞれの企みを成し遂げるべく刑務所に入り、壮絶なバトルを繰り広げたアクション。

ドルフ・ラングレンとマシュー・リーズ、チャック・リデルが共演。ジョン・ライド監督作品。  敏腕警官のジャック(マシュー・リーズ)は、愛する家族を殺したロシアの悪名高い重要犯罪人バラム(チャック・リデル)に復讐するため、あえて銀行を襲い、バラムと同じ刑務所に入獄する。バラムの特別独房室は、その刑務所の複雑な構造のため要塞のようになっており、監視官さえ彼の独房には容易に近づけなかった。
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【映画タイトル】 ホワイトハウス・ダウン( ローランド・エメリッヒ 監督) 推薦人: 遠藤(会員)
 ホワイトハウス・ダウンを観た。
 『ホワイトハウス・ダウン』は、ローランド・エメリッヒ監督による2013年のアメリカ合衆国のアクションスリラー映画である。出演はチャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス、マギー・ジレンホールである。

 元軍人のジョン・ケイル(チャニング・テイタム)は、娘エミリーが、現職大統領であるジェームズ・ソイヤー(ジェイミー・フォックス)の大ファンであり、娘を喜ばせるためにアメリカ合衆国シークレットサービスへの転職を志望していた。
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【映画タイトル】 セットアップ( マイク・ガンサー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 セットアップを観た。
 『セットアップ』(Setup)は2011年のアメリカ合衆国の犯罪映画。監督はマイク・ガンサー、出演はカーティス“50Cent”ジャクソンとブルース・ウィリスなど。

 サニー(カーティス“50Cent”ジャクソン)、ビンス(ライアン・フィリップ)、デイブの3人は兄弟同然に育ったチンピラ仲間。 ビンスの計画で3人はダイヤモンドの配達人が乗った車を襲って500万ドル相当のダイヤモンドを強奪する。
 しかし、ビンスが裏切り、サニーとデイブを撃つとダイヤモンドを独り占めして逃走する。 デイブは死ぬが、かろうじて助かったサニーはビンスの行方を追う。
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【映画タイトル】 ペントハウス( ブレット・ラトナー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ペントハウスを観た。
 『ペントハウス』は、ブレット・ラトナー監督による2011年のクライムアクションコメディ映画である。

 ニューヨークマンハッタンの超一等地にそびえ立つ、全米一の最高級マンション「ザ・タワ−」。
 タワーの管理マネージャーであるジョシュ(ベン・スティラー)にとって、最上階のペントハウスで優雅に暮らす大富豪アーサー・ショウ(アラン・アルダ)は、憧れの存在だった。
 しかしある日、20億ドルの横領疑惑でショウはFBIに逮捕されてしまう。
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【映画タイトル】 リミットレス( ニール・バーガー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ミットレスを観た。
 リミットレス』は、2011年のアメリカ合衆国のテクノスリラーサスペンス映画。
ニール・バーガーが監督を務めた。

 ニューヨークに住む作家エディ・モーラ(ブラッドリー・クーパー)は怠惰でうだつのあがらない生活から恋人のリンディ(アビー・コーニッシュ)に別れを告げられ、そのショックを引きずり仕事でも失敗する。ある日彼はヴァーノンという元妻の弟から「NZT-48」というスマートドラッグを手に入れる。
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【映画タイトル】 マーキュリー・ライジング( ハロルド・ベッカー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 マーキュリー・ライジングを観た。
 『マーキュリー・ライジング』 (Mercury Rising) は、ブルース・ウィリス主演の1998年制作のアメリカ映画である。
 FBIシカゴ支局のアート・ジェフリーズ(ブルース・ウィリス)特別捜査官は潜入捜査のベテランである。
自ら潜入していた過激な民兵の一味が銀行にて人質立てこもり事件を起こした際、アートの警告を無視してFBIが強行突入をした結果、銃撃戦が起こったためメンバーの一員だった少年が射殺される。
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【映画タイトル】 手紙は憶えている( アトム・エゴヤン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 手紙は憶えているを観た。
 『手紙は憶えている』は、2015年製作のカナダ、ドイツ映画。サスペンス映画。アトム・エゴヤン監督。

 ゼヴ(クリストファー・プラマー)は今年90歳で、ニューヨークの介護施設で暮らしている。最近は認知症が進行し、最愛の妻、ルースが死んだことさえ忘れてしまうようになっていた。
 ある日、ゼヴは友人のマックス(ブルーノ・ガンツ)から1通の手紙を託される。2人はアウシュビッツ収容所からの生還者で、ナチスに大切な家族を殺されていた。
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【映画タイトル】 ウインド・リバー( テイラー・シェリダン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ウインド・リバーを観た。
 『ウインド・リバー』は、2017年にアメリカ合衆国で公開されたスリラー映画である。監督・脚本はテイラー・シェリダン、主演はジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンが務めている。

 ワイオミング州ウインド・リバー・インディアン居留地。FWS(合衆国魚類野生生物局)のハンター、コリー(ジェレミー・レナー)は雪山に囲まれた雪原の中で、ネイティブ・アメリカンの少女ナタリーの死体を発見した。
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【映画タイトル】 スリーデイズ( ポール・ハギス 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 スリーデイズを観た。
 『スリーデイズ』は、2010年のアメリカ映画。

 『ドン・キホーテ』などを講義する大学教授のジョン(ラッセル・クロウ)は愛する妻子とともに幸せな毎日を過ごしていたが、ある朝警察が自宅に突入して妻のララ(エリザベス・バンクス)が殺人容疑で逮捕されてしまう。
 3年が経ち、ジョンは一人で息子を育てながら、妻の無実を証明するため懸命に奔走していた。
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【映画タイトル】 彼女が目覚めるその日まで ( ジェラルド・バレット 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 彼女が目覚めるその日までを観た。
 『彼女が目覚めるその日まで』は2016年に公開されたアイルランド・アメリカ合衆国・カナダ合作のドラマ映画である。監督はジェラルド・バレット、主演はクロエ・グレース・モレッツが務めた。本作はスザンナ・キャハランが2012年に上梓した自叙伝『脳に棲む魔物』を原作としている。

 スザンナ・キャハラン(クロエ・グレース・モレッツ)は『ニューヨーク・ポスト』で働く新米の記者である。
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【映画タイトル】 ヴィンセントが教えてくれたこと ( セオドア・メルフィ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ヴィンセントが教えてくれたことを観た。
 『ヴィンセントが教えてくれたこと』は、2014年のアメリカ合衆国のコメディドラマ映画。監督はセオドア・メルフィ。

 1日をバーやベルモントパーク競馬場へ通って過ごすという生活を送っている老人のヴィンセント・マッケンナ(ビル・マーレイ)は、ペルシャ猫の愛猫フィリックスと共に住む自宅を担保に銀行から借金をして暮らしていた。
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【映画タイトル】 幸せのちから ( ガブリエレ・ムッチーノ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 幸せのちからを観た。
 『幸せのちから』は、2006年のアメリカ映画。

 1981年のサンフランシスコ。妻リンダ(タンディ・ニュートン)と息子のクリストファー(ジェイデン・スミス)と暮らすクリス・ガードナー(ウィル・スミス)は、骨密度を測定する新型医療器械のセールスをしていた。
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【映画タイトル】 トランス・ワールド ( ジャック・ヘラー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 トランス・ワールドを観た。
 『トランス・ワールド』は、2011年制作のアメリカ合衆国のSF・スリラー映画。2。監督は、ジャック・ヘラー。

 ジョディ(サラ・パクストン)とボーイフレンドのケビン(クリストファー・デナム)はコンビニエンスストアに強盗に押し入る。ジョディは店員に銃を向け、金庫を開けるように要求する。店員はジョディに、「金庫を開けるのは構わないが、きみが中身を気にいるとは思えない」と伝える。
不愉快に感じた彼女は彼を撃ち殺してしまう。
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【映画タイトル】 インセプション ( クリストファー・ノーラン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 インセプションを観た。
 『インセプション』は、クリストファー・ノーラン監督・脚本・製作による2010年のアメリカのSFアクション 映画。

 冒頭、海岸で目覚めるドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、年老いたサイトー(渡辺謙)と食事をする。その同じ部屋で今のサイトーとドム・コブは仲間のアーサー(ジョセフ・ゴードン=レヴィッ)と食事をしながら、アイディアの寄生に関して話す。コブはそこで、亡き妻モル・コブ(マリオン・コティヤール)と出会う。
 「インセプション」とは、相手の無意識にアイディアを植え付けることであった。
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【映画タイトル】 アジャストメント ( ジョージ・ノルフィ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 アジャストメントを観た。
『アジャストメント』は、2011年に公開されたアメリカのSF恋愛サスペンス映画である。

 フォーダム大学の元バスケットボール選手デヴィッド(マット・デイモン)は、若いながらも饒舌な話術で人気を集めるアメリカ合衆国議会の上院議員候補である。
上院議員選挙でも有利に立っていたデヴィッドだが、肝心な時に理性の抑えが利かないという欠点から選挙戦中に行われた同窓会での悪ふざけの写真が流出し落選、敗北宣言の内容を考えている最中にダンサーのエリース(エミリー・ブラント)と運命的な出会う。
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【映画タイトル】 キャビン ( ドリュー・ゴダード 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 キャビンを観た。
 『キャビン』)は、ドリュー・ゴダード監督・脚本による2012年のアメリカ合衆国のホラー映画である。

 大学生のデイナ、ホールデン(クリステン・コノリー)、マーティ(フラン・クランツ)、ジュールズ(アンナ・ハッチソン)、カート(クリス・ヘムズワース)は週末を近郊の森にある小屋(Cabin)で過ごそうと計画していた。
 道中、行き先を尋ねたガソリンスタンドの男から小屋にまつわる不吉な話を聞きつつも、彼らは小屋に到着する。
 週末を楽しむ彼らであったが、その夜、突如として地下室の扉が開く。
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【映画タイトル】 探偵クレア 白蘭の女 ( スティーヴ・アンダーソン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 探偵クレア 白蘭の女を観た。
 地元で発生した“白蘭事件”を、サンルイスオビス群の担当官であるビビアンから依頼を受けたフリーの探偵・クレア(オリヴィア・サールビー)。
被害者は、頭部や両腕の切断という残酷な姿で発見 され、その身元は事件の3カ月前、高級住宅の一軒家を借りたまま行方不明になった女性“白蘭”と推測された。
 しかし身分 証明書、写真はすべて偽物だった。
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【映画タイトル】 ルーシーズ ニューヨーク・ラブストーリー ( マイケル・コッレンテ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ルーシーズ ニューヨーク・ラブストーリー を観た。
 父親を亡くし、多額の借金と頼りない母親を残されたボビー(ピーター・ファシネリ)。
返済しなければ母親を殺す、と借金取りに脅され、 彼は仕方なくスリとなる。
 ある日、いつものようにスリをしていたボビーはルーシー(ジェイミー・アレクサンダー)と再会する。
 ルーシーとは、3か月前に彼女が働くバーで出会い、一夜限りの関係だった。
そこで彼女からボビーとの子供を妊娠していると告げられる。
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【映画タイトル】 ジェーン・ドウの解剖 ( アンドレ・ウーヴレダル 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ジェーン・ドウの解剖を観た。
 『ジェーン・ドウの解剖』は、2016年製作のアメリカ合衆国のホラー映画。

 バージニア州の田舎町で息子のオースティン(エミール・ハーシュ)と共に遺体安置所と火葬場を経営し、検死官もつとめるトミー(ブライアン・コックス)のもとにある夜、保安官から緊急の検死依頼が入る。
 一家3人が惨殺された家屋の地下から発見された20歳代とみられる身元不明女性の全裸死体、通称「ジェーン・ドウ」の検死をしてほしいというものであった。
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【映画タイトル】 ミスト ( フランク・ダラボン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ミストを観た。
 「amazon prime注目作品」も数えること100本目の視聴作品となった。
その記念となる作品に選んだのはミストである。
 『ミスト』は、スティーヴン・キングの1980年の中編小説『霧』を原作とした、2007年のアメリカ合衆国のSFホラー映画である。監督・脚本はフランク・ダラボンであり、過去にキング原作の『ショーシャンクの空に』、『グリーンマイル』も手がけている。

 激しい嵐が町を襲った翌朝、湖のほとりに住むデヴィッド・ドレイトン(トーマス・ジェーン)とその妻のステファニーは自宅の窓やボート小屋が壊れているのを見つける。
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【映画タイトル】 運命の女 ( エイドリアン・ライン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 運命の女を観た。
 『運命の女』は、2002年のアメリカ映画。1968年のフランス映画『不貞の女』をリメイクした作品である。

 専業主婦のコニー(ダイアン・レイン)は、夫のエドワード(リチャード・ギア)と幼い息子のチャーリーの三人で、平凡だが幸せな家庭を築いていた。
 ある日、息子の誕生日プレゼントを買いに出かけた彼女は、フランス人の青年ポールとぶつかってしまう。
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【映画タイトル】 真夜中のゆりかご ( スサンネ・ビア 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 真夜中のゆりかごを観た。
 デンマークの女性監督スサンネ・ビアが手掛けたサスペンス映画。

 美しい妻と乳児の息子とともに、幸せな生活を送っていた敏腕刑事のアンドレアス(ニコライ・コスター=ワルドー)。
 ある日、通報を受けて駆けつけた一室で、薬物依存の男女による衝撃的な育児放棄の現場に遭遇する。
 そこには汚物まみれの赤ん坊のソーフスがいた。二人が赤ん坊をまともに育ててないことは明らかだった。
・・・続きを読む


【映画タイトル】 ヒート ( マイケル・マン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ヒート を観た。
 『ヒート』は、1995年のアメリカ合衆国の映画。マイケル・マン監督。アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ主演。

 ロサンゼルスの昼下がり、ニール・マッコーリー(ロバート・デ・ニーロ)率いる強盗団は、周到に練られた完璧な作戦で現金輸送車から麻薬カルテルのマネーロンダリング請負人であるヴァン・ザントの保有する無記名証券を奪取する。
 しかし、その際に新参のウェイングローが警備員を射殺。止む無くニールは他の警備員も口封じのため射殺してしまう。
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【映画タイトル】 チョコレートドーナツ ( トラヴィス・ファイン 監督) 推薦人:石野(会員)
 これは、1979年のカリフォルニアが舞台で、ゲイのカップルの恋愛とダウン症の少年マルコとの愛、ふたつの愛を描いているアメリカ映画です。
 実話に基づくこの映画の製作&公開は2012年、日本での公開はその2年後。日本の題名は「チョコレートドーナツ」で原題は「Any Day Now」。「すぐにでも」くらいの意味でしょうか。チョコレートドーナツは、マルコの大好物。もっと深い意味があるのかもしれませんが、原題の方が私は好きです。「Any Day Now」は、エンディングで歌われるボブ・ディランの「I Shall Be Released」の歌詞です。「Any Day Now」は優しく次の歌詞を誘う。
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【映画タイトル】 TAKING CHANCE 戦場のおくりびと ( ロス・ケイツ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 TAKING CHANCE 戦場のおくりびとを観た。
 実話に基づいた映画である。
 ストローブル海兵隊中佐が、戦死者の遺体を故郷へと移送する任務中につけていた日記を、後にエッセイとして発表、それを映画化した作品。

 2004年イラク戦争時の事、デスクワークに従事するアメリカ海兵隊中佐マイケル・シュトローブル(ケビン・ベーコン)は、送られてくる戦死者のリストに知り合いの名前がないかをチェックする毎日を送っていた。
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【映画タイトル】 THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション ( フィリップ・マーティン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッションを観た。
 『THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション』は、2014年にアメリカ合衆国で製作されたクライムスリラー映画。出演はジョン・トラボルタ、クリストファー・プラマー、タイ・シェリダン。

 天才的な腕を持つ贋作画家のレイ(ジョン・トラボルタ)は、刑務所から一刻も早く出所するため、犯罪組織のボスであるキーガンと裏取引を行った。
 そうまでして彼が出所したかった理由は、最愛の息子であるウィル(タイ・シェリダン)がガンにより余命が少ないと知ったためであった。出所後ウィルとの再会を果たしたレイは、何とか父と子の間に出来た溝を埋めようと「どんな願いも3つ叶えてみせる」という約束をウィルと交わす。
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【映画タイトル】 リンカーン弁護士 ( ブラッド・ファーマン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 リンカーン弁護士を観た。
 『リンカーン弁護士』は、2011年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。監督はブラッド・ファーマン、出演はマシュー・マコノヒーとマリサ・トメイなど。

 ミック(マシュー・マコノヒー)は、LAで活動している刑事専門の弁護士である。いつもリンカーン・タウンカーでLAの裁判所を巡回して金になる仕事を探し歩いている。
 ある日、保釈金金融業者のヴァルからイングルがあウッドで金になる一件ると教えられる。ヴァルによれば金持ちの不動産業者の息子ルイス・ルーレ(ライアン・フィリップ)が暴行とレイプの容疑で逮捕されたと言う。
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【映画タイトル】 女神の見えざる手 ( ジョン・マッデン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 女神の見えざる手を観た。
 『女神の見えざる手』は、2016年に公開されたアメリカ合衆国の社会派サスペンスである。監督はジョン・マッデン、主演はジェシカ・チャステインが務めた。

 エリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は政治ロビイストの世界で畏敬の念を持たれるほど有能なロビイストである。
 彼女はどんな依頼も成功に導いてきた。
 ある日、事務所が請け負った銃の所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社に移籍する。
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【映画タイトル】 WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜 ( 矢口史靖 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜を観た。
 毎日お気楽に過ごしていた、チャランポランな男子・勇気(染谷将太)は、大学受験に失敗、彼女にもフラれ、散々な状態で高校の卒業式を迎える。
 そんな時、ふと目にしたパンフレットの表紙でほほ笑む美女につられ、街から逃げ出すように1年間の林業研修プログラムに参加することになる。
 ローカル線を乗り継ぎ降り立ったのは、ケータイの電波も届かぬ“超”が付くほどの田舎・神去村。
鹿やら蛇やら虫だらけの山、同じ人間とは思えないほど凶暴で野生的な先輩・ヨキ(伊藤英明)、命がいくつあっても足りない過酷な林業の現場がそこにあった。
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【映画タイトル】 ロスト・ボディ (オリオル・パウロ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ロスト・ボディを観た。
 『ロスト・ボディ』は2012年のスペインのサスペンス映画。 監督はオリオル・パウロ、出演はホセ・コロナドとウーゴ・シルバなど。

 ある夜、死体安置所から亡くなったばかりの女性マイカ(ベレン・ルエダ)の遺体が消える事件が起きる。
 事件を担当することになったハイメ警部(ホセ・コロナド)は、マイカの年下の夫アレックス(ウーゴ・シルバ)の態度から、彼が妻を殺害し、その証拠を隠蔽するために彼女の遺体を盗み出したと睨んで厳しく尋問するが、アレックスは頑なに否定する。
 実はアレックスは、金持ちで支配的な妻マイカの存在をかねてより疎ましく思っており、そんな中で知り合った若い女性カルラと愛し合うようになっていたことから、妻を毒殺していたのだ。
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【映画タイトル】 ガガーリン 世界を変えた108分 (パヴェル・パルホメンコ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ガガーリン 世界を変えた108分を観た。
 『ガガーリン 世界を変えた108分』は2013年のロシアの伝記映画。ソビエト連邦(当時)の宇宙飛行士、ユーリイ・ガガーリンの人生を描いている。パヴェル・パルホメンコ監督作品。
 ユーリイ・ガガーリンが世界初の有人宇宙飛行を果たした1961年4月12日の前夜から無事に帰還するまでを、それまでの訓練や少年期の回想を交えながら描く。

 1961年4月12日、ソ連の宇宙船ボストーク1号に乗ったユーリー・ガガーリン(ヤロスラフ・ザルニン)は、前人未到の有人宇宙飛行に挑むため、宇宙へと一人飛び立った。
 108分の孤独な宇宙の旅の途中、ガガーリンは自らの半生を振り返る。
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【映画タイトル】 グッド・ライ いちばん優しい嘘 (フィリップ・ファラルドー 監督) 推薦 人:遠藤(会員)
 グッド・ライ いちばん優しい嘘を観た。
 スーダン南部の村。兄弟は両親と共に牛の世話をしたり、子供たち同士で遊んだり、兄弟喧嘩をしたりして普通の生活を送っていた。
 しかし、ある日ヘリに乗った武装集団により、村は焼かれ、両親は殺されてしまう。
マメールら、兄弟たちは村を逃れ、安全だと言われる隣国へと向かって歩き始める。
過酷で長い道のり、その途上で、兄弟は病に罹ったり、武装集団に襲われたりして次々と命を落としていく。
兄弟たちのチーフ、マメールの兄「テオ」もそんなひとり。彼はマメールと兄弟たちを庇い、ひとり武装集団に連行されていってしまう。
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【映画タイトル】 セイフ ヘイヴン (ラッセ・ハルストレム 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 セイフ ヘイヴンを観た。
 『セイフ ヘイヴン』は、ラッセ・ハルストレム監督による2013年のアメリカ合衆国の恋愛映画である。ニコラス・スパークスによる同名の小説を原作としている。ジュリアン・ハフ、ジョシュ・デュアメル、コビー・スマルダーズらである。

 ある夜、嗚咽をもらしながらケイティ(ジョシュ・デュアメル)は隣家に助けを求める。
 ケイティはその足で、バス ターミナルで長距離バスボストン発、アトランタ行きに乗り込む。
 そこへターミナルに駆け込んできた刑事がケイティ―の姿を探す。
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【映画タイトル】 タクシー運転手 約束は海を越えて(チャン・フン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 タクシー運転手 約束は海を越えてを観た。
 本映画、映画好きの集いの中で会員より「面白かった!」という意見があり、観てみることにした。
 『タクシー運転手 約束は海を越えて』は、1980年の光州事件時の実話を基に描いた2017年公開の韓国映画。監督はチャン・フン。ソン・ガンホがトーマス・クレッチマンと共演した。

 1980年5月に韓国の全羅南道光州市(現:光州広域市)で起こった民主化を求める民衆蜂起の光州事件が描かれている。
 史実においては全斗煥らによるクーデターや金大中の逮捕を発端として、学生や市民を中心としたデモが戒厳軍との銃撃戦を伴う武装闘争へと拡大していった。
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【映画タイトル】 ラビング愛という名前のふたり(ジェフ・ニコルズ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ラビング愛という名前のふたりを観た。
 『ラビング 愛という名前のふたり』は、2016年のイギリス・アメリカ合衆国の伝記映画。

 1958年のアメリカ合衆国バージニア州。白人セメント現場で働くリチャード・ラビング(ジョエル・エドガートン)は、子どもの頃から深い絆で結ばれていた黒人の恋人ミルドレッド(ルース・ネッガ)から妊娠を告げられて喜び、結婚を申し込む。
 しかし当時、バージニア州では異人種間の結婚は法律で禁止されていた。それでも、子どもの頃から深い絆で結ばれてきた2人にとって、別れることなど考えられなかった。
 そこで2人は異人種間の結婚が法的に認められているワシントンD.C.で結婚した後、地元に新居を構えて暮らし始める。
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【映画タイトル】 フェイク シティ ある男のルール(デビッド・エアー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 フェイク シティ ある男のルールを観た。
 『フェイク シティ ある男のルール』は、2008年のアメリカ映画。
 ロス市警 (LAPD) のバイススクワッド(風紀取締り)の警官であるトム・ラドロー(キアヌ・リーブス)は、囮捜査や違法すれすれの捜査で事件を解決していた。
 そんな中、LAPDの内務調査班のビックス(ヒュー・ローリー)がトムに接触し、トムらバイスの面々の調査を開始する。その頃、トムの元パートナーであるワシントン(テリー・クルーズ)とビックスが密会しているという情報を知り、トムはワシントンを逆に尾行するが、2人が接触したコンビニで強盗が起こる。
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【映画タイトル】 ロード・オブ・ウォー(アンドリュー・ニコル 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ロード・オブ・ウォーを観た。
 『ロード・オブ・ウォー』は、いわゆる「死の商人」をテーマとした2005年のアメリカ映画。

 ユーリ・オルロフ(ニコラス・ケイジ)は、ウクライナからユダヤ人を装ってアメリカに移民してきた4人家族の長男である。
 家族と共にリトル・オデッに住みレストランを開いていた。
 しかし、客の入りは悪く、父親は見せかけだったユダヤ教を熱心に信仰するようになり、カトリックの母親と信仰を巡って対立していた。
 そんな中、ユーリは、メニューの偵察に出かけた向いのレストランでロシアン・マフィアの銃撃戦に遭遇する。
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【映画タイトル】 NEXT -ネクスト-(リー・タマホリ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 NEXT -ネクスト-を観た。
 『NEXT -ネクスト-』は、2007年公開のアメリカ映画。監督はリー・タマホリ。

 主人公のクリス(ニコラス・ケイジ)は2分先の未来を知ることのできる予知能力の持ち主で、その能力を隠してラスベガスのカジノでマジシャンとして生活を送っていた。
 ある事件をきっかけにクリスの特殊能力が本物だと確信するに至ったFBI捜査官フェリス(ジュリアン・ムーア)は、ロサンゼルスに核兵器と共に潜伏したテロリストを探し出すためクリスに捜査への協力を求めるが、面倒に巻き込まれたくないクリスは彼女の依頼を拒否し逃亡する。
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【映画タイトル】 トレイン・ミッション(ジャウム・コレット=セラ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 トレイン・ミッションを観た。
 『トレイン・ミッション』は、2018年に公開されたアメリカ合衆国・イギリス・フランス合作のアクション映画である。
 監督はジャウム・コレット=セラ、主演はリーアム・ニーソンが務めた。この組み合わせは『アンノウン』『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』と4度続いた。

 元警官で60歳の保険セールスマンマイケル・マコーリー(リーアム・ニーソン)は10年間勤めてきた会社から突然、解雇を宣告された。途方に暮れたマイケルはメトロノース鉄道ハドソン線の電車に乗り込む。
 いつものように電車に乗ると、ジョアンナ(ヴェラ・ファーミガ)と名乗る女性から話しかけられた。
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【映画タイトル】 フライト・ゲーム(ジャウム・コレット=セラ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
  フライト・ゲームを観た。
 『フライト・ゲーム』は、2014年のアメリカ合衆国のアクションスリラー映画。
監督はジャウム・コレット=セラ、主演はリーアム・ニーソンが務めた。

 航空保安官のビル・マークス(リーアム・ニーソン)は、過去のとある出来事が原因で酒に溺れ、その心は荒みきっていた。素行は決して良いわけではなく、同僚や上官からの評判も良くなかった。
 一般客を装いニューヨーク発ロンドン行きの便に乗り込んだマークスは、普段と変わらない様子で任務を開始する。
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【映画タイトル】 陽はまた昇る(佐々部清 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 陽はまた昇るを観た。
 『陽はまた昇る』は、2002年に公開された佐々部清監督による日本映画。

 VHSの開発プロジェクトの実話を脚色した物語。
 日本ビクター(現:JVCケンウッド)、ソニー、松下電器産業(現:パナソニック)など会社名がそのまま出ている。
 登場人物は実在の人物と多少名前を変えてあるが、松下幸之助のみ実名のままとなっている。
高度経済成長の最中の日本。カラーテレビも完成した当時、ビデオ事業は当たれば5000億円のビジネスになると言われ、家庭用VTRの登場が待ち望まれていた。
 当時業界8位、弱小メーカーと呼ばれていた日本ビクターもビデオ事業に乗り出した。
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【映画タイトル】 アリスのままで(リチャード・グラッツァー, ウォッシュ・ウェストモアランド 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 アリスのままでを観た。
 『アリスのままで』は、2014年公開のアメリカ映画。主演のジュリアン・ムーアが第87回アカデミー賞で主演女優賞を受賞した。

 言語学者のアリス・ハウランド(ジュリアン・ムーア)は、医師である夫ジョン(アレック・ボールドウィン)と3人の子どもと充実した人生を送っていた。
 しかし、ある日からアリスには、単語が出てこなくなる、そして道に迷うなどの症状が出現し始めた。
 アリスは医師から若年性アルツハイマー病と診断される。アリスと家族の苦悩が始まる。
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【映画タイトル】 私の中のあなた(ニック・カサヴェテス 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 私の中のあなたを観た。
 『私の中のあなた』は、ジョディ・ピコーの小説および、それを原作とした映画。

 アナ・フィッツジェラルド(アビゲイル・ブレスリン)の姉ケイト(ソフィア・ヴァジリーヴァ )は2歳のとき、急性前骨髄球性白血病を患う。
 しかし両親や兄の白血球の血液型であるHLA型は、ケイトと適合しない。
 ドナーを必要とするケイトのために、母サラ(キャメロン・ディアス )は受精卵の段階で遺伝子操作を行ない、デザイナーベビーとしてアナを産む。
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【映画タイトル】 わたしは、ダニエル・ブレイク(ケン・ローチ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 わたしは、ダニエル・ブレイクを観た。
 『わたしは、ダニエル・ブレイク』は、ケン・ローチ監督。2016年のイギリス・フランスのドラマ映画である。出演はデイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズ、ディラン・マキアナン、ブリアナ・シャンらである。
 第69回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール、第69回ロカルノ国際映画祭で観客賞(英語版)を獲得した。

 ベテラン大工であったダニエル(デイブ・ジョーンズ)は、ある時心臓発作が原因で倒れてしまう。
 職を失い、医師からは休職を命じられたため、役所に行き、失業給付金申請の為カウンセラーと面談をするものの、職務可能と判断されてしまい、給付金は下りずにいた。
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【映画タイトル】 チョコレートドーナツ(トラヴィス・ファイン 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 チョコレートドーナツを観た。
 『チョコレートドーナツ』は、2012年のアメリカ合衆国のドラマ映画。 実話に着想を得て製作された映画である。

 本映画を観るきっかけになったのが、自分が務めた新人研修において一人からイチ押し作品の紹介を受けたのがきっかけである。
 その新人の女性は、説明こそあまり上手ではなかったが、拙いながらに、本映画を家族で観たこと。劇中に出てくるダウン症の子供(マルコ)が自分の弟とよく似ていること。現代ほどまだLGBTに対する差別が強かったことなどを述べ、その終わり方について涙したことなどを話した。
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【映画タイトル】 デス・ウィッシュ(イーライ・ロス 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 デス・ウィッシュを観た。
 『デス・ウィッシュ』は、2018年にアメリカ合衆国で公開されたアクション映画である。
 監督はイーライ・ロス、主演はブルース・ウィリスが務めた。
本作はブライアン・ガーフィールドが1972年に上梓した小説『狼よさらば』を原作とした映画作品『狼よさらば』(Death Wish)のリメイク作である。
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【映画タイトル】 目撃者 闇の中の瞳(チェン・ウェイハオ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 目撃者 闇の中の瞳を観た。
 『目撃者 闇の中の瞳』は、2017年の台湾サスペンススリラー映画。
新聞社の実習生であるシャオチー(カイザー・チュアン)は、2007年のある晩に新店の山道で当て逃げ事故を目撃する。
 雨の中、シャオチーが駆けつけると被害者側の運転手は死亡、助手席にいる女性は瀕死であった。シャオチーは現場から逃走する車を撮影する。しかし事故が記事になることはなく、犯人も捕まることはなかった。事故から9年後、花形記者となったシャオチーは、購入して間もない中古車をぶつけて修理工に点検をしてもらったところ、事故車である事が判明する。
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【映画タイトル】 劇場(行定勲 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 劇場を観た。
   amazon primeで劇場公開と同時に無料公開されると会のメンバーに教えてもらい、早速公開初日に観た。

 「火花」で芥川賞を受賞した又吉直樹の2作目となる同名小説を、主演・山崎賢人、ヒロイン・松岡茉優、行定勲監督のメガホンで映画化した。
中学からの友人と立ち上げた劇団で脚本家兼演出家を担う永田(山崎賢人)。
 しかし、永田の作り上げる前衛的な作風は酷評され、客足も伸びず、ついに劇団員たちも永田を見放し、劇団は解散状態となってしまう。
厳しい現実と理想とする演劇の狭間で悩む永田は、言いようのない孤独と戦っていた。
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【映画タイトル】 ザ・メキシカン(ゴア・ヴァービンスキー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ザ・メキシカンを観た。
 『ザ・メキシカン』は、2001年に公開されたアメリカ合衆国の犯罪アクション・ロマンティック・コメディ映画。
監督はゴア・ヴァービンスキー、出演はブラッド・ピットとジュリア・ロバーツ。

 ジェリー(ブラッド・ピット)とサマンサ(ジュリア・ロバーツ)は恋人同士である。
 ジェリーは犯罪組織の元でチンピラとして危険な運び屋の仕事を行っており、ドジばかりを踏んでいたため組織からも評価が低かった。
 一方サマンサはそんな今の生活から抜け出してラスベガスで生活したいという夢を持っていた。
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【映画タイトル】 ラブ・アゲイン(グレン・フィカーラ、ジョン・レクア 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ラブ・アゲインを観た。
 『ラブ・アゲイン』は、2011年のアメリカのグレン・フィカーラとジョン・レクア監督のロマンティック・コメディ映画である。

 中年のキャル・ウィーバー(スティーヴ・カレル)は、レストランでの食事の最中に妻のエミリー(ジュリアン・ムーア)から、同僚のデイビッドと浮気をしたと告白され、離婚を申し込まれる。
 キャルはショックを受ける。一方で、キャルとエミリーの息子ロビーは、17歳のベビーシッターのジェシカ・ライリーに熱をあげていた。
 しかしジェシカは年上のキャルに恋心を抱いていた。キャルは単身住み慣れた我が家を離れてわびしい一人住まいへと引っ越して行った。
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【映画タイトル】 レフト・トゥ・ダイ/悪夢のバカンス(レオン・イチャソ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 事実に基づいた物語である。
 エクアドルでの罪のない休暇がサンドラ・チェイス(バーバラ・ハーシー)にとって一転、悪夢となった。チェイスは身に覚えのない麻薬密輸容疑で投獄される。
 しかし娘タミー(レイチェル・リー・クック)は、あらゆる困難をものともせず、母の釈放を求めて奮闘する。

 母サンドラ・チェイス(バーバラ・ハーシー)は娘タミー(レイチェル・リー・クック)に促され、エクアドルに初の海外旅行に行くことを決意する。
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【映画タイトル】 アンダーカバー・エンジェル 守護天使(スティーヴン・モンロー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 アンダーカバー・エンジェル 守護天使を観た。
 天上の世界では、天使たちが迷える人間たちを救うためのミッションが下されるのを待っていた。ちょうど人間界では、夫と別れたシングルマザーロビン(キャサリン・イザベル)と一人娘ソフィー(ライラ・フィッツジェラルド)が新たな人生のスタートをさせたばかり。
 引っ越した家の改修にてこずる2人の前に舞い降りた天使は家の改修に取りかかるも、素人に配管工事などできるわけもなく、母の姿を見かねソフィーは”誰か助けて”と神頼みする。
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【映画タイトル】 ナイト&デイ(ジェームズ・マンゴールド 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ナイト&デイを観た。
 『ナイト&デイ』は、2010年のアメリカ合衆国のアクション映画。監督はジェームズ・マンゴールド。トム・クルーズとキャメロン・ディアスの共演作である。

 理想の男性を追い求める平凡な女性ジューン・ヘイヴンス(キャメロン・ディアス)は、ある日、妹の結婚式に向かうためのウィチタ・ミッド・コンティエント空港でハンサムな男性、ロイ・ミラー(トム・クルーズ)と運命的な出会いを果たす。
 機内で乗務員や乗客たちに襲われたロイは、パイロットまで殺してしまい、飛行機は不時着してしまう。
 ロイに一目ぼれしたジューンだったが、ロイの正体はジューンが夢に見た理想の男性どころかCIA所属の超一流のスパイであり、そのCIAから追われているのであったのだ。
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【映画タイトル】 キリング・ミー・ソフトリー(チェン・カイコー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 キリング・ミー・ソフトリーを観た。
 『キリング・ミー・ソフトリー』は、2002年に制作されたアメリカ映画である。

 ロンドン在住のアメリカ人のアリス(ヘザー・グラハム)はウェブサイト開発を担当するキャリアウーマンであり、同棲中の恋人のジェイクとそれなりに幸せな日々を送っていた。
 しかしある朝、出勤途中の交差点で見知らぬ男アダム(ジョセフ・ファインズ)の視線を強く感じたアリスは、勤務中でも男のことが頭から離れなくなってしまい会社を飛び出し、男を追って再会する。
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【映画タイトル】 NICE 2 MEET U ナイス・トゥ・ミート・ユー(ナウ゛ィーン・メタ゛ラム 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 NICE 2 MEET U ナイス・トゥ・ミート・ユーを観た。
 イント゛出身のアビ(アビジート・プンドラ)は大学卒業後、ロンドンのIT会社に入社。友人夫婦の家に間借りし、退屈な日々を送っていた。
 楽しみは趣味の写真と、たまに友人行くとパブでのお酒であった。
ここ最近、結婚話を進める親から見合い写真が何通も送られ、うんざりしているところだった。
 野菜や果物を選ぶように結婚相手を決めず、きちんと恋愛だってしたい。
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【映画タイトル】 愛を読むひと(スティーブン・ダルドリー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 愛を読むひとを観た。
 『愛を読むひと』は、2008年のアメリカ・ドイツ合作映画。英語作品。1995年に出版されたベルンハルト・シュリンクの小説『朗読者』を、スティーブン・ダルドリー監督が映画化。 ケイト・ウィンスレットが主演女優賞を受賞している。
 第二次世界大戦後のドイツ。15歳のマイケル(ダフィット・クロス)は、体調が優れず気分が悪かった自分を偶然助けてくれた21歳も年上の女性ハンナ(ケイト・ウィンスレット)と知り合う。
猩紅熱にかかったマイケルは、回復後に毎日のように彼女のアパートに通い、いつしか彼女と男女の関係になる。
 ハンナはマイケルが本を沢山読む子だと知り、本の朗読を頼むようになる。彼はハンナのために『オデュッセイア』『犬を連れた奥さん』『ハックルベリー・フィンの冒険』『タンタンの冒険旅行』といった作品を朗読した。
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【映画タイトル】 きみに読む物語(ニック・カサベテス 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 きみに読む物語を観た。
 『きみに読む物語』は、2004年に製作されたアメリカ映画。

 認知症を患い過去を思い出せずにいるアルツハイマー症の老女(ジーナ・ローランズ)と共に、療養施設へ入寮しているデューク(ジェームズ・ガーナー)は、ノートに書かれた物語を彼女へ読み聞かせている。
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【映画タイトル】 ボーダーライン(ドゥニ・ヴィルヌーヴ 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ボーダーラインを観た。
 『ボーダーライン』は、2015年のアメリカ合衆国のアクションサスペンス映画。
監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ、主演はエミリー・ブラントが務める。

 アリゾナ州チャンドラーで誘拐事件の容疑者宅に奇襲捜査が行われる。FBI捜査官のケイト・メイサー(エミリー・ブラント)と彼女のチームは容疑者の一人を射殺し、家屋の壁の中から無数の誘拐被害者たちの死体を発見する。
裏庭の物置に仕掛けられた爆弾により捜査官二人が犠牲となる。
 ケイトは上司の推薦により国防総省のマット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)率いるチームに加わり、誘拐事件の主犯とされる麻薬カルテルの親玉マニュエル・ディアスの捜査に参加することを決める。
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【映画タイトル】 アウトロー(クリストファー・マッカリー 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 アウトローを観た。
 『アウトロー』は、2012年のアメリカ合衆国のアクションサスペンス映画である。
 クリストファー・マッカリーが監督と脚本を務め、トム・クルーズが主人公のジャック・リーチャーを演じる。

 ペンシルベニア州ピッツバーグ、男が運転する白いバンがアレゲニー川沿いにあるPNCパークの対岸の立体駐車場に入り、駐車料金を払った後スナイパーライフルで無差別に人々を狙撃していく。
 すぐに警察が到着し、エマーソン刑事たちは薬莢と支払いに使われた硬貨を発見する。硬貨の指紋から元アメリカ陸軍のスナイパー、ジェームズ・バーが容疑者として浮上する。
彼の家に突入するとバンと犯行に使われたライフルが見つかり、バーは逮捕された。
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【映画タイトル】 エンド・オブ・ホワイトハウス(アントワン・フークア 監督) 推薦人:遠藤(会員)
 エンド・オブ・ホワイトハウスを観た。
 『エンド・オブ・ホワイトハウス』は、2013年のアメリカ合衆国のアクション映画。
 ホワイトハウスが北朝鮮のテロリストに占拠され、合衆国大統領が人質にとられたという設定で描くアクション・スリラー映画。
 アントワーン・フークア監督、ジェラルド・バトラー主演・製作。

 シークレット・サービスとしてアメリカ合衆国大統領一家の警護任務を帯びていたマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)は、クリスマスの吹雪の中を走行する大統領専用車の 護衛の任に就いていた。しかし不慮の事故によって、大統領夫人を死なせてしまう。
 それから1年半後、夫人の命を守れなかった責任を一人で抱え、バニングは自ら現場任務から退き、財務省でのデスクワークへと異動していた。
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【映画タイトル】 フォーカス(グレン・フィカーラ、ジョン・レクア監督) 推薦人:遠藤(会員)
 フォーカスを観た。
 『フォーカス』は、2015年にアメリカ合衆国で製作されたロマンティック・コメディ・ドラマ映画。グレン・フィカーラとジョン・レクアが監督を務めた。出演はウィル・スミス、マーゴット・ロビー、ロドリゴ・サントロ。

 詐欺犯罪グループのリーダーであり自身も凄腕の詐欺師であるニッキー(ウィル・スミス)は、その大胆な手口で次々と大犯罪金を手にしていた。
 そんなある日、彼は女詐欺師のジェス(マーゴット・ロビー)と出会う。ジェスはニッキーを騙そうと近づいたが、彼の詐欺のテクニックに魅了されてしまい、グループの一員となることを決意する。
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【映画タイトル】 グレートウォール(チャン・イーモウ監督) 推薦人:遠藤(会員)
 グレートウォールを観た。
 『グレートウォール』は、2016年製作の中国・米国合作映画。
 万里の長城を舞台に繰り広げられる壮絶な戦いを描いた歴史戦争アクション映画。チャン・イーモウ監督、主演マット・デイモン。

 宋王朝時代。黒色火薬を求めて宋に辿り着いた欧州の傭兵ウィリアム(マット・デイモン)とトバールは、途中で馬賊に襲われ命からがら脱出する。その夜、二人は正体不明の怪物に襲われ、ウィリアムは怪物の腕を切り落とす。
翌朝、馬賊に発見された二人は逃亡の途中で万里の長城に辿り着き、長城を守護する禁軍に捕縛される。
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【映画タイトル】 ザ コア(ジョン・アミエル監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ザ コアを観た。
 『ザ・コア』は、2003年制作のアメリカ合衆国のSFパニック映画。

 ある日オーストラリアや日本での鳩の大群などの動物の異常行動を皮切りに、ボストンでのペースメーカー使用者32名の突然死やスペースシャトル(エンデバー)の電子機器異常、さらにスーパーストームなどが発生し、地上は大混乱に陥る。
 調査を行ったシカゴ大学教授ジョシュ・キーズ(アーロン・エッカート)と、コンラッド・ジムスキー博士は、これらの原因は地球の核(コア)の回転が停止し、地球の磁場が不安定になったからだと突き止める。
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【映画タイトル】 ヒア アフター(クリント・イーストウッド監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ヒア アフターを観た。
 『ヒア アフター』は、2010年のアメリカ合衆国のファンタジー・ドラマ映画。
監督はクリント・イーストウッド、出演はマット・デイモンとセシル・ドゥ・フランスなど。
 ある日、フランスの女性ジャーナリストのマリー・ルレ(セシル・ドゥ・フランス)は、恋人とともに訪れた東南アジアのリゾート地で、突然当地を襲った津波に飲み込まれてしまった。眼の前に繰り広げられた無残で唐突な死、そして薄れゆく意識の中で見た不思議な景色。さいわい彼女は九死に一生を得る。
 だがその時の臨死体験の衝撃を忘れることができず、フランスに帰ったあとも死後の世界をつよく意識するようになっていた。
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【映画タイトル】 ナイロビの蜂(フェルナンド・メイレレス監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ナイロビの蜂を観た。
 ナイロビの蜂は2005年公開の映画。
 庭いじりが唯一の趣味の外交官と、問題意識を掲げるの女性活動家。この冷静と情熱のあいだに恋が芽生え、結婚した2人は赴任先のナイロビに渡る。
 アフリカ、ケニアのナイロビにで暮らす英国外務省一等書記官ジャスティン(レイフ・ファインズ)と妻テッサ(レイチェル・ワイズ)。
 ある日、弁護士であったテッサが謎の死を遂げ、それは不倫の上でのアクシデントだと噂される。
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【映画タイトル】 ストリート・オブ・ファイヤー(ウォルター・ヒル監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ストリート・オブ・ファイヤーを観た。
 『ストリート・オブ・ファイヤー』は、1984年製作のアメリカ合衆国の映画。西部劇の形式を踏襲したロック映画。

 高架と路地裏の町リッチモンドが舞台となる。
 人気ロック歌手、エレン・エイム(ダイアン・レイン)が地元での凱旋ライブ中にストリートギャング“ボンバーズ”に拉致される
? 彼女のファンのリーヴァは弟トム(マイケル・パレ)に助けを求め、エレンのマネージャー、ビリーがトムを雇うと申し出る。
 トムは偶然出会った陸軍あがりの女兵士マッコイを相棒にボンバーズのアジトを急襲し、エレンを救い出す。
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【映画タイトル】 ブラッド・ダイヤモンド(エドワード・ズウィック監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ブラッド・ダイヤモンドを観た。
 『ブラッド・ダイヤモンド』は、2006年製作のアメリカ合衆国の映画。アフリカ・シエラレオネの内戦(1991年 - 2002年)での、「ブラッド・ダイヤモンド(紛争の資金調達のため不法に取引される、いわゆる紛争ダイヤモンド)」を巡るサスペンス。

 1999年、内戦が続く西アフリカのシエラレオネ。反政府武装勢力の革命統一戦線(RUF)に村を襲われた漁師のソロモン(ジャイモン・フンスー)は、家族を逃がすことができたものの、自身はRUFに捕まってしまう。武器調達の資金源となるダイヤモンド採掘場での強制労働中、ソロモンは大粒のピンクダイヤモンドを発見し隠そうとするが、RUFのポイズン大尉に見つかってしまう。
 その時、政府軍による攻撃が始まり、ポイズン大尉が爆発で顔を負傷し倒れた隙に、ソロモンはピンクダイヤを採掘場近くに埋めて隠す。ソロモンとポイズン大尉は、政府軍に捕まり留置場へと連行される。
 ローデシア出身の元白人傭兵のアーチャー(レオナルド・ディカプリオ)は、RUFから武器調達と交換でダイヤを受け取る。受け取ったダイヤを隣国リベリアへ密輸しようとするが、途中シエラレオネ政府軍に見つかり逮捕されてしまう。
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【映画タイトル】 セブン(デヴィッド・フィンチャー監督) 推薦人:遠藤(会員)
 セブンを観た。
 『セブン』は、猟奇殺人を描いた1995年のアメリカ映画。監督はデヴィッド・フィンチャー。
キリスト教の「七つの大罪」をモチーフにした連続猟奇殺人事件と、その事件を追う刑事たちの姿を描いたサイコ・サスペンス。

 雨の降り続く大都会。退職まであと1週間と迫ったベテラン刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と、血気盛んな新人刑事ミルズ(ブラッド・ピット)は、ある死体発見現場に急行した。
死体は信じられないほど肥満の男であり、彼は食べ物の中に顔を埋めて死んでいた。死因は食物の大量摂取とその状態で腹部を殴打されたことによる内臓破裂。
「GLUTTONY(暴食)」の文字と、事件の始まりを示唆するメモを発見する。
次の被害者は強欲な弁護士のグールドで贅肉の部分を1ポンド分切り落とされて「GREED(強欲)」の文字が残されており、サマセットは、犯人が「七つの大罪」をモチーフにして殺人を続けていると判断する。
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【映画タイトル】 コンスタンティン(フランシス・ローレンス監督) 推薦人:遠藤(会員)
 コンスタンティンを観た。
 『コンスタンティン』は2005年制作のアメリカ合衆国のファンタジー・アクション映画。フランシス・ローレンス監督、主演はキアヌ・リーブス。

 天国・人間界・地獄の3つの世界に分けられており、宗教的に遵守した者、違反した者がそれぞれの世界にふるいにかけられる。
 しかし現実は、天使と人間・悪魔と人間の中性的な存在「ハーフブリード」が外観上人間と違わぬ姿を以って人間界に住み着いていた。
 主人公のコンスタンティン(キアヌ・リーブス)は末期の肺ガンで余命幾許も無い。
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【映画タイトル】 ブレイクアウト(ジョエル・シュマッカー監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ブレイクアウトを観た。  ニコラス・ケイジとニコール・キッドマンが主演、サスペンスアクション映画である。
 宝石ディーラーとして成功を収め、妻サラ(ニコール・キッドマン)と娘のエイブリーと豪邸に暮らすカイル(ニコラス・ケイジ)。
 ある日の夜、武装した4人組の覆面強盗が押し入り、カイルが金庫に保管しているダイヤモンドを出すよう強要する。
 しかし、家族を人質にとられても要求に従えない秘密を抱えていたカイルは、数々の商談で培ってきた巧みな交渉術を駆使して犯人グループに心理戦を仕かける。
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【映画タイトル】 グランド・イリュージョン 見破られたトリック(ジョン・M・チュウ監督) 推薦人:遠藤(会員)
 グランド・イリュージョン 見破られたトリックを観た。
 『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』は、2016年制作のアメリカ合衆国のクライム映画。

 2013年劇場公開作の『グランド・イリュージョン』の続編である。
 1年以上の潜伏を経て、フォー・ホースメンが再び動き出す。
 今回のターゲットは大手IT企業オクタ社。オクタが主催するイベントを乗っ取り、携帯電話事業に隠された社の陰謀を暴き出すのが目的だった。
 ところが、ホースメンが会場に姿を現した時、そのイベントはさらに別の何者かにより乗っ取られてしまう。
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【映画タイトル】 グランド・イリュージョン(ルイ・ルテリエ監督) 推薦人:遠藤(会員)
 グランド・イリュージョンを観た。
 『グランド・イリュージョン』は、2013年のアメリカ合衆国のクライム映画である。監督はのルイ・レテリエ。
 ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウッディ・ハレルソン、メラニー・ロラン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンら豪華キャスト共演で、大金を盗み出した4人のマジシャンとFBI捜査官らの攻防を描くクライムエンタテインメント。

 カリスママジシャンのアトラスをリーダーとする4人組スーパーイリュージョニストグループ「フォー・ホースメン」が、ラスベガスでショーをしながら遠く離れたパリの銀行から金を奪うというマジックを披露し、観客を驚かせる。
 FBI捜査官のディラン(マーク・ラファロ)インターポールのアルマ(メラニー・ロラン)は、彼らがさらなる強盗を働く前に阻止しようとするが、フォー・ホースメンのイリュージョンを見抜くことができない。
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【映画タイトル】 血塗られた予定表(アーニー・バーバラッシュ監督) 推薦人:遠藤(会員)
 血塗られた予定表を観た。
2011年のアメリカ映画である。

 ルイス(キューバ・グッディング・ジュニア)は殺人事件を専門にしたルポライターである。ある日ルイスの新しいガールフレンドが残虐な方法で殺され、彼に容疑がかかる。
 自ら調査を始めたルイスは、殺人犯の予定表を手に入れる。そこには過去の被害者と、将来の殺人計画が記されていた。
将来の殺人計画に立会い、ルイスはその計画表通りに殺人が執り行われていることがわかる。
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【映画タイトル】 パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画(ジル・スプレカー監督) 推薦人:遠藤(会員)
 パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画を観た。
 『パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画』は2011年のアメリカ合衆国の犯罪映画。

 氷雪に覆われた真冬のウィスコンシン州。金に困っている保険セールスマン・ミッキー(グレッグ・キニア)は、ある日、独り暮らしの老人ゴルヴィー(アラン・アーキン)と出会う。
 彼が高価なヴァイオリンを所有していることを知ったミッキーは、ゴルヴィーの留守中にヴァイオリンを偽物とすり替えて盗み取ることにする。
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【映画タイトル】 イエスマン “YES”は人生のパスワード(テレンス・スタンプ監督) 推薦人:遠藤(会員)
  イエスマン “YES”は人生のパスワードを観た。
 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』は、2008年にアメリカで製作されたコメディ映画である。監督はペイトン・リード。主演はジム・キャリー。

 銀行員のカール(ジム・キャリー)はいつもプライベートでも仕事でも答えは「NO」と言い、友人との付き合いや様々な勧誘・職場の個人融資の審査などあらゆることを断る生活を送っていた。
 カールは3年前の離婚を引きずり親友・ピーターが婚約を発表するが喜べず、職場では上司・ノーマンから昇進話がダメになったと伝えられる
 そんな中カールは、知人のニックから「“イエスマン”になって人生が変わった。お前も人生を楽しめ」と怪しげなセミナーの冊子を渡される。
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【映画タイトル】 ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(リチャード・ロンクレイン監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ニューヨーク 眺めのいい部屋売りますを観た。
 『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』は、2014年のアメリカ合衆国のコメディ映画。
 ニューヨーク市ブルックリン区ウイリアムズバーグを舞台に、夫婦と愛犬が直面した危機と彼らの絆をモーガン・フリーマン&ダイアン・キートンのW主演で描く、スリリングでチャーミングなハートフル・コメディ。

 長年ずっと連れ添ってきたカーヴァー夫妻。画家のアレックス(モーガン・フリーマン)と妻のルース(ダイアン・キートン)は、40年住み慣れた5階にある眺めの良い部屋を「エレベーターがない」という理由で売却しようと考える。
 アレックスも年齢的に5階までの道のりがきつくなってきたため妻のルースは夫を気遣いエレベーターのあるアパートに引っ越そうと考える。
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【映画タイトル】 ミッドナイト・ガイズ(フィッシャー・スティーヴンス監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ミッドナイト・ガイズを観た。
 『ミッドナイト・ガイズ』は、フィッシャー・スティーヴンス監督、アル・パチーノ、クリストファー・ウォーケン、アラン・アーキン出演の2012年のアメリカ合衆国のクライム・コメディ映画である。

 名優アル・パチーノが主演、クリストファー・ウォーケン、アラン・アーキンの共演で、年老いたギャングの友情と生きざまを描いたクライムドラマ。
 28年の刑期を終えて出所したギャングのヴァルは、仕事仲間だった親友のドクに会う。
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【映画タイトル】 マイ・インターン(ナンシー・マイヤーズ監督) 推薦人:遠藤(会員)
 マイインターンを観た。
 『マイ・インターン』は、2015年にアメリカ合衆国で製作されたコメディ映画。監督・脚本・製作をナンシー・マイヤーズが、主演をロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイが務めた。

 ニューヨークでファッション通販サイトを運営している女社長のジュールズ(アン・ハサウェイ)は、短期間で会社を拡大させることに成功し公私ともに順調な毎日を送っていた。そんな彼女の会社に福祉事業の一環で採用された70歳の老人ベン(ロバート・デ・ニーロ)がやってくる。
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【映画タイトル】 ラストミッション(マックG監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ラストミッションを観た。
 『ラストミッション』は、2014年のアメリカ合衆国のアクション映画である。監督はマックG、脚本はリュック・ベッソン、アディ・ハサック、出演はケビン・コスナー、アンバー・ハード、ヘイリー・スタインフェルド。

 任務中に倒れ、病院へ運ばれたベテランCIAエージェントのイーサン・レナー(ケヴィン・コスナー)は、脳腫瘍で医師から余命3ヶ月と告げられる。
そこで危険な仕事から足を洗い、残された時間を離婚した妻クリスティン(コニー・ニールセン)と16歳の娘ゾーイ(ヘイリー・スタインフェルド)と共に過ごしたいと願い、パリへと向かう。
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【映画タイトル】 奇蹟がくれた数式(マシュー・ブラウン監督) 推薦人:遠藤(会員)
 奇蹟がくれた数式を観た。
 『奇蹟がくれた数式』は、2015年にイギリスで製作され、2016年に公開された伝記映画である。監督はマシュー・ブラウン、主演はデーヴ・パテールが務めた。

 インドマドラス(現・チェンナイ)、数学者であるシュリニヴァーサ・ラマヌジャン(デーヴ・パテール)は極めて優れた直観によって様々な定理を発見した。
 しかし、数学者としての正式な訓練を受けていなかったがために、証明には数多くの不備があった。そのため、ラマヌジャンは学会から黙殺されそうになった。そんなラマヌジャンに目を付けた人物こそ、ケンブリッジ大学の数学者、ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディ(ジェレミー・アイアンズ)であった。
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【映画タイトル】 コードネーム U.N.C.L.E.(ガイ・リッチー監督) 推薦人:遠藤(会員)
 コードネーム U.N.C.L.E.を観た。
 『コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』は、2015年の英米合作のスパイ・アクション映画である。

 東西冷戦の最中の1960年代中盤。アメリカの中央情報局(CIA)とソビエトのソ連国家保安委員会(KGB)は、核兵器拡散をたくらむ謎多き国際犯罪組織の存在に気付き、この組織がナチスドイツに対して核兵器を販売しようとすることを事前阻止すべく政治的対立を超えて手を組むことになった。
 東ベルリンから亡命する東ドイツ人エンジニアのギャビー・テラー(アリシア・ヴィキャンデル)の脱出劇を巡り対峙していた、CIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)とKGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)が急遽同志となる。
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【映画タイトル】 ジャッジ 裁かれる判事(デヴィッド・ドブキン監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ジャッジ 裁かれる判事を観た。
 『ジャッジ 裁かれる判事』は2014年のアメリカ合衆国の親子の確執を解いた映画である。
ロバート・ダウニー・Jrが主演を務めている。

 ヘンリー・”ハンク”・パルマー(ロバート・ダウニー・Jr)はイリノイ州シカゴ在住の被告側弁護士で、負け知らずのやりて弁護士である。
長年にわたって、ヘンリーはインディアナ州の小さな町に暮らす自分の親族と仲違いをしていた。
裁判中にヘンリー宛に母親が亡くなった報せを聞き、帰郷する。
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【映画タイトル】 アップグレード(リー・ワネル監督) 推薦人:遠藤(会員)
 アップグレードを観た。
 『アップグレード』は、2018年のアメリカ合衆国のバイオレンスアクション・ホラー映画。監主演はローガン・マーシャル=グリーン。
 体内に埋め込まれたAIチップの力によって全身麻痺を克服し、人間を超越した身体能力を手に入れた男が妻を殺害した相手に復讐する姿を描いている。

 舞台は近未来、グレイ(ローガン・マーシャル=グリーン)は謎の連中に襲われ、妻の命を奪われる。
 グレイも激しい暴行を受け、全身麻痺となってしまう。
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【映画タイトル】 交渉人(The Negotiator)(F・ゲイリー・グレイ監督) 推薦人:遠藤(会員)
 交渉人(The Negotiator)を観た。
『交渉人』(原題: The Negotiator)は、1998年に製作されたアメリカ映画である。
 殺人及び横領の罪を着せられた人質交渉人が無実を訴えるべく人質犯として立て籠もり、指名したもう一人の人質交渉人を介して真犯人を明らかにして行く課程を、サスペンス・タッチで描いている。

 シカゴ警察東分署の刑事、ダニー・ローマン(サミュエル・L・ジャクソン)は凄腕の交渉人。ある晩、彼は相棒のネイサン・ローニックから、署内の人間が警察年金基金を横領している事実を聞かされる。その中には内務調査局長のテレンス・ニーバウムの名前もあった。
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【映画タイトル】 マージン・コール(J・C・チャンダー監督) 推薦人:遠藤(会員)
 マージン・コールを観た。
 『マージン・コール』(原題:Margin Call)は、2011年のアメリカ映画である。アメリカ大手投資銀行(リーマン・ブラザーズをモデルとしている)の24時間を舞台とし、2007年に発生したリーマン・ショック/世界金融危機に焦点を当てている。
 2008年の世界金融危機(リーマン・ショック)を題材に、ウォール街が崩壊へと向かう緊迫の24時間を金融マンたちの視点から描いた社会派サスペンス。

 ウォール街のとある投資銀行で、非公表の大量解雇が断行された。
 即日退去を言い渡されたリスク管理部門の責任者エリック・デール(スタンリー・トゥッチ)は、「Be careful.(用心しろ)」という意味深な言葉を残し、USBメモリーを部下のピーター・サリヴァンに手渡して会社を去る。
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【映画タイトル】 天使のくれた時間(ブレット・ラトナー監督) 推薦人:遠藤(会員)
天使のくれた時間を観た。
『天使のくれた時間』は、2000年製作のアメリカのファンタジー映画である。

 遡ること13年前に空港で「ロンドン行きは考え直して」と引き留める恋人のケイト(ティア・レオーニ)を振り切って、仕事で成功するためにロンドン研修に旅立ったジャック(ニコラス・ケイジ)。
その結果2人は別れてしまい、現在のジャックは、ニューヨークのウォール街で成功し、大手金融会社社長として優雅な独身生活を満喫していた。

 クリスマスイヴも幹部を招集し企業合併の会議をし、家族もなく夜も一人で過ごす彼は、ふと立ち寄ったスーパーで強盗まがいのことをしていた不思議な黒人青年キャッシュと出会う。
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【映画タイトル】 隣人は静かに笑う(マーク・ペリントン監督) 推薦人:遠藤(会員)
 隣人は静かに笑うを観た。
 『隣人は静かに笑う』は、1999年のアメリカ合衆国のサスペンス映画である。 監督はマーク・ペリントン、出演はジェフ・ブリッジスとティム・ロビンス。
 挙動不審の隣人の過去を探るうちに、事件に巻き込まれる男の不条理な姿を描くサスペンス作品である。

 大学でテロリズムの歴史を教えているマイケル(ジェフ・ブリッジス)は、ある日、路上で大ケガを負ったブレディという少年を助ける。
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【映画タイトル】 ショーシャンクの空(フランク・ダラボン監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ショーシャンクの空を観た。
 スティーブン・キングの中編「刑務所のリタ・ヘイワース」をティム・ロビンス&モーガン・フリーマン主演で映画化した人間ドラマである。
 1947年、若くして銀行副頭取を務める優秀な銀行員アンドリュー・デュフレーン (アンディ)(ティム・ロビンス)は、妻とその愛人を射殺した罪に問われる。
無実を訴えるも終身刑の判決が下り、劣悪なショーシャンク刑務所への服役が決まる。
 ショーシャンクで「調達屋」ことエリス・ボイド・レディング(レッド)(モーガンフリーマン)と知り合う。そこはノートン所長とハドリー主任刑務官が暴力と恐怖で支配していた。
 孤立していたアンディはレッドに小さなロックハンマーを手配してもらう。アンディは荒くれ者のボッグズとその一味に性的行為を強要されていた。
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【映画タイトル】 最強のふたり(エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ監督) 推薦人:遠藤(会員)
 最強のふたりを観た。
 最強のふたりは、2011年のフランス映画であり、実話に基づいている。
 パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった大富豪の男と、介護役として男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年の交流を、笑いと涙を交えている。
まったく共通点のない2人は衝突しあいながらも、やがて互いを受け入れ、友情を育んでいく。
2011年・第24回東京国際映画祭で東京サクラグランプリ(最優秀作品賞)と最優秀男優賞をダブル受賞している。
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【映画タイトル】 響‐HIBIKI‐(月川翔監督) 推薦人:石野(会員)
 「欅坂46」という歌って踊るアイドルグループがある。そのグループの最年少メンバーでありながら不動のセンターポジションを担ってきた平手友梨奈が、同年代の少女小説家が主人公である「響」という映画の主役=鮎喰(あくい)響(ひびき)を演じた。
 平手友梨奈は、今年1月にグループを脱退したが、この「響」は脱退前の2018年9月に公開されている。これは、「欅坂46」の平手友梨奈として初出演&初主演映画であった。
 この映画の原作は、2017年漫画大賞を受賞した柳本光晴の「響〜小説家になる方法〜」であり、翌年9月に国内約300館で公開された。監督は「君の膵臓を食べたい」の月川翔。
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【映画タイトル】 ダ・ヴィンチ・コード(ロン・ハワード監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ダ・ヴィンチ・コードを観た。
 『ダ・ヴィンチ・コード』(The Da Vinci Code)は、2006年のアメリカ合衆国のミステリサスペンス映画。
 監督はロン・ハワード、主演はトム・ハンクス、他にオドレイ・トトゥやジャン・レノなどフランス人有名俳優も出演している 。
 本映画は、キリストの継承者であるマリアの子孫の存在を巡って、それを公にしようとする側と、その説を打ち消そうとする側との対立を描いた映画である。

 ルーヴル美術館の館内で館長であるジャック・ソニエールの射殺体が発見された。
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【映画タイトル】 天使と悪魔(ロン・ハワード監督) 推薦人:遠藤(会員)
 天使と悪魔を観た。
 『天使と悪魔』(てんしとあくま、Angels & Demons)は、2009年のアメリカ合衆国のミステリスリラー映画である。
『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となる。監督はロン・ハワード。
 ローマ教皇選出の儀(コンクラーヴェ)に際してて、科学の研究に理解を示していた教皇を異端者とし、その流れを阻止しようとするカトリック教会の内部紛争を描いている。

 10億人のカトリック信徒を束ねるローマ教皇が死去し、バチカン市国には全国から枢機卿や信徒が集まりコンクラーヴェが開催されることになった。
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【映画タイトル】 インフェルノ(ロン・ハワード監督) 推薦人:遠藤(会員)
 インフェルノを観た。
『インフェルノ』(Inferno)は、2016年のアメリカ合衆国のミステリスリラー映画。
 ロン・ハワードが監督『ダ・ヴィンチ・コード』及び『天使と悪魔』の続編であり、トム・ハンクスが再びロバート・ラングドン役を務める。

 ハーバード大学教授のロバート・ラングドン(トム・ハンクス)はイタリアはフィレンツェの病院の一室で目を覚ます。
 彼にはここ数日間の記憶がなく、そして世界が灼熱地獄と化す幻影に悩まされていた。彼の担当医のシエナ・ブルックス(フェリシティ・ジョーンズ)は頭部への銃撃による怪我が原因で彼が記憶喪失に陥っているのだと告げる。
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【映画タイトル】  ザ・センチネル/陰謀の星条旗(クラーク・ジョンソン監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ザ・センチネル/陰謀の星条旗を観た。
 マイケル・ダグラス、キーファー・サザーランド主演のシークレットサービスのエージェント2人を主軸に展開するサスペンス・アクション映画である。
シークレット・サービスが大統領警護の任務に就いてから141年。そんな歴史が壊されるのを描いたのが本映画である。

 ピート・ギャリソン(マイケル・ダグラス)はシークレットサービス(SS)に勤務する20年来のベテラン警護官である。
 彼は、レーガン大統領暗殺未遂事件では自らを犠牲にして大統領を守ったというSS内でも尊敬の絶えない伝説的な人物であった。
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【映画タイトル】  サウンド・オブ・サイレンス(ゲイリー・フレダー監督) 推薦人:遠藤(会員)
 サウンド・オブ・サイレンスを観た。
 5人組の銀行強盗団が銀行を襲い、貸金庫から運び込まれたばかりの赤いダイヤを強奪する。
 銀行強盗団は2台の車に分乗すると、乗ってきたバンを爆破し、逃走する。リーダーのパトリックがダイヤを確認しようとすると、それはすり替えられたものだった。仲間の裏切りにパトリックは激怒する。

 その10年後、精神科医ネイサン(マイケル・ダグラス)は、大病院の元同僚に緊急案件ということで呼び出される。
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【映画タイトル】  砂上の法廷(コートニー・ハント監督) 推薦人:遠藤(会員)
 砂上の法廷を観た。
 キアヌ・リーブスが弁護士を務める法廷ミステリー映画である。

 ルイジアナ州ニューオーリンズ。弁護士のリチャード・ラムゼイ(キアヌ・リーブス)は困難な案件に取り組んでいた。
 その案件とは父親(ブーン)を殺害した容疑で告発されたマイク・ラシターの弁護である。
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【映画タイトル】  フライト(ロバート・ゼメキス監督) 推薦人:遠藤(会員)
 フライトを観た。
 デンゼル・ワシントン主演、ロバート・ゼメキス監督の作品である。

 ウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)の操縦するオーランド(オーランド国際空港)からアトランタ(ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港に向かっていた航空機が、突然急降下を始めてしまう。
 機長のウィップ・ウィトカーは制御不能となった航空機を背面飛行させた後に地上への胴体着陸を試みた結果、乗客・乗員102名のうち96名が生還を果たす。
 ウィップは「奇跡のパイロット」として一躍時の人となるが、事故調査委員会はウィップの血液からアルコールが検出されたとして、彼に過失致死罪の適用を検討する。
 実は、ウィップはアルコール依存症で、コカインの常習者だった。
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【映画タイトル】  王様のためのホログラム(トム・ティクヴァ監督) 推薦人:遠藤(会員)
王様のためのホログラムを観た。
 『王様のためのホログラム』(おうさまのためのホログラム、A Hologram for the King)は、2016年製作のアメリカ合衆国のコメディ映画である。
 アラン・クレイ(トム・ハンクス)は大手自転車メーカーの取締役であったが、会社の業績が悪化、その責任を問われる形で解任され、さらに負債に充てるため家や車などは全て差し押さえられ、妻にも去られてしまう。
 アランは娘キットの養育費を稼ぐため、サウジアラビア国王の甥と知り合いだと上司に嘘をつき、IT企業の営業職に転職する。
 ある日、彼は国王に立体的な映像を投影する3Dホログラムを使ったテレビ会議システムを売り込むため、サウジアラビアに向かう。
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【映画タイトル】  キャスト・アウェイ(ロバート・ゼメキス監督) 推薦人:遠藤(会員)
 キャスト・アウェイを観た。
 ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演作品。両者がタッグを組むのは1994年の『フォレスト・ガンプ/一期一会』以来2度目である。

   チャック・ノーランド(トム・ハンクス)はFEDEX倉庫の生産性解決に世界中を飛び回るシステムエンジニアである。彼はテネシー州メンフィス在住のケリー・フレアーズ(ヘレン・ハント)と付き合っている。クリスマスの最中、チャックはマレーシアでのトラブル解決のため呼び出される。
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【映画タイトル】 ミリオンダラー・ベイビー (クリント・イーストウッド監督) 推薦人:遠藤(会員)
 『ミリオンダラー・ベイビー』を観た。
 監督・製作・主演はクリント・イーストウッド。
 公開当時74歳であったこれはクリント・イーストウッドによる25番目の監督作品であるらしい。
 第77回アカデミー賞において、作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞の主要4部門を独占している。
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【映画タイトル】 ブラッド・ファーザー(ジャン=フランソワ・リシェ監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ブラッド・ファザーを観た。
 メル・ギブソンが元犯罪者のアウトローを演じるサバイバルアクションである。
 かつて犯罪の世界に身を置き、現在はアルコール中毒のリハビリをしながら、トレーラーハウスで細々と彫師として暮らすジョン・リンク(メル・ギブソン)。
 彼のもとに数年前から行方不明となっていた一人娘のリディアが突然帰ってくる。
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【映画タイトル】 バトルヒート (エカチャイ・ウアクロンタム監督) 推薦人:遠藤(会員)
 バトルヒートを観た。
 前の「バンコック・デンジャラス」同様、舞台は東南アジアのタイである。内容も似ている。
 主人公は一方は」殺し屋、もう一方は刑事、共に復讐の鬼となり、マフィアや悪をやっつけるという件である。

 ドルフ・ラングレンと、トニー・ジャー(タイの有名なアクションスター)競演によるアクション作品。
 バンコクの刑事トニーは、人身売買を手がける国際的犯罪組織のボス・ドラゴヴィッチの摘発に奔走している。
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【映画タイトル】  バンコック・デンジャラス(オキサイド・パン&ダニー・パン監督) 推薦人:遠藤(会員)
 バンコック・デンジャラスを観た
 次の「バトルヒート」同様、舞台は東南アジアのタイである。内容も似ている。
 主人公は一方は」殺し屋、もう一方は刑事、共に復讐の鬼となり、マフィアや悪をやっつけるという件である。

 本作はニコラス・ケイジ主演。
 自らのルールを忠実に守ることで完璧な仕事をこなしてきた暗殺者ジョー(ニコラス・ケイジ)は、引退を決意し、彼は最後の仕事のためにタイのバンコクへやってきた。
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【映画タイトル】  バレッツ(リシャール・ベリ監督) 推薦人:遠藤(会員)
 バレッツを観た。
 本映画は「レオン」から17年を経たジャン・レノが再度挑むバイオレンス・アクション映画である。
 表題の『バレッツ』(原題: L'immortel)とは、フランス語で「不滅」の意味であるらしい。
英題の「22 Bullets」は、マフィア・Jacky Imbertが22個の弾丸を体に受けながらも生還したことからきているとのことである。
 実在の人物であるJacky Imbertをモデルとしていることもあり、実際に起きた事件がもとになっているらしい。
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【映画タイトル】 クリミナル 2人の記憶を持つ男 (アリエル・ヴロメン監督) 推薦人:遠藤(会員)
 クリミナル 2人の記憶を持つ男という映画を観た。
 ケビン・コスナー主演で、CIAエージェントの記憶を脳に移植された囚人がテロリストとの戦いに挑む姿を描いたスパイアクションである。こういった荒唐無稽な映画は嫌いではない。
 米軍の核ミサイルをも遠隔操作可能なプログラムを開発した謎のハッカー「ダッチマン」の居場所を知る唯一の人物、CIAのエージェントのビリーが任務中に死亡する。
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【映画タイトル】 ラブレス(アンドレイ・ズビャギンツェフ監督) 推薦人:いまほり(会員)
 この映画は、アンドレイ・ズビャギンツェフ監督による2017年のロシア作品である。第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、審査員賞を受賞したほか、ヨーロッパ映画賞撮影賞も受賞している。
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【映画タイトル】 第三の男(キャロル・リード監督) 推薦人:浅丘(会員)
原作、グレアム、グリーン
 戦後すぐ、1952年に公開された。キャロル、リード監督の名作。光と影を巧みに使った映像美。
音楽 アントンカラス。バックミュージックは、チター楽器で有名。
主演 オーソンウエルズ。アリタ、ヴアリ。脇役、ジュセフ、コットン。
主人公は悪役ホーリーと、親友のハリー、名が似ていて、紛らわしい。女はマリア。
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【映画タイトル】 砂の器(野村芳太郎監督) 推薦人:遠藤(会員)
 砂の器を観た。
 本映画は、1974年に上映された物を、最新のデジタル技術を駆使して修復されたデジタルリマスター版が完成され2005年6月に再公開されている。
 松本清張による同名原作を、野村芳太郎監督、橋本忍&山田洋次脚本で映画化した社会派サスペンス。モスクワ国際映画祭の審査員特別賞を受賞している。
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【映画タイトル】 レベッカ(アルフレッド・ヒッチコック監督) 推薦人:遠藤(会員)
 レベッカを観た。
 なぜ観たかというと、「文横映画好きの集い」のグループラインでヒッチコック作品が話題になっており、レベッカが好きな作品として挙げられていたからである。
 昔『ダイヤルMを廻せ!』『裏窓』『知りすぎていた男』『北北西に進路を取れ』『鳥』等を観たことがあったが、レベッカの記憶がなかった。
 ダフニ・デュ・モーリエの『レベッカ』を原作とした、アルフレッド・ヒッチコックの監督作品である。
第13回アカデミー賞にてアカデミー賞最優秀作品賞・撮影賞(白黒部門)の2部門を獲得した。
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【映画タイトル】 ノスタルジア(アンドレイ・タルコフスキー監督) 推薦人:石野(会員)
 タルコフスキーの作品は生涯で8本といわれている。初期の卒業制作中編「ローラとバイオリン」を含めての本数である。
 今回、最後から2番目の「ノスタルジア」をPC経由のビデオで観る機会を得た。8作品の内、この作品だけがアマゾンプライムで観られるという理由からだった。
 タルコフスキーの映画は、独白が多い。正確には傍白というのかもしれないが、哲学的に語られる言葉は詩のように流暢である。独白者の口を伝わり受け手の目を通して脳に届く。情緒的な言葉を使わず感情的なものを排除し、普遍的なものを届ける意思が伝わる。
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【映画タイトル】 本当の目的(Darijan Pejovski監督) 推薦人:遠藤(会員)
 本当の目的という映画を観た。
 二人の女性が列車の席で同席する。一人の女マリカの顔には大きな傷がある。
 この傷は、娼婦稼業の中で、客とトラブルになった際に負った傷である。
その傷を見て何かを感じたのか、もう一人の女ヤナが話しかける。
 ここから奇妙な同居生活が始まる。
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【映画タイトル】 オマールの壁(ハニ・アブ・アサド監督) 推薦人:遠藤(会員)
 オマールの壁を観た。
 本映画はハニ・アブ・アサド監督による2013年のパレスチナのドラマ映画である。
 パレスチナ自治区が舞台になっており、イスラエル政府軍に対してゲリラ活動を行う反政府組織仲間3人の友情、裏切り、心の葛藤を描いた映画である。
 イスラエル情勢に疎い自分であるが、この民族の頑なな志に共感を覚えるともに、熱い気持ちに感動した。
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【映画タイトル】 スクール・デイズ(マイク・パヴォーネ監督) 推薦人:遠藤(会員)
 スクール・デイズを観た。
 昨日観たMUD(マッド)同様、主人公は13歳の少年である。
 スタンド・バイ・ミー同様に主人公は大人になり小説家になっている。
 主人公の中学時代の、恩師との想い出、いじめられっ子との友情、年上の彼女との甘酸っぱい恋愛などを描いている実話である。
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【映画タイトル】 MUD マッド(ジェフ・ニコルズ監督) 推薦人:遠藤(会員)
 MUD(マッド)を観た。
 「スタンド・バイ・ミー」を現代版にしたような、少年二人とある殺人犯との友情を描いた話である。
 少年らは魅力的な男(MUD)の人柄、一途な愛情を知り、彼の逃亡の手助けをしようと企てる。
 その中で、14歳の少年は恋を覚え、失恋の痛手を知り、成長していく。
時代観としては現代というよりも一昔前の感じがする。
 観終わった感想は、面白いし、痛快だし、少年二人が非常に頼もしく思えた。
 大人が忘れていた少年期のもやもやとした不満や欲望を思い出させてくれるいい映画である。
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【映画タイトル】 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(スティーヴン・スピルバーグ監督) 推薦人:遠藤(会員)
 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンを観た。
 この映画は映画通の中ではBEST100に必ず入る名作映画であるらしい。
 ある並外れた詐欺能力を持った高校生と彼を追いかけるFBI捜査官との追撃劇と友情を描いた映画である。
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【映画タイトル】 英国総督 最後の家(グリンダ・チャーダ監督) 推薦人:いまほり(会員)
あらすじ
 1947年、独立前夜のインドが舞台で、最後のイギリス統治者としてデリーにある邸宅にやって来たルイス・マウントバッテン総督とその妻や娘は、その宮殿のような美しく豪華な様に驚く。
 そして、そこではヒンズー、イスラム、シークと異なる宗派の膨大な数の人々が一緒に働いていて、宗派の違う男女が互いに愛し合っているが彼女には婚約者がおり、また独立運動で投獄され盲目となった父親の生活も支えなくてはならない。
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【映画タイトル】 ファミリービジネス(シドニー・ルメット監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ファミリービジネスを観た。
 ある祖父、息子、孫の3世代の泥棒一家の愛憎を描いた映画である。
 根っからの破天荒な生き方しかできない祖父ジェシー(ショーン・コネリー)に孫のアダム(マシュー・ブロデリック)は憧れており、狭き門であった大学の奨学生を自ら放棄し、祖父のような生き方をしたいと泥棒の提案をする。
 最初まっとうな生き方をして欲しいとジェシーはアダムを説得するが、アダムの考えは決まっており、変えることは難しかった。
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【映画タイトル】 コロンビアーナ(オリビエ・メガトン監督・リュック・ベッソン脚本) 推薦人:遠藤(会員)
 コロンビアーナを観た。
 これを観る前に、レオン(完全版)も観た。
 最近、リュック・ベッソン監督に嵌り、連日彼の作品を観ている。
 レオンに関しては、会員のいまほりさんの方で素晴らしい感想を寄せていただいているので、多くは触れない。
(完全版)と(劇場版)の違いは22分長いこと以外は分からない。
 「復讐」から「殺し屋(クリーナー)という流れはレオンもコロンビアーナも共通している。
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【映画タイトル】 A TIME TO KILL(評決のとき)(ジョエル・シューマカー監督) 推薦人:遠藤(会員)
 A Time to Kill(評決のとき)を観た。
 黒人の差別を扱った映画で、白人だけの陪審員の中で勝訴する話である。
 映画の時間も2時間30分とかなり長い。
 しかし、見終わった感想は際立って楽しかった。
 2時間30分なんてあっという間に過ぎてしまっている。
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【映画タイトル】 マリアンヌ(ロバート・ゼメキス監督) 推薦人:遠藤(会員)
 マリアンヌを観た。
 久々にいい映画だったと思う。
 『マリアンヌ』(Allied)は、ロバート・ゼメキス監督、スティーヴン・ナイト脚本による映画である。出演はブラッド・ピット、マリオン・コティヤールである。
 時は第2次世界大戦下の1942年、ケベック出身のカナダ人工作員のマックスはモロッコにてフランス人工作員のマリアンヌと出会う。
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【映画タイトル】 NIKITA ニキータ(リュック・ベッソン監督) 推薦人:遠藤(会員)
 ニキータを観た。
 amazon primeを利用するようになって、リュック・ベッソン監督作品に嵌った。
 今回は初期の作品、1991年製作のニキータである。

 警官を射殺して捕らえられた麻薬中毒のニキータは、政府の秘密機関に属する暗殺者になることを迫られる。3年後、特訓の末にプロの殺し屋になった彼女は恋に落ち、幸せな日々を望んで苦悩するのだった。
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【映画タイトル】 LUCY ルーシー(リュック・ベッソン監督) 推薦人:遠藤(会員)
 LUCYルーシーを観た。
 なんとも奇想天外な発想で作られた映画である。
 人間の脳はその機能の10%ほどしか普段使われていない。
 それが20%になり、50%になり、100%になったらどうなるのかという事をフィクションで描いてみたのがこのルーシーという映画なのである。
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【映画タイトル】 レオン(リュック・ベッソン監督) 推薦人:いまほり(会員)
1994年 フランス・アメリカ合作映画  日本公開は1995年3月
監督: リュック・ベッソン
出演: ジャン・レノ ナタリー・ポートマン ゲイリー・オールドマン

【あらすじ】
安アパートに住み、父親から日常的に暴力をふるわれている12歳の少女マチルダは、隣室に住む凄腕の殺し屋と顔見知りになるが、ある日その父親がヘロインを横領していたため、ガラの悪い男たちに全員家族皆殺しにされる。
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【映画タイトル】 スタンド・バイ・ミー(ロブ・ライナー監督) 推薦人:遠藤(会員)
 スタンドバイミーを見た。本映画は1986年アメリカで公開され、日本では1987年4月に上映されている。
 何度見ても少年期の熱い思いを想い出させてくれるいい映画である。
 1950年代末のオレゴン州の小さな町キャッスルロックに住む4人の少年たちが好奇心から、線路づたいに“死体探し”の旅に出るという、ひと夏の冒険を描いている。
 アカデミー脚色賞、ゴールデングローブ賞作品賞、監督賞にノミネート。また、ベン・E・キングが歌う同名の主題歌はリバイバルヒットした。
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【映画タイトル】 GO(行定勲監督) 推薦人:石野(会員)
 この映画は、21世紀に入ったばかりの01年秋に公開された在日2世の高校生が主人公の青春映画である。原作は前年に直木賞を受賞したコリアンジャパニーズの金城一紀の半自伝的小説。
 この作品には、親子、友情、恋愛、思想、哲学、文学、歴史、政治、遺伝子までをも、伝えたいこと全てが一本の中に、これでもかというほど詰められている。すなわちこの映画はとても多弁である。テーマは重いはずであるが、主人公杉原は「これは僕の恋愛に関する物語だ」と時にストップモーションをかける。
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【映画タイトル】 ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(ロジャー・スポティスウッド監督) 推薦人:遠藤(会員)
 知人から小説が感動したという話を聞いた。映画もそれと同じくらいよくできているという話だった。
 2012年に出版された本『ボブという名のストリート・キャット』(原題:A Street Cat Named Bob)が原作である。
 ストリートミュージシャンのジェームズは、その日の食べ物にも困るような貧困生活を送っている。彼は麻薬中毒で更生プログラムを実施している最中であった。更生担当者のヴェラは、孤独で頼る人もいない彼のために住む場所を用意する。その親切に報いるためジェームズは生活を立て直そうと努力する。
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【映画タイトル】 バンク・ジョブ(ロジャー・ドナルドソン監督) 推薦人:遠藤(会員)
 1971年にあった英国王室のスキャンダルを巡り、その証拠写真を奪い合った実話を映画化。
 主人公のテリーは旧知のモデル、マルティーヌから銀行の貸金庫強奪の話を持ち掛けられ、仲間5人と綿密な計画を立てる。
 しかし、マルティーヌの本当の狙いは、政府からの指示で、マーガレット王女のスキャンダル写真を公民権運動家のテロリスト、「英国のマルコムX」ことマイケルX(Michael X)から奪還することだった。
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【映画タイトル】 感染列島(瀬々敬久監督) 推薦人:遠藤(会員)
 このコロナ感染が全世界を席巻している最中に、映画で「感染列島」を観るのは神経を疑われるところもあるのかもしれない。
だが、裏を返せば現実と仮想(映画)がこれほど接近した状況でこのようなパニック映画を観ることは今後あるかないかというくらいレアな状況であると言えるのかもしれない。
そいう意味で、目をつぶっておきたい状況の中で、最後まで感染列島を見終えた感動も大きかった。
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【映画タイトル】 ブレイン・ゲーム(アルフォンソ・ ポヤート監督) 推薦人:遠藤(会員)
  予知能力を持つFBI捜査官ジョン・クランシーが連続殺人犯を追い詰めるストーリーである。アンソニ・ーホプキンスが老練で渋みのあるFBI捜査官を熱演している。
 アンソニーホプキンスと言えば『羊たちの沈黙』(1991年)で演じた精神病質のハンニバル・レクター博士の役が高く評価され、この作品でアカデミー主演男優賞を受賞している。
 その印象そのままに、いかにも何か特別な能力を持っているような、全てお見通しのような表情を作るのが実に上手い。
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by 文学横浜

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